多様なバックボーンを持つモノクラムのクリエイターたち。
新卒・中途問わず多くの社員が日々挑戦し、クリエイティブ制作に奮闘しています。
その対象者”約220名”の中でもっとも活躍したクリエイターに贈られる賞を受賞したのはLINE静止画チームのチーフを務める長浜さん!ひとり一人と対話を重ね成果を出すために向き合ってくれると、チームメンバーから厚い信頼を寄せられています。
そんな長浜さんに、紙媒体のデザイナーからWeb広告デザイナーに転身した経緯、モノクラムで働く魅力などを語ってもらいました。
長浜 継興
2019年09月 株式会社モノクラム 中途入社
LINE静止画チーム配属
2021年11月 AIクリエイティブ_LINE静止画 チーフ拝命
2022年12月 広告カンパニー社員総会にて「ベストクリエイター賞」を受賞
株式会社モノクラムは、“デザイナーファースト”という理念を基に、高品質なクリエイティブを提供するシーエー・アドバンスの子会社です。
HP:https://www.monocram.co.jp/
入社4年目で掴み取った「ベストクリエイター賞」
――改めまして受賞おめでとうございます!
チーフとしてクオリティマネジメントや極AI新機能推進などLINEチームを牽引!
クリエイターとしても幅広い案件に携わりながら大きく組織に貢献した姿勢が評価されました!
まずは感想をお聞かせください。
極予測AIとは:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24647
ありがとうございます! まさか表彰されるとは思わなかったので嬉しいです。
モノクラムは今年、 事業拡大に伴い約100名の新しい仲間を迎え入れました。これまで以上に育成環境を整える必要があったので、効率よく研修が出来るよう研修資料を更新しました。周りの先輩方に支えられながら、上手くまとめることが出来たと思います。
それと同時に、チーフをしながらも個人の制作で広告効果を下げないように頑張っていたことが成果に繋がったのかなと思っています。
――組織全体に貢献する、素晴らしい成果ですね!
長浜さんは普段どのようなお仕事を担っているのでしょうか?
LINEで配信される広告のバナーを制作する「LINE静止画チーム」でチーフをしています。
具体的には、効果の伸ばし方、デザインの表現で悩んでいるメンバーの相談に乗ったり、案件の業務調整などをしています。あとは、新人さんの育成をやりつつ研修時の資料作りも担当しています。
さらなる高みを目指して。
紙(DTP)のデザイナーから「WEB広告デザイナー」へ
――これまでのキャリアと、モノクラム入社までのストーリーを教えてください!
前職では、主に折込チラシの制作を行うDTPの仕事に約6年間携わっていました。そこで動画の経験など様々なチャレンジをさせて貰ったのですが、ふと「私が作ったチラシや動画で効果が出ているのか」と思う時期がありました。クライアントからは「チラシのおかげで売上が伸びました!」と言っていただくこともあったのですが、どうも実感に結びつかずモヤモヤしていました。
そんな時、モノクラムで働いている先輩から連絡をいただき「WEB広告だと配信後の細かい数値を見て、分析が出来る」という話を聞いてWEB広告に興味を持つようになりました。実際にモノクラムの会社説明会に参加して、成果が目に見えて分かることが凄く楽しそうだなと思い入社を決意しました。
――紙媒体からWEB広告業界に挑戦。ギャップはありましたか?
使っているツール、完成した仕上がりが違うので最初はかなり戸惑いました。ツールは実際に使ってみるとそこまでの違いはなかったので、ギャップは1ヶ月ぐらいで無くなりました!
他にも、ポスターは同じサイズで印刷し手に取って見れたりしますが、WEB広告は媒体を通して配信され、スマホなど見る人によって表示されるサイズが違うのでとても新鮮でしたね。
自分でデザインを考えるのは初めてでしたが、周りの先輩方の手厚いサポートもあってデザインに対する面白さを知ることができました。
――モノクラムは「デザイナーファーストな環境」に力を入れています。
実感する時はどのような場面でしょうか?
