「働く はまだ変えられる」?キャリア・マムが大事にしていること
Photo by Nathan Dumlao on Unsplash
こんにちは!株式会社キャリア・マム 採用担当のSです!
本日は、キャリア・マムとして初めてのストーリー投稿ということで、
私たちが大切にしているビジョンについてお伝えできたらと思います。
キャリア・マムの創業ストーリー
私たちのビジョンは、「女性のキャリアと社会をつなぐ ~自分らしく生きる楽しさを多様な働き方でかなえる~」。
この考えを持つようになったのは、弊社代表・堤の、とある経験がきっかけでした。
今から20年ほど前、堤の子どもがまだ小さかったある日、堤は子どもと公園に出かけました。
そこで出会ったのは、同じくらいの年ごろの子供と遊びに来た、同年代の女性たち。
しかし、堤は彼女たちを見て、「なんとなく輝いていない」と感じました。
それはなぜか…。堤なりに考えて出した答えは、「ママたちが自分で稼いでいないから」では?ということでした。
当時はいわゆる「3歳児神話」が残っていた時代で、保育園に子供を預け、都心の会社まで通うなど、全く考えられなかった時代。
そのため、ママたちは、家庭と公園、スーパーとの往復をするような生活をしていました。
そうすると、家でも、周りのママたちからも、どうしても「○○ちゃんのお母さん」「○○さんの奥さん」、と呼ばれるようになってしまいます。
誰かのお母さん、ではなく、自分自身の名前で世の中から必要としてもらうことで、「自分自身を生きること」ができるようになるのではないか?
そして、イキイキしたお母さんになら、次の時代を切り開く子どもたちが育てられるのではないか?
こうして、キャリア・マムの前身である育児サークルが発足しました。
地域で、どうやったら働けるのか?答えはパソコンにあり
折しも当時は、コンピューターの小型化が進み、パーソナルコンピューター(=パソコン)が登場してきた時代。
中でも、堤の住んでいた多摩地区はパソコン関連の企業も多く、パソコン黎明期にもかかわらず、育児サークル参加者の2割ほどの家庭にパソコンがありました。
それまでの連絡手段といえば、手紙か電話、ファックスでしたが、パソコンがあれば、メーリングリストで情報のやり取りが可能です。
これなら、多摩ニュータウンに住んでいても、丸の内のビルに出社するのと変わらない仕事ができます。
とはいえ、「イクメン」という言葉もなかった当時、お母さんたちは家事に子育てに大忙し。
一日8時間、きっちり机の前に座って働くなんてことはできません。
そこで考えられたのが、チーム型でのアウトソーシング事業やマーケティング業務。
1人で8時間働くのが難しいなら、8人が1時間ずつ仕事すればいいじゃない!という、今でいうワークシェアリングの考え方を導入し、パソコンでの業務と組み合わせました。
このようにして、自宅で、パソコンを使い、自分の働ける量だけ働く、キャリア・マムの仕事のしくみが完成したのです。
「働きたい人が働ける」を当たり前に
それから20年。「働き方改革」は国の政策となり、女性が子供を産んでからも働くことは、決して珍しいことではなくなってきました。
それでも、私たちは、まだまだ「働く」は変えられると信じています。
例えば、本格的に外勤復帰するのが難しい、幼児期の子どもを育てる方。
ひとり親として、家族を支える方。
ご自身の病気や親の介護の傍ら、仕事をしている方。
地方に住んでいて、短時間勤務に理解ある企業に巡り合えない方。
様々な事情を抱えていても、どこに住んでいても、自分のできる働き方をして、「自分自身を生きる」ことはできるはず。
私たちはこれからも、このメッセージを、仕事を通じて伝え続けていきます。
同時に、働いてもらう企業の側に対しても、働き方改革や在宅ワーカーの活用は単なるCSRではなく、事業に対するメリットが大きいのだということを丁寧にご説明し、
キャリア・マムの提案する在宅ワークを拡げていく、つまり、新しい「働く」を創るため、積極的に活動を続けてまいります。
今、私たちが求めているのは、この「働く」を一緒に創ってくださるメンバーです。
私たちの軌跡に共感していただけた方は、ぜひ弊社に話を聞きにいらしてください!
現在は23卒、第二新卒、既卒の方を積極採用中です。このほか、中途採用につきましても募集する場合がございますので、ご興味がございましたらお気軽に話を聞きに来ていただければと思います。
みなさまからのご応募、心よりお待ちしております!