クライマーの開発チームには、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。今回登場する藤田さんも、そのひとりです。
前職では、過酷だけれど経験値のたまる環境で、半年ほどプログラミングに携わっていた藤田さん。その前には、中国で日本語教師をしていたり、配膳ロボットの営業をしていたりと、少しユニークなキャリアを歩んできました。
そんな藤田さんが、C-limber(クライマー)株式会社に入社したのは2025年5月。
「まだ3ヶ月くらいの感覚です」と話すものの、実際にはもう半年が経ち、今ではPHPのバージョンアップや新規サービスの機能開発など、開発の現場で着実にステップアップを重ねています。
この記事では、「入社6ヶ月社員の本音インタビュー」として、現在の業務内容や入社の決め手、前職との違い、クライマーで感じている環境・制度の魅力、そして今後チャレンジしたいことや将来の目標まで、ざっくばらんに語ってもらいました。
入社から半年。「体感では、まだ3ヶ月くらいです」
── まずは、入社から半年経った今の率直な気持ちを教えてください。
めちゃくちゃ緊張してます(笑)。
入社してからは本当にバタバタしていて、一瞬で半年が経った感覚ですね。体感としては、まだ3ヶ月くらいな気がしています。5月15日に入社したので、ちょうど先週くらいで6ヶ月だったんですが、「え、もうそんなに?」という驚きの方が大きいです。
まだ分からないことだらけではありますが、少しずつ会社や業務にも慣れてきたかなと思います。
未経験に近い状態から、バージョンアップと新規開発へ
── 現在はどんな業務を担当していますか?
今やっているのは、大きく分けて2つです。
1つ目は、PHPの古いバージョンで動いているシステムを、現行のバージョンにアップデートしていく作業。
2つ目は、新しく立ち上げているサービスの新規開発で、機能追加などの実装を担当しています。
── 入社前のご経験を踏まえると、ほぼ未経験に近い状態からのスタートだったんですよね?
そうですね。前職も一応「プログラミングの会社」ではあったんですが、本格的にコードを書いていたのは半年くらいでした。
それ以前は未経験に近い状態だったので、「ほぼほぼ未経験寄り」という感じでクライマーに入社しました。
── そんな状態から、バージョンアップや新規開発まで6ヶ月で任されるのはすごいですね。
前職での経験も活きていますし、あとは今だとAIの力をかなり借りながらやっています。もちろん、自分の頭で考えることが前提ではありますが、「調べる」「試す」のスピードはAIをうまく使うことでかなり上がったなと感じています。
── 6ヶ月目でここまで任されるのは、他社だとあまりないことなんでしょうか?
会社によるとは思います。前職も無茶ぶりが多い会社で(笑)、入ってすぐにかなり責任のある仕事を振られることが多かったです。
ただ、その「無茶ぶり」も、良い面で捉えればすごく経験値になると思っています。
クライマーでも、本来なら入社してすぐには触れないような業務にも関わらせてもらえているので、恵まれた環境だなと感じています。
── 実際に仕事を進める上で、周りのサポート体制はどうですか?
とてもありがたいです。
近くに先輩エンジニアがいて、すぐに質問できる環境が整っているのは大きいですね。定例の進捗ミーティングもありますし、「これは今すぐ聞かないと進まない」という時は、チャットで聞いたり、席まで歩いていって直接聞いたりもしています。
「なんでそんなこと聞いてくるの?」みたいな雰囲気は全然なくて、質問しやすい空気感だなと思います。
「ここしか受けてない」転職。その決め手になったもの
── クライマーへの入社の決め手を教えてください。
今回の転職では、実はクライマーしか受けていないんです。
もともと「いますぐ転職しよう」と強く決めていたわけではなくて、「このまま前の会社を続けていくのはちょっと難しそうだな」と薄々感じながら、別の会社もちらちら見ている状態でした。
そんな中で、カジュアル面談でバックオフィスの方と池田さんとお話しする機会があって、そこでの雰囲気がすごく良かったんです。「このまま面接も進んでみませんか?」と声をかけてもらい、そのまま選考に進みました。
── 最後のひと押しになったポイントはどこでしたか?
