入社後わずか半年で圧倒的な成果を残し、ベストルーキー賞MVPを受賞した福里さん。
順風満帆にみえたその陰では、上手くいかず苦戦する日々…。
そんな彼は立ちはだかる障害をどのように乗り越え、どう成長していったのか。
本記事では、未経験で入社した一人のルーキーの成長過程をお届けいたします!
福里 武留
2022年03月 シーエー・アドバンスに入社
2022年05月 月間表彰にてスタートダッシュ賞を受賞
2022年10月 月間表彰にてベストインパクト賞を受賞
2022年10月 メディア・ゲームカンパニー社員総会にてベストルーキー賞MVPを受賞
※ベストルーキー賞とは?
22年度(2021年10月~2022年9月)に入社し、最も成果を出した人に贈られる賞。
どうしたらサービスに貢献できるのか
ーベストルーキー賞受賞おめでとうございます! 受賞したときのお気持ちを教えてください!
僕たちチームは、皆それぞれ総会の賞を狙っていて、自分もベストルーキー賞を “絶対取りたい!!” と思いながらこの半年、がむしゃらに頑張っていました。自分の中でも手応えを感じていたので、心のどこかでベストルーキー賞を取れるのではないかと思っていました。
MVPに選ばれた時は、予想通り!と思う半面、まさか本当にMVPに選ばれるとは…と驚きもありました。
ー受賞スピーチも堂々と話しているな、と感じたのですが、受賞後に話す内容は事前に考えていたんですか?
受賞を狙っていたので表彰された時のために少し考えていたのですが、ステージに立った瞬間に頭が真っ白になってしまいました。今思い出そうとしても何を話したか覚えていないので、緊張していたのだと思います(笑)。
ーそんなに緊張されていたんですね!
入社から半年での受賞だったと思うのですが、振り返るとどんな半年でしたか?
目の前の仕事をこなすことに精一杯で、一つ一つを一生懸命やっていたという感じですね。ABEMA内で複数の番組の視聴を促す施策を組むのが自分のプランナーとしてのミッションだったのですが、そのためにはまずABEMAの仕組みを理解しなければならなかったので、番宣チームの仕事もさせてもらいつつ、仕組みを学びながらプランナーの仕事も並行して行っていました。
自分から動かないと何も生まれないのがプランナーなので、“どうしたらサービスに貢献できるのか”といったところを常に意識して、主体的に動くようにしていました。
プランナーのお仕事は、色々な方と連携をとって進めなければいけないのですが、なかなか自分がやりたいことを相手に伝えられず、苦戦しました。コミュニケーション能力には自信があったのですが、テキストでのコミュニケーションには慣れていなくて、テキストで伝える難しさをそこで痛感しましたね。
ー目まぐるしい半年だったのを聞いていてすごく感じたのですが、苦しかったことや大変だったと思うことはありましたか?
直近になるのですが、ワールドカップの案件です。ABEMAとしても初めての試みだったので、“0から1を作る“のが大変でした。これまでは、ABEMAの各チャンネルごとにイメージ通りのターゲティングが出来ていませんでした。ここの課題をワールドカップに向けて見直していったのですが、具体的にどういう風に改善していけばいいのかわからず、悩んでいました。
とりあえず「やってみよう」と思い、自分の考えた施策を多方面の方々とすり合わせをして進めていった結果、少しずつ課題を解決することができました。これにより、目標においていたワールドカップの新規視聴者数の数字達成に近づけたので、とても良い経験になったなと思います。
プランナーの仕事は、単に実績を残すだけじゃ意味がなくて、サービスをどれだけうまく運用して、どういった施策を打てばたくさんの人に見てもらえるのかを常日頃、考えて動かなければならないので、今後もそこは意識していこうと思います。
成長のきっかけと実感
ーここまで来るのにいろんな業務をされてきたかと思いますが、「成長したな」と実感した瞬間はいつでしたか?
実感したのは前任の方が退職された時です。僕が入社して3か月目くらいの時に、前任の方が退職するという話を聞いて、その時はめちゃめちゃ焦りました。でも、だからこそ残りの期間でしっかり独り立ちできるようにならないと…と思い、無意識ではあるのですが、頑張ってたかなとは思います。
それもあって、前任の方が退職されるときには内心「一人でもいけるな」って思うくらいに成長していましたね(笑)。そこが成長を実感した瞬間だったかなと思います。
ー成長していく中で、ライバル視している人はいますか?
います。ライバルと言っていいのか分からないのですが、一番はスーパープレイヤーであり、僕の上司でもある大城一人さんです。皆さんそれぞれがスキルを持ったプレイヤーなので、チーム全員がライバルではあるのですが、目標にしたいと思うのはやっぱり一人さんです。
一人さんはもともと、プレイヤーとして活躍されていた方なので、プレイヤー目線でのアドバイスをしてくれたり、時には、マネージャーとして挑戦したい施策などを相談すると「やってみたらいいよ」と、背中を押してくれます。失敗してもそこから見直してまた新たに挑戦できる環境を作ってくれるので、そういったところが尊敬できるところであり、見習いたいところでもあります。
あとは、入社のきっかけにもなったニュースチームの友利 公次郎さんですかね。元々同じ部活の同級生で、彼も最近マネージャーに昇格するなど活躍しているのを身近で見ていて、とてもいい刺激になっています。
「何かあれば福里」の頼れる存在へ
ーこれからどういったプレイヤーになりたいかイメージはありますか?
そうですね。今回は入社から一年以内の人が対象となる「ベストルーキー賞」を受賞できました。でも次回からは全社員と競争して受賞を狙わなければなりません。次は、目先の業務をこなすだけではなく、組織貢献できるような人材になりたいと思っています。
内部手法の目標でもある「プランナーの育成」に貢献したいので、まずは自分自身が一人前のプランナーになる事からかな、と思っています! それが出来るようになった時に、サイバーエージェントやABEMAの中で“施策やプランナーの件で何かあれば福里”と言われる人材になりたいです!
ー頼れる存在になりたいという事ですね!
来年の総会も期待しています! ありがとうございました!