カーニバルグループ株式会社のウォンテッドリーページをご覧の皆さま、こんにちは!カーニバル広報のアリスです。いつもお読み頂きありがとうございます。
今回は、かりす馬くんこと弊社代表の川島康平(@charismakohei)にインタビュー!
いつもは気さくでお茶目な川島くんですが、今回は割と真剣に、カーニバルを創業するまでのこと、創業してからのこと、ミッション・ビジョンに込めた想いなどを掘り下げて取材してきました。
何かを始めてみたいけど何からはじめてみたらいいかわからない、大学生活と起業の両立って…、仲間の集め方など、今後のキャリアについて少しでも迷っている方、悩んでいる方の参考になるかと思いますので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです!
川島くんについて
川島康平(かわしま こうへい)
2000年東京都生まれ、慶應義塾大学法学部法律学科在学(4年)
高校2年次の2017年8月にメディア領域で起業。その後、北京・台北・東京で総額280億円を運用する独立系ベンチャー投資ファンドのインフィニティ・ベンチャーズLLP(現・Headline Asia)にてJunior Associateとして約2年間スタートアップ投資関連業務に従事したのち、2021年10月に同社退社。
同月、ヤフー・LINEの親会社であるZホールディングスの投資子会社とEast Venturesの出資でカーニバル(当社)創業、現在は代表取締役社長CEOとして主にセールスとマーケティングの領域を管掌。
インタビュースタート!(質問:有栖)
幼少期はどんなことをしていましたか?
うーん、普通ですね。
小学校の頃に上海に住んでたので、今でもほんの少しだけ中国語が話せます。
特にこれと言った面白い話はないかも…(以下省略)
部活は何をしていました?
中高一貫校だったので、6年間ずっと登山部(山岳部)で、最後の年は部長もやっていました
日焼けとかめっちゃ嫌いそうなイメージを持たれることが多いので、意外ですよね
意外と身長大きいですよね
そんなに大きくもないですね!
173.2センチ、61.2キロです。BMIがジャスト20くらい。
童顔なせいなのか、でもたしかに普段Zoomで会ってる方とオフラインで直接お会いすると「意外と大きいね」と驚かれることがあります。あとはガタイが良いも最近よく言われます。全然そんなことないのですが
今の仕事を始めるまでのことについて教えて下さい
この会社(カーニバル)ができたのが2021年の10月で、それまでは約2年ほど、中国や台湾、日本などのスタートアップ企業(外部資本を投入し、短期間で急成長を目指す会社)に対して出資を行う投資会社の東京オフィスでジュニアアソシエイトとして働いていました。
俗にいうベンチャーキャピタル(VC)と言われる仕事ですね。
今はリブランディングを経てHeadlineという名称に変わったのですが、当時はインフィニティ・ベンチャーズという社名で、同社のブランドネームを冠したインフィニティ・ベンチャーズ・サミット(通称:IVS)というイベントがとても有名です。
年4回、国内の殆どのIT企業経営者数百人が一堂に会し、オフサイトで寝食を共にする、スタートアップ界隈では知らない人がいないものすごいカンファレンスなのですが、運営しているインフィニティ・ベンチャーズの本業は投資ファンドなのでそこまで大きな組織を持っているわけではなくて、
本業の側らほんとに数人のチームで数百人規模のイベントを回していて、なんだか年中学園祭のようなカオス感でした。
特に、自分が入社してから初めてのIVS(2020 Summer)は、新型コロナウイルスの影響で初の完全オンライン開催という壮大なチャレンジの真っ只中で、とにかく全てがハプニングの連続で、直前は本当にバタバタでした!
中高とそこまで激しい部活に入っていたわけでもなく、ハードワークのマインドセットを身につけることができたのは振り返って間違いなくこの数日間ですね。本当に感謝です!
本業の方でも、海外での投資がメインな中で、日本チームの一員として国内起業家のソーシングに関われたことや、億単位の投資意思決定をパートナーの真横で見れた経験は、「自分でもできるかも」といった潜在的な意味での可能性の自己認識を大きく広げられたと思っています。
ベンチャーキャピタルでの仕事を始めたきっかけは?
もともと最初の起業は高校2年生で、メディア系の事業をやっていました。色々と話すと長くなるのですが、サービスのニーズ検証が全くできていなかったり、明らかにエクイティファイナンス(自社の株式を使った資金調達)が必要な事業モデルだったにもかかわらず、その知識が全くなかったり、投資家の方に相手にして頂けなかったりと、
はっきり言って全てがダメダメで、撤退した後に残った多分な反省を胸に、懸念点をできる限りつぶして次こそは必ず成功しようという思いで、修行のつもりで働いていました、
そう、その時に一番問題だなと思ってたのが、スタートアップをやりたいにもかかわらず、エクイティファイナンスの知識がまったくなかったことですね。逆に投資をする側の会社に入れば、また違った角度からファイナンスを勉強できるのではないかという、、とても安直ですが…
なんで高校生で起業しようと思ったんですか?