一番の決め手は、YouTubeチャンネルのエンジニアインタビュー動画でした。
特に、柿添さんのインタビュー動画が印象に残っています。柿添さん自身も「すごくできるエンジニア」という印象だったんですが、その柿添さんがインタビュー内で、「井口さんや池田さんに助けてもらった」とか、「さらに上のレベルのエンジニアがいる」という話をされていて。
ブログなどの技術記事も合わせて読むと、「この会社には、レベルの高いエンジニアが何人もいるんだな」と感じられました。環境としても良さそうですし、エンジニアとして成長できるイメージが持てたことが大きかったです。
あとは単純に、「この人たちと話してみたい」「一緒に働いてみたい」と思える人が多かった、というのもありますね。
── 前職から転職を考え始めた理由は?
一言でいうと、「過酷だった」からです(笑)。
社員エンジニアは、僕が入社したタイミングで僕を含めて4名いたんですが、入社して2ヶ月ほどで、僕以外の3名が退職してしまって。
業務自体は本当に鍛えられましたし、得たものもたくさんあるんですが、この先ずっとそこで働き続けるのは難しそうだなと感じました。
「経験値はもらいつつ、もう少し長く働き続けられる環境に行きたい」というバランスを求めていたタイミングで、クライマーと出会ったイメージです。
制度と環境の魅力:「資格手当」と「すぐ聞ける」「すぐ揃う」
── クライマーの環境や会社の制度で、魅力的だと感じているものはありますか?
制度面では、資格手当があるのがすごくありがたいです。まだ全然取れてはいないんですけど(笑)、情報セキュリティ系やAWS関連の資格に対して手当がつく仕組みがあります。
資格取得時の試験費用の補助だけでなく、取得後は毎月手当として乗るので、「取ってしまえばこっちのもの」という感覚も少しあります。AWSの資格は3年で有効期限が切れるので更新は必要ですが、上位資格を取ると下位資格も更新される仕組みがあって、学び続けるモチベーションになりますね。
実は、6月の1on1で「セキュリティ系の資格を取りたいです」と池田さんに話していて、そのまま気づいたら11月末になっていました…。時間が過ぎるのが本当に早いです(笑)。でも、来年(2026年)こそはちゃんと受けたいと思っています。
── 制度以外で、「環境」としてありがたいと感じるところは?
さっきお話ししたように、「すぐ聞ける環境」があるのは本当に大きいです。分からないことをそのまま抱え込まずに相談できて、そこでちゃんと一緒に考えてもらえるのは、今の自分のレベルからするとすごく助かっています。
あとは、備品周りですね。「こういうPCがいい」「この備品が欲しい」といった要望に対して、前向きに検討してすぐ導入してくださることが多くて、とてもありがたいなと感じています。
── もう少しカジュアルなところで、気に入っているポイントはありますか?
お茶とお菓子が常備されていることですね(笑)。自分で毎日ペットボトルを買うと、意外と出費もかさみますし、2リットルのボトルを持ち歩くのも大変なので…。
お茶を汲みに行ったタイミングで、お菓子が補充されているとちょっと嬉しくなります。カルパスなどのしょっぱい系があるのも個人的にはポイント高いです。甘いものだけじゃないラインナップになっているのがありがたいですね。
今後チャレンジしたい開発と、上流工程へのステップアップ
── 今後、どのような開発や業務に携わっていきたいですか?
今すでに、新規サービスの機能開発などに関わらせてもらっているので、まずはそこを継続していきたいです。新しい機能をゼロから作っていくプロセスは、やっぱりやりがいがありますね。
また、会社としてPHP以外の言語も少しずつ取り入れていこうという流れがあるので、その辺りの技術にも関わっていきたいと思っています。
── フェーズとしては、どの辺りまでできるようになりたいですか?
