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こんにちは!セルプロモート人事部 広報の戸屋です。
今年2月、新規事業や自社サービスを始め、セルプロモートのこれからの未来を作り上げていくTechnology&Design部(通称:T&D)へ1名、新たな仲間が加わりました!
彼の名前は、笹森 勇介氏。これまで楽天、YAMAPでのエンジニアリードやマネージャーをしての経験をはじめ、長年のキャリアを歩んできた彼が今、セルプロモートにジョインした理由とはなんだったのか?自身の経験から見えてきたエンジニアのキャリア観や、セルプロモートで作り上げたい未来について、笹森氏にインタビューを行いました!
- 笹森 勇介氏 プロフィール -
1982年北海道紋別市生まれ。東京工科大学卒業後、エンジニアとして17年のキャリアを積む。2023年2月よりセルプロモートにジョイン。福岡県に在住しながら、セルプロモートの新規事業を手がけるTechnology&Design部に副部長として所属し、さまざまな自社サービス開発に取り組んでいく。あだ名は「ささもん」。
◆17年のエンジニアキャリアを経て、セルプロモートを選んだ理由
−−豊富なご経験を持ちながら、なぜセルプロモートを選んでくれたのですか?
入社を決めた理由で一番大きかったのは、前職の楽天で働いていた時の上司だった谷内さん(現・セルプロモートT&D本部長)の存在です。谷内さんが楽天を退社するっていう話を聞いたとき、「よかったら福岡に来てくださいよ」なんて言っていたんですが、本当に辞めてすぐに福岡に遊びにきてくれて。
色々お話しする中で自分が「もっと色々なことにチャレンジしてみたい」と思っていた部分を汲み取ってくださったのか、後日、谷内さんがセルプロモート社長の林さんを紹介してくださったんです。そして実際にお会いしてお話を聞く中で、セルプロモートのビジョンと、自分のやりたいことがぴったり一致しました。
自分がエンジニアとして17年やってきて、日本のエンジニア業界って言ったら大袈裟かもしれませんが、エンジニアの今後のキャリアだったり、日本のエンジニアが置かれている境遇や立場はもっと改善できる方法があるのではないか?エンジニアに何か貢献できるようなお仕事ができないか?とぼんやり思っていたのですが、それが一つ重なったんです。セルプロモートの事業内容やビジョンをお聞きする中で、エンジニアのキャリアを「会社を使ってどうぞ組み立ててください」みたいなスタンスがあると思ったので入社を決めました。
なので、大きく言うと、社長である林さんにお会いさせていただいた時に人柄に惹かれたというのが一つあるのと、もう一つはセルプロモートが掲げているミッションやビジョンが自分のやりたいこととマッチしていたというのが入社理由ですね。
また、これは後日談ですが、そのあと取締役の古後さんも福岡まで会いにきてくれましたw
入社まではトップのお二方にしかお会いしなかったんですが、やっぱりトップの人たちが持っている雰囲気や人柄って、その組織とかメンバーにも伝わると思うんですよね。そういった部分も含めて、自分にとって魅力的に感じました。
−−笹森さんが思う、日本のエンジニアの立場における課題は具体的にはどのようなところでしょうか?
日本にはまだ、エンジニアが「エンジニアリング」という考え方を活かせる場が少ないんじゃないかと思っています。
僕は、そもそも「エンジニアリング」とは社会の課題を解決する考え方の一つだと思います。
「エンジニアリング」という考え方はビジネスサイドの方も当然持っている方はたくさんいらっしゃいますが、どちらかと言うとエンジニアと呼ばれている人たちの方が、この考え方に触れる機会が多いんじゃないかなと思います。それなのに、日本ではエンジニアサイドがその考えを自由に生かせる環境が少ない。海外のように、エンジニア主導でサービスを立ち上げたり、プロダクトを作って社会の課題を解決していけるようになれば良いかなと思っています。
また、セルプロモートが行なっているSES事業もすごく重要ですよね。独自の「FUMIDAI」という仕組みを使って、さまざまな環境を経験して、「違うな」と思ったら戻ってきて、そこでキャリアやスキルを組み立てていく。独立や起業などの最終的なゴールに向かって最短で歩んでいける仕組みを、より普及できたらいいんじゃないかなと思っていますね。そのための具体的なステップについては、これから谷内さんと一緒に考えていきたいです。
◆外国籍エンジニアと共に仕事をしてきたからこそ分かる、日本と海外の価値観ギャップ
ーー今のご自身の考え方に繋がったきっかけは何だったのでしょうか?