高校2年生のときに、英語の授業でスティーブ・ジョブズのスタンフォード大の卒業スピーチの動画を観ました!これもまた安直ですね…(以下略)
趣味はありますか?
小さい頃からクルマがめちゃめちゃ好きですね、クルマの中でも、特にトラックが好きです。
生まれて最初に喋る言葉は「パパー」「ママー」とかが多いかと思いますが、僕は近所のスクラップ工場を見て「ブーアーア」(クルマ壊れて悲しいの意)と呟いたそうです。
東京モーターショー、東京オートサロンに行くのが一番の楽しみで、開催期間中は6回くらい行ったりします。
あとはクラブも好きですね。クラブが好きすぎて去年の春に道玄坂に引っ越してきたくらいです。起業してからは忙しすぎて全く行けてないですが…涙
3年の秋で卒業まで残り6単位って本当ですか?学業との両立のコツを教えて下さい!
そうなんです!素敵な質問ありがとうございます!
たしかにスタートアップ界隈は休学してない人の方が珍しいですよね
界隈にいると感覚が麻痺してきますね。コツは
- 語学を1・2年のうちにちゃんと取り切る(語学は日吉で開講されるため行きにくくなる)
- クラスの友達と仲良くする(学科まで同じだと、必須の授業が被りやすい)
- 絶対に卒業を諦めない(潜在意識の力。心が折れそうな時は「2023年3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業」とペンで白い紙に何回も書きまくった)
あとは正直オンライン授業の恩恵もありますが…
スタートアップという世界はとにかく魅惑的で、夢中になれることを見つけられる反面、その魅力に呑まれてしまい、もしかしたら単位が取れなくなる・卒業できなくリスクと常に隣り合わせです。別に大学に行かなくなることが悪いことだとは全く思いませんが…
カーニバルで働いてくれている学生メンバーやインターン生は、僕が全員必ず4年で卒業できるよう命懸けでサポートするので絶対に安心して下さい。僕と付き合うだけ、関わるだけでGPAが上がったとの声もちらほら聞いています。
この会社で成し遂げたいことを教えて下さい
医療ヘルスケアベンチャーといえばメドレー、障害福祉ベンチャーといえばリタリコ、物流ベンチャーといえばカーニバル、といった「巨大市場 × 新進気鋭(ベンチャー)」で第一想起を取れる会社を目指していきたいです。
バーティカルな市場にフォーカスして大きな会社を目指すとなると、必然的に同じお客様に対して、様々な角度から複数の事業で、複数の価値をご提供させて頂きながら課題解決を目指すといったアプローチになると思います。
事業を始める際、ここから物流スタートアップを標榜していくなかで、物流というドメインの中でも、最初に比較的ニーズが顕在化していて、スモールスタートができてかつ単価が高く、キャッシュが立ち上がりやすい事業を選定し、緻密にKPI設計を組んでいきました。
結果、先輩方に比べると全然まだまだですが、ありがたいことに創業数ヶ月のスタートアップとしては比較的高い水準と成長率で月次売上・利益を積み上げられています。
正直もし会社=株主=自分の個人会社だったら、今の会社規模を考えると既に十分楽しくやっていけるような水準ではありますが、何もない状態から信じて自分に賭けて頂き、この事業をやる機会を作ってくださった株主の皆さまに恩返しできるよう引き続き頑張っています。
取引企業数・ユーザー数の最大化をKPIに現在はフリーキャッシュフローの範囲内で既存事業をさらに伸ばしつつ、大型調達を見据え、企業価値向上のための次の一手を常に模索しています!
どんな人に仲間になって欲しいですか?
実は僕はまだ21歳の現役大学生なのですが、高校生も、大学生も、大学院生も社会人も全方位大募集しています。現役高校生の在籍実績もあり、年齢も幅広く、男女仲良くサークルのような雰囲気でやれています。「仕組みを変えて、世界をもっと良くする。」というミッションのもと、顕在化している課題や、今後顕在化する課題に対して、常に新しい仕組みやアプローチで、解決策を一緒に模索していける方を探しています。
個人的には、一見スマートなUIだけど、実は根底にある考え方だったりマインドセットはゴリゴリに体育会系の超絶泥臭い、みたいな人が好きで、自分もそんな感じでありたいなと思っています。
基本的には常にポジティブ思考で、できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるかを考える。
不可能の向こうに可能が、あきらめの向こうに成功が、例えば100回連続で失敗した時に、101回目の成功を本気で信じられる人とめげずに泥臭く、一緒にしつこく挑戦していければと思います!
ありがとうございました!
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