現状は、要件がある程度決まっているものを実装することが多いですが、将来的にはその前段階――要件定義の部分から関わっていけるようになりたいです。
お客さまの「やりたいこと」をヒアリングして、
「それを実現するには、こういう機能が必要なんじゃないか」
「その機能は、こういう構成で作れば実現できそうだ」
といったところまで自分の頭で組み立てて、最終的に実装まで落とし込むところまでできるようになりたいですね。
── コーディング以外のスキルの重要性も感じている?
そうですね。今は、AIがコードを書く部分をかなりカバーできるようになってきています。もちろん、AIにどう質問するか、返ってきたコードをどう評価するかという知識は必要ですが、「コードさえ書ければOK」という時代ではなくなりつつあるなと感じています。
だからこそ、上流の設計や要件定義のような、より上のレイヤーのスキルはこれからますます重要になっていくのかなと思っています。
「人と人をつなげるアプリ」をいつか作りたい
── 個人的に、「こんなサービスを作ってみたい」というイメージはありますか?
個人的な夢としては、「人と人をつなげるアプリ」を作りたいなと思っています。
福岡には、クライマーに入社するタイミングで引っ越してきたので、まだ半年くらいしかいないんですが、そのときに「地域のイベントやサークルってどこで探せばいいんだろう?」とかなり考えたんですよね。
大きなイベント――たとえば博多駅でやっているビアガーデンみたいなものは、調べればすぐ出てきます。
でも、もっとコンパクトな、バドミントンのサークルとか、ボードゲーム会とか、「週末ちょっと誰かと散歩したい」とか、そういう小さなイベントにはなかなかアクセスしづらくて。
以前、岐阜に住んでいたときは、ジモティーでバドミントンサークルを見つけて、そこから知り合いが一気に増えた経験があるんです。一方で、都会だとちょっと「怪しめ」なイベントも混ざっていて、見極めが難しいところもあります(笑)。
なので、純粋に「これがやりたい!」という人たちが集まれるようなイベントを、もう少し安心して探せる仕組みを作りたいなと。市区単位だと範囲が広すぎるので、電車の駅ベースで絞り込めたり、「勧誘禁止」などの条件でフィルタリングできたりするようなイメージです。
考えれば考えるほど、1人で作るにはとても大きなプロジェクトになっていくので、現実的にはまだまだ先の話ではあるんですが…。それでも、いつかチャレンジしてみたいテーマですね。
目標は「自分で組み立て、人に伝えられるエンジニアになること」
── 最後に、今後の目標を教えてください。
「目標」と言われると少し照れくさいんですが…
1つのアプリを作りたい、という話を誰かから聞いたときに、自分の頭の中で、「これとこれとこれを組み合わせれば実現できそうだな」「この構成なら、ちゃんと動かせそうだな」と考えられるくらいの知識を身につけたいです。
そのうえで、それを要件として整理して、お客さまにも、社内のメンバーにも、将来もし後輩ができたらその人にも、分かりやすく伝えられるようになりたいですね。
あとは、何よりも「楽しみながら続けること」です。
前職での半年は、正直ものすごく長く感じたんですが、クライマーでの半年はあっという間でした。これは、日々の仕事を楽しみながらできているからこそだと思っています。経験と負荷のバランスがちょうど良い今の環境で、楽しみつつ、コツコツと知識と経験を積み重ねていきたいです。
インタビューを終えて
今回のインタビューを通して、「経験はまだ浅いけれど、好奇心と向上心を武器に、一歩ずつ領域を広げていくエンジニア像」が、とても藤田さんらしく伝わってきました。 AI時代の開発スタイルの変化を真正面から受け止めつつ、要件定義や設計といった上流にも挑戦したいという姿勢や、いつか「人と人をつなぐアプリを作りたい」という想いも、とても印象的でした。
クライマーでの半年は「あっという間」だったと話してくれた藤田さん。 これから1年、2年と経つ中で、どんなサービスを形にし、どんな仲間とランチや山登りを楽しんでいるのか――今からとても楽しみです。
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