※CAMPFIRE公式note Reignite CAMPFIREマガジン(2025年12月18日掲載)より、代表取締役 執行役員 CEO 中島、取締役COO 藤﨑、取締役 髙山のインタビュー記事を紹介します!
CAMPFIREは理念体系更新のため、「Reignite Project」を推進しています。今回は、経営陣3名—代表取締役CEOの中島真、取締役COOの藤﨑研一朗、取締役の髙山亜希子に、これまで大事にしてきたことと、思い描いている未来について話を伺いました。
ミッション刷新の背景
——今回のミッション刷新は、どのような経緯で始まったのでしょうか?
中島: 実は2年前くらいからずっと議論していたことなんです。今年に入って本格的に始動した形ですね。
髙山: 特に大きなきっかけとなったのは、グループ会社Liveforの立ち上げやコミュニティ領域への展開を考え始めたタイミングだったと思います。従来のクラウドファンディング以上のことに挑戦しないといけないという議論が生まれ、それに合わせてミッション見直しの必要性も高まってきました。
——現在のミッション「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」について、どのように評価されていますか?
藤﨑 : 14年前に立ち上げた時からブレていない感覚がありますし、「人」を軸にした部分や「誰でもアクセス可能なインターネット」という要素も、今でも十分に価値があると感じています。ただ、私たちが実現したいことに対する期待値が上がっているのも事実です。クラウドファンディングという機能的な意義から、そこから生み出される価値をより深く表現できるのではないかという課題意識もあります。
プラットフォーマーとしての価値判断。挑戦への敬意と現実的な成長
——経営判断をする際に大切にしている価値観について教えてください。
藤﨑 : CAMPFIREだからこそ大切にしているのは「挑戦」へのリスペクトだと思います。それはクラウドファンディングそのものもそうですし、大きいプロジェクトも小さいプロジェクトも平等に扱うということ。社内でも挑戦ができる環境を作れるかということを、常に意識する必要があります。
——一方で、事業の持続性も重要ですよね。そのバランスはどう取っていますか?
藤﨑 :たくさんの挑戦を支えるためには、我々の事業が安定的に付加価値の高いサポートを提供し続ける必要があります。そして、より付加価値の高いサポートを提供するには、我々自身が「持続的に」挑戦できる状況を作る必要があります。プロジェクトオーナーの皆さんも同じじゃないですか。夢を実現したいけれど、そのためにはお金を集めて、仲間を集めて頑張っている。夢だけでは実現できないのでバランスが必要なんだと思います。
——攻めの事業を展開する上で、コーポレート管掌役として髙山さんは“守り“を担う場面も多いと思うのですが、葛藤があったことはありますか。
髙山:例えば、ある取引リスクに向き合う場合、私は、法的な思考から、まず情報開示(リスクを適切にユーザーに理解してもらうこと)に意識が向きますが、藤﨑 さんは、事業観点から取引カテゴリー別にリスク対策するなどリスクを根本的に減らすアプローチを提案してくれます。
藤﨑 :こういった場合はとにかく議論を重ねますね。制度やルールが根本的な解決にならない場合もあるので、まずはその制度やルールを設ける上での本質に真摯に向き合っていくことが重要であると考えます。
髙山: 結果的に、リスクの高いカテゴリーに特化してリスクを潰していくという方向性が生まれました。リスクを正面から伝えるという説明責任を果たしつつ、同時にリスクそのものを減らしていく。これは両方大切なアプローチだと思います。
中島:そういった意味では、経営判断をする上で、大きく価値観の不一致があるようには感じてないです。どんな時であっても最終的には、絶対的に社会にとって良いことをしよう!という共通認識があります。
コミュニティベースへの展開で新しい繋がりの創造へ
——今後CAMPFIREは「コミュニティベース」になっていくと伺いましたが、具体的にはどのようなイメージでしょうか?
藤﨑 : いくつかのレイヤーで考えています。まず、プロジェクト単位でのコミュニティ。実行者と支援者が、プロジェクト終了後も継続的に繋がり続けるような関係性です。また、成功した実行者と、これからチャレンジしようとする人たちが相互に学び合い、協力し合うようなコミュニティも想定しています。さらには、CAMPFIREに関わる社員もパートナーも含めた様々な人たちが、いろんなプロジェクトに関わっていくような新しい働き方も考えています。
髙山:先日、社員と能登を訪れる機会がありました。そこには現地にボランティアで入ってる方や、地域の方と協力してクラウドファンディングを実施している方など、いろんなコミュニティがありました。我々がプラットフォーマーの役割を生かして提供できる可能性を身をもって体感しました。
中島: 重要なのは、私たちがコミュニティを運営したいということではなく、実行者の皆さんが持つべきコミュニティをどれだけサポートできるかということです。様々な社会課題に対する想いがあって、その想いに私たちがプラットフォームとして支えることで、協力者が集まりやすくなる仕組みを提供したいんです。
真のミッションは「想い」が動かすもの
——これまでの「想いとお金がめぐる」というミッションについて、改めてどのようにお考えですか?
中島: 最近、頭の中で整理が変わってきているのは、「お金をめぐらせる」ということよりも、明らかに「想いがめぐる」ということが主で、それについてくるのがお金であるという構図です。
髙山: 私たちのサービスも会社も、「懐の深さ」みたいなものを大切にしていると思います。いろんなプロジェクト実行者を受け入れる、いろんなバックグラウンドの人が価値を発揮できる、そういう「何でもあり」のところが強みだと思います。ただし、それが甘さや緩さに繋がってはいけませんが。
——皆さんの話を伺っていて、やはり「想い」という部分が共通しているように感じます。仕組みやプラットフォームというよりも、「想い」が中心になっていく印象を受けました。
中島: クラウドファンディングは逆説的に、「想い」がないとできないものだと思っています。実際、「想い」がないとプロジェクトは立ち上がってこない。だからこそ、世の中にもっと想いを顕在化させる、小さな「想い」をもう少し大きくするということが必要で、それを醸成するのがコミュニティの役割だと考えています。
——最後に、新しいCAMPFIREが実現する未来を一言で表現すると?
中島: 「新しい繋がり」ですかね。結果として起こることは、挑戦に溢れた社会になることです。SNSではかなり大規模に疑似的な繋がりは作られているけれど、まだ社会を変えるまでには至っていない。クラウドファンディングやCAMPFIREが提供するコミュニティで作られる人と人との繋がりによって、実際に何かを成し遂げるということが重要だと思います。
髙山: 「想い」があり、コミュニティがあり、居場所がある。その先として、社会が良くなったり、困っている人が助けられたり、挑戦している人が成功したりする。みんながそれぞれ主役になって、自分の小さな思いが実現する場所。そんな未来を目指していきたいです。
藤﨑 : 「助け合いのコミュニティ」という言葉が好きなんです。クラウドファンディングのCAMPFIREではなく、助け合いのコミュニティとしてのCAMPFIRE。そこに行けば何か助けてくれる、声を上げやすい場所。そんな存在でありたいと思います。
ミッションが知られる会社へ
インタビューの最後に中島はこう語りました。
「日本で有名な企業のミッション、皆さんは言えますか?多分誰も言えないと思います。これは社会の歪みだと思っていて、それぞれの会社が何のためにあるのか、その表明は説明責任に入っていると思うんです。だからまず、ミッションが知られている会社でありたい。CAMPFIREといえばこのミッション、という状態を作りたいですね」
「想いとお金がめぐる」を掲げてきたCAMPFIREが、次のステージに向けてどのような新しいミッションを打ち出すのか。今後もnoteで「Reignite Projec」の様子をお届けしてまいります。
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