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【代表インタビュー前編】自分の天職は“リーダー”という仕事! 起業を志して挫折するも、東洋医学の素晴らしさを実感し、鍼灸サロン開業へ

こんにちは、カリスタ採用担当です。今回から2回にわたり、弊社代表取締役の前田真也(まえだ しんや)のインタビューをお届けします。前編では、生い立ちから学生時代のエピソード、起業への想い、そしてカリスタ創業に至るまでの道のりを聞きました。

子どものころからリーダー気質! 大学時代に出会った、ビジネスの本質に触れる2つの出来事

―― どのような幼少期を過ごしてきましたか?

どちらかというと子どものころから中心に立つのが好きで、よく学級委員長やリーダーのような役目を引き受けていました。中学に入学して半年経ったころ、別の小学校から来たガキ大将に「お前、あそこの小学校のボスだったらしいな?」と目をつけられたことがありました。僕にはまったく、そんな自覚はなかったのですが…(笑)。

でも今、天職は何かと問われたら“リーダーという仕事”だと自己分析しているくらいなので、やはり子ども時代からみんなの中心で動くことが好きだったのかなと思っています。

―― 学生時代の印象に残るエピソードを教えてください

大学に入って、ビジネスの本質を感じる2つの出来事に出会いました。ひとつは1年生のとき、サークルの先輩にデール・カーネギー著『人を動かす』を勧められたことです。人を動かす3原則などを説いた本でしたが、そのセオリーに非常に衝撃を受けました。

もうひとつは、そのサークルで卒業パーティーを企画したことですね。かなり大きな会場だったのですが、思っていたよりも多くの人が来てくれたんです。利益を追求するのではなく、来場してくれる方々、つまり“お客様”を最優先で行動するとおのずとついてくるものがあるということを、大学生活の最後に肌で体感したことは自分の人生にとって大きかったなと思っています。

―― 卒業後はどのような会社に就職したのですか?

新卒でコンサルティング会社に入りました。企業の海外展開を支援するコンサルだったので、入社半年後には上海に赴任し、支社の立ち上げに加わりました。アシスタントとしてオフィス探しから議事録の書き起こし、経理までいろいろこなしました。

実は、そのころから大学時代のサークル仲間3人と、チャットで夜な夜な「自分たちで会社をやりたいね」とやり取りをしてたんです。そのとき、ひとりはロサンゼルスに赴任していて、僕は上海。もうひとりは東京にいて…。その3人で会社をはじめようということになり、僕も上海から帰ってきたのですが、いざ顔を突き合せたら「僕らにできることって何だろう?」と立ち止まりまして…(笑)。結局、それぞれがもっと社会経験を積むことにしようと、前向きに解散しました。

サイバーエージェント社では月間MVPも! 退職時に藤田晋社長からいただいた、深い言葉…

――2社目ではどのような仕事を経験したのですか?

その後、サイバーエージェントに入社して、広告の法人営業を担当しました。最初は右も左もわからない状態でしたが、上司にも恵まれ、徐々に仕事を覚えて成績を上げられるようになりました。最終的には営業統括直属のチームに加えていただき、大口のクライアントを任されるようになりました。月間MVPも何度もいただきました。

また、新卒社員の不満を聞く会、みたいなものを勝手に開くこともありましたね。やはりリーダー気質なのでしょうか、“使命感”のようなものを感じて行動していました。

―― 営業成績もよく、周囲からの信頼も厚かったと思いますが、なぜサイバーエージェント社を退職したのですか?

どうしても自分で起業したいという思いが強かったんです。退職を決意したときは、藤田社長に自らアポイントを取って「辞めます」とお話しさせていただきました。いきなり社長にお伝えするなんて、今考えると、若気の至りですが…。ありがたいことに、社長は「全力でバックアップするから、やりたいことはここでやれ」と引き留めてくださいました。

その後、じっくり自分の気持ちをお伝えしたところ、最終的に社長から「社長としては応援できないが、個人としては応援する」と、懐の深い言葉をいただきました。代表という立場になった今だからこそ、その言葉の重みがわかり、本当に感謝しています。

初の起業を経験するも挫折…前職で総院長と出会い、東洋医学の素晴らしさを実感

―― サイバーエージェントを退社後、最初の会社を立ち上げられたんですね

はい。サイバーエージェント退社後、ウェブ系のコンサル会社を起業しました。でも、あまりうまくいかなかったですね。やはり、お世話になったサイバーエージェントさんと競合するようなことはやりたくないという葛藤がありました。

同時に、いつのまにか起業することが目的になっていたのでしょうか…起業後に目的を見失ってしまったんです。業績低迷のまま1年ほど続けましたが、会社を畳むことを決意して前職のPR会社・ビルコムに入社しました。

―― ビルコム時代はどのような仕事を手がけたのですか?

ビルコムの社長は大学時代のサークルの代表であり、僕が上海赴任中、ロサンゼルスにいた人物です。彼が仲間3人とビルコムを立ち上げて4カ月目ぐらいで、僕もジョインしました。

僕は直接の担当ではありませんでしたが、ビルコムでは世界三大広告賞のすべてで金賞に輝くという快挙を経験。そこから大企業のクライアントも増え、いわゆる“ナショクラ”のマーケティングを多数お手伝いさせていただき、僕自身も多角的にマーケティングを学ばせてもらいました。でも、起業への思いは消えることがなく、社長には「いつかは辞める日が来ると思います」という相談もしていました。

―― コンサルティング会社、サイバーエージェント、起業、ビルコム…と歩んできて、そこからどのような経緯でカリスタを創業したのでしょうか?

ビルコム時代、部下として出会ったのが、現・カリスタ総院長のCHIHIROです。彼女はアナウンサーとして激務をこなしていたときに鍼灸を受けて感動した経験から、ゆくゆくは鍼灸の道に進みたいという思いを持っていたんです。

彼女から東洋医学の素晴らしさについて聞くうちに、今後、物質社会から感情的な豊かさを求めたり、ストレス社会に向き合っていく時代になっていくであろうこと、日本国内だけではなく、世界的にもそういったトレンドが来るであろうことを感じ、鍼灸師として独立を目指す彼女と事業をはじめようと決意しました。

――すぐに事業をスタートしたのですか?

1日も早く開業したいという思いがあり、まだ総院長が鍼灸の専門学校に通っている頃でしたが、週末1日だけ、ハンドトリートメントサロンを自宅でスタートしました。最初はお友達に来て頂きましたが、その頃に来て頂いた方々には今でも感謝しています(実は、その頃から今もずっとご来店し続けてくださっている方もいます)。そして総院長が学校を卒業し鍼灸師の国家試験に合格した春、自宅マンションの一室をサロンとして会社を立ち上げたんです。「鍼のおかげで体が楽になった」「カリスタのおかげで仕事に前向きに取り組めるようになった」などのお客様の声を聞くにつれ、「鍼灸って本当に素晴らしいな」と実感させられましたね。

いかがでしたか? 後編では店舗事業にとどまらず、ネット事業をはじめたきっかけや、今後のビジョン、候補者へのメッセージなどを聞いていきます。ぜひこちらもご覧ください!

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