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ベトナム、仙台、東京、沖縄の拠点を跨いだ組織づくり

シーエー・アドバンスには、「DX室」というオペレーションの課題解決を行うためにシステムの開発や導入推進を行うチームがあります。

今回はDX室の最前線に立ち、2021年度 広告カンパニー表彰式において『ベストプレイヤー部門』でMVPを受賞した富原さんに普段の取り組みや日々大切にしていること、今後の目指す先などについて語っていただきました。

富原 瑞貴
2018年12月 シーエー・アドバンスに入社 ブランドオペレーション JBSチームに配属
2019年3月  レポートチームに異動
2021年5月  オペDX室に異動
2021年9月  オペテクカンパニー月間ベストプレイヤー受賞
2021年12月 広告カンパニー表彰式にてベストプレイヤー賞MVPを受賞。
※約200人の社員でもっとも活躍した社員に贈られる賞

開発者とオペレーターを繋ぐ架け橋

―シーエー・アドバンスに入社する前の経歴を教えてください!

この会社に入社する前は、高校生の頃から7年続けていた飲食店でアルバイトとして働いていました。20代になり将来について真剣に考えた際、「別の業界で正社員として働きたい」と少しずつ思うようになりました。

当時の私はこれといって特別やりたいことや目標もなかったため、「まずはお仕事してみよう」くらいの気持ちで派遣で入社をしました。シーエー・アドバンスで働くうちに会社のカルチャーに惹かれて転籍することを決意。

以降、この会社で中長期にわたってDXで事業を伸ばすべく邁進しています。

―実際に派遣さんからの入社でも、様々なミッションに挑戦して富原さんのように転籍される方もいらっしゃいますね!中長期的な挑戦のポジションとして、今はどんなお仕事をされてるんですか?

私は「オペDX室」というチームに属しており、業務内容としてはサイバーエージェント側のニーズに応えたり、シーエー・アドバンス内のオペレーションの課題を解決するためにシステムの開発や導入推進を行っています。

オペDX室では、一つ一つのプロジェクトを沖縄チームだけではなくベトナム、仙台、東京のDXチームの方々と協力し合い拠点を跨いでお仕事をしています。

その中での私の役割としては、オペレーターの課題に対してどんなシステムが必要なのか、システムを作ったあとのインパクトはどれくらいなのかを試算したりしています。

それに加えて、プログラミング経験やシステムの知見があまりないメンバーからの依頼でも「何をどう実現したいのか」を開発者側に齟齬なく伝わるようにパイプ役を担っています。

         ▼ベトナム、仙台、東京の方とミーティングしている様子

「DX」を通して会社と個人の可能性を広げたい

―拠点を跨いだ業務ならではのメリット/デメリットはありますか?

デメリットに感じていることは正直全く無いです(笑)
物理的な距離はもちろんありますが、各拠点の互いの心の距離はとても近くに感じています。

ここはメリットにも繋がるのですが、各々DXチームに配属される前は事業部にいてオペレーション業務を行ってきたメンバーが多く集まっています。その経験もあり、同じシーエー・アドバンスで働く人たちの悩みや現場の課題感をいち早く理解して解決に動き出すことが出来ています。

また、拠点関係なくそれぞれの持っているスキルや課題をシェアすることが出来るので、シーエー・アドバンス全体で一つの課題に取り組むことができ、最近では解決までのスピードや精度が格段に早くなっているなと肌で感じます。

―実際にオペレーションの現場にいた経験があるのは大きいですね!開発側とオペレーター側の架け橋を担うにあたり、大切にしていることがあれば教えてください!

開発側とオペレーター側との丁寧な会話やその事業部にあったシステムを慎重に考えて提案することを一番大事にしています。

今、世の中でも「DXの重要性」が浸透しつつあるかと思います。その重要性をいかに世の中や自社に浸透させるのかが現代社会の課題でもあり、今の私の課題でもあります。

DXをワークさせる為に「スキルのある有能な開発者をアサインして便利なツールを作り続ければいい」と考える人も中にはいるかと思います。当然それも大事なことですが、併せて私たち自身がシステム融合についてもっと身近に感じ、組織改革や知識の底上げをしていく必要があると考えています。

DXは、特殊な知識やスキルが必要になってくるので知見のない人からすると、抵抗があり導入を前向きに検討すらしてもらえないのが現状です。だからこそ私たちDXチームが先陣をきり、自動化することによって時間を大幅に削減でき可能性が今以上に広がるのだという事を示す必要があると感じています。

今後はもっと前向きにDX化に取り組んでもらえるようなきっかけ作りと、携わってくれた開発者が「スキルを磨いてきて良かったな」と思うような有意義な計画を立てていけたらと考えています。

未来に向けて少しずつ変化していくために

―2021年度の社員総会でベストプレイヤー賞MVPを受賞されましたが、ノミネートに名前があがった瞬間からMVPを受賞されるまでの心境はどうでしたか?

狭き門のノミネートにまさか自分が入るなんて思ってもみなくて、自分の名前を見つけたときはとても驚きました。

一緒にノミネートにされていた方も普段から活躍されていたり、全社的にも名を知られている優秀な方々が多かったのでMVPをとるのは難しいだろうと思っていました。

自分が2021年度、取り組んできたことは営業やコンサルみたいに会社の売上や顧客を増やしたりする事ではなかったので、それも含めたうえで選んでもらえたのはとても嬉しかったですし、自分のことだけど感動しました。

―何百人といる社員の中でノミネートならずMVPを受賞されるのは本当にすごいです。この一年、どんな一年でしたか?

私自身、レポートチームと一つの事業部を巻き込んでオペレーションの自動化にチャレンジしたのが初めてだったので、多くの学びもありつつ、プロジェクトを成功させた時は自信にも繋がりました。

その分、遅くまで残業したり、休日も仕事のことを考えてしまう事もありましたし、自分に負けそうな時も何度かありました。

でもそういうネガティブな思い出もいま振り返ると、一生懸命になれていたなと思えるのと、一年の大半をそういう夢中になれることに費やせていたのはとても幸せなことだなと感じます。

―何かに没頭して過ごせるのはたしかに幸せなことですね。では、最後に今後、富原さんが目指す先を教えてください!

今後はもっとスキルアップをして、サイバーエージェントが大きな成果を残した時に「実は成果を出せたのは沖縄の優秀なオペチームのおかげです!」と言ってもらえるくらい力をつけていきたいと思っています。

そうなるために何をすべきかというはまだ具体的に言語化できていないのですが、そういう組織を作っていくメンバーの一人になりたいと思っています。

また、最近ではITの授業や習い事でプログラミング教室に通う子どもたちが増えてきているので、ITリテラシーが高い子どもたちが多くなってきました。その子どもたちが大人になった時にこれまで培ってきたノウハウやスキルを生かせるように私たち自身、ITやDXについてより理解を深めていかなければなりません。

未来に向けてDXチームだけではなく、会社全体が意識改革をして育成の仕組みや浸透させる仕組みを考え、変えていけたらと思っています。会社の文化を次の時代のために少しずつ変化させていくというのが今の私の目標であり理想です。

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