FINEでは、ブランドさまやメーカーさまの在庫に対し、ブランドネームタグ(襟ネーム)や洗濯表示タグ(内タグ)などを付け替えて再流通する『Rename(リネーム)』事業を展開しています。ブランド名をクローズして流通することで、ブランド価値を毀損することなく、在庫の換価や廃棄コストの圧縮が可能です。これまでとは違う顧客層へも商品価値を提供できる、新しい流通方法です。
今回はFINEでEC・商品管理チームに所属する、小森 早絵氏にお話を伺いました。
小森 早絵|プロフィール
1989年生まれ、愛知県名古屋市出身。大学で服飾を始めとする家庭科全般について学び、卒業後、2015年にアルバイトとしてFINEに入社。当時はECサイトへの出品作業などを行う。2017年に正社員になり、EC・商品管理チームに配属され、現在は物流作業の進行やスタッフ管理、業務改善など現場の責任者として関わっている。
ー小森さんはアルバイトから正社員になったそうですね。FINEでアルバイトをしようと思ったきっかけはなんでしたか?
小森:服を触る機会が多そうな仕事だと思ったんです。私は大学では家政学部に所属していて、料理や裁縫、家の設計などの家庭科全般を学びました。その中でも、特に裁縫などの服飾関係が好きで。
普段は着るのではなく、いろいろな種類の服を見て楽しむことが多いです。大学でよく裁縫をしていたことから、服を手にとると縫製に目が行きます。さまざまな服の綺麗な縫製を眺めるのも楽しいです。
ー服を見る観点が独特ですね…!正社員になろうと思ったのはなぜですか?
小森:アルバイトのときは「言われたことをただこなす」という感覚だったのですが、私はそれに物足りなさを感じました。商品の仕入れから販売までの流れを知りたかったんです。
また、しばらくすると同じ作業に慣れてしまい、より責任のある仕事をしつつFINEに関わりたいと思いました。そこで、自分から「正社員になれませんか」とお願いしました。
ーアルバイトとして入ってから、FINEに対するイメージはどう変わりましたか?
小森:最初の頃は、アパレルなので「キラキラした人たちが働く職場」というイメージがあり、馴染めるかドキドキしていました(笑)。
しかし入ってみると、年が近いせいかみんな仲が良く、とても働きやすく感じました。また、加藤と津田は上司に当たりますが、2人とも同じフロアのすぐ話せる距離にいるので、上司との間に変な壁がない会社だと思います。
ー確かに、FINEのみなさんはとても仲が良いですよね。
小森:とはいえ、単に仲良く馴れ合っているわけではありません。みんなやるべきところではしっかりやるので、そこがFINEの良いところです。
また、みんな常に新しいことにチャレンジしようとする前向きな姿勢があり、かつその気持ちをみんなで共有できているのも良いところです。たとえば、Slackやミーティングでは細かい部分もすべて共有しようという思いが前提にあります。違うチーム間でも、上司・部下間でも、発言しにくい雰囲気はまったくありません。
ーFINEでの仕事を通して、自分自身に変化はありましたか?
小森:今はアルバイトの管理も任されているのですが、その経験から、人に的確な指示を出せるようになりました。
私はもともと、リーダーシップをとったり、判断を下したりすることが苦手でした。そのため、アルバイトの子たちを教え始めた頃は質問されてもすぐに答えられませんでした。しかし、今ではすぐに指示が出せます。アルバイト管理の立場に置かれて初めて、人をどう動かせばいいかを考えるようになったんです。
ーFINEでの仕事に対する想いを教えてください。
小森:私の仕事は、商品を受け取ってデータを取ったり採寸したり、一番商品に関われる部分です。服に関わりたいと思いFINEに入ったので、