オフィスだと、機能性が高いハーマンミラーの椅子をはじめ、照明の明るさにもこだわっているのでより集中できる環境に繋がっていると思っています。そしてリラクゼーションスペースにはコーヒーメーカーがあるのでアイディアに行き詰まった時の息抜きとしてかなり助かっています。
仕事の面でより感じるのがサポーターの存在です。前職だと営業や数字のやり取りで時間が取られることも多かったのですが、モノクラムではサポーターが対応をしてくれるのでデザイナーは制作だけに集中することが出来ています。
福利厚生だと、デザイン本とかを会社の備品として買ってくれるので勉強にも役立っていますね!
チーフとして芽生えた決意
――チーフに抜擢された時の心境を教えてください。
今回、広告カンパニー大賞に選ばれている國吉さんの後任としてLINEチームのチーフになりました。
「私に務まるかな」といった不安が大きかったです。ですがモノクラム代表の洲鎌さんや、周りのチーフの方々は対等に私の意見を取り入れてくれたので積極的に発言を行うことができました!
チーフになったことで、個人だけじゃなくメンバー全員を意識することが多くなりました。案件の内容だったり、営業とのやり取りなど些細なところをメンバーから聞くことで気軽に相談をして貰える関係になったと感じております。
▼広告カンパニー大賞 ~「AI新時代」に挑むクリエイターの決意~(國吉沙彩さんのインタビュー)
――視座を高く持つキッカケにも繋がったんですね。
この1年で印象に残っているエピソードはありますか?
私達は事前に広告効果を予測する「極予測AI」というツールを使って制作しています。
2022年は極予測AIがより詳細に予測できるようにバージョンアップし、作り方も大きく変えることになりました。その際、どのような作り方が本当に最適なのかを、チーフ陣で議論をした時があったんです。私達の意見が会社全体のルールに関わってくるのでプレッシャーもあり大変でしたが、新しい作り方で広告効果も伸びてきたので、頑張って良かったと実感しています。
今までは指示をもらって動いていた部分が多かったのですが、この経験から「こうしたらもっと良くなるのではないか」と主体的に自ら考えて動けるようになったと思います。
コミットできる環境で「効果」を最大化
――成果を出すために意識していることがあれば教えてください!
個人として意識していることは、3つあります。
1つ目は
「効果が出ているバナーを元に、何が効果に繋がっている要因なのか営業と良く会話をして分析をする」
2つ目は
「コンサルの方から媒体の効果の良い傾向の資料を共有してもらい、それを元にバナーを提案する」
3つ目は
「モノクラムの独自ツールで他のデザイナーが作ったバナーを見てアイディアをもらう」です。
このPDCAを繰り返すことで成果に繋がっていることが多いです。
あとはチームで成果が出せるよう、サイバーエージェントのコンサルやLINE社から効果が良い表現やトレンドの資料を貰ってメンバーにすぐ共有するようにしています。
――成果を出すためにPDCAをくり返すことは、大事なことですね。
チームメンバーから厚い信頼を寄せられている長浜さんですが、今後の展望を教えてください。
LINEチームは先行して新しいバージョンの極予測AIを使って制作を行ったのですが、幸いにもエンジニアと関わる機会が多くありました。ツールを使う立場だけではなく、使いやすくする為にこうした方が良いなど、提案が出来る場があることでより当事者意識を持って取り組めたと思います。
自分達でサービスを作っているんだとモチベーションにも繋がる良い機会になりました。
今後も意識高く、効果と向き合うチームにしていきたいです。
デザイン未経験でも学びながら”活躍できる”場所
――最後に、長浜さんのモチベーションはなんでしょうか!
やはり、自分で効果が見れることですね。WEB広告は表示回数、クリック数など目に見えて効果が分かります。その結果をもとに分析して次のバナー制作に活かすことができるので、効果の高いクリエイティブを作り続けていくことに繋がっています。そういうところで、この仕事をやってて楽しいなと感じています。
個人の頑張りもそうですが、チーム全体で効果を上げていくために取り組むこともやりがいに繋がっています。
変化が多い環境なので、変化に対して前向きに捉えて活かしていける人は合うと思いますね。未経験でも学びながら活躍できる場所がモノクラムにはあるので、ぜひ興味があればチャレンジしてほしいと思います。