これまでたくさんの外国籍の人たちと仕事をしてきました。その中で分かったのが、海外の方々は価値観や考え方が人によってバラバラだということ。そして同時に、日本人ならではの「こうじゃないといけない」考え方がくっきり見えてきたんです。
日本は、ミスをしてしまったり、できてないことに対してすごく厳しい文化があると思います。どちらかというと和や協調性を重要視するというか。良いことなんですけど、それが逆に、和からはみ出た人や少しミスしてしまった人をいいように捉えないっていう厳しさがあるんじゃないかなって。漠然とですが、そういうのも含めて、もっと改善できていければいいなと思っていますね。
海外では、「ミスしても取り返せばいいじゃん!どんどん前に進もう!」みたいな、仕事に対する考え方や物事をポジティブに捉える人が多く、自分自身も励まされたりすることが本当に多くて。そうした経験から、やっぱり日本でもエンジニアが仕事を楽しめる場が作れたら、みんなもっと幸せになれると思ったんです。こういった価値観を日本の会社にミックスし、新しいものが出来上がり、それが海外からも注目されたり…ということに繋がれば、日本の存在感はもっともっと世界に広まると思います。外国籍の方と仕事ができたことは、自分にとってとても良い経験になりましたね。
ーー笹森さんの仕事におけるポリシーはありますか?
良くも悪くもこだわりがなく、臨機応変に取り込めるのが自分の特徴だと思っています。自分が得意とするものは、人と人との潤滑油のような存在になることですね。エンジニア同士、またはエンジニアとビジネスサイドの間って、やっぱり時に溝があるかなって思うんです。何かしら、分かり合えない部分ってあると思ってて。そこの間に立ってみんなの考えも、ビジネスサイドの考えもうまく取り入れて繋いでいく。接着剤もしくは潤滑剤のようになるのが、自分はたぶん得意というか、好きなんですよね。
エンジニアって正直、コミュニケーションが上手くない人も結構多くて。これは偏見もありますが、物事をストレートに言っちゃって、「そんなことできるわけないじゃん」とか普通に言っちゃったりするんですよね(笑)だけど、そういう言い方でも言っていることは正しいんです。ただ、もちろんビジネスサイドが言っていることも正しい。じゃあ、この2つをいかにちゃんと組み合わせていい感じに物事を届けられるか、いかにいいプロダクトを作り上げていけるか。この部分が一番重要だと思っています。
あとは、仕事をしている上で結構重要だと思うのが、「適材適所」ということ。よく、評価だったり、スキル云々、仕事ができるできない云々みたいなのってあるんですけど、それって結局適材適所で物事が進んでいないからそういうことが発生したんじゃないかなと思うんですよ。やっぱり、人それぞれ持っている能力や得意分野は違うので、最適な場所で仕事ができると言うのは一番重要なことだと思います。なので、マネージメント視点にはなりますが、常に適材適所で能力を発揮できているか、課題意識を持って仕事にあたることも大切だと思っています。
−−最後に、これからセルプロモートでどんな業務にあたっていくのか教えてください!
自分の仕事は大きく分けて3つあります。一つ目は、T&Dという新しい部署が発足し、副部長として任命いただいているので、まずは既存のシステムについてキャッチアップをすること。2つ目は、今社内のエンジニアはまだ自分しかいないので、もう一名エンジニアの採用を進めていくこと。そして3つ目は、先ほどの話じゃないですが、エンジニアの育成や今後のキャリアを作っていく仕組みを考えることですね。そこをほぼゼロから作っていくというのが自分のミッションだと思っています。
リーダーやマネージャー職は前職の楽天やYAMAPでも経験してきているので、そこも応用していきたいですね。
興味のある方はぜひ、気軽に話を聞きにきてもらえたらと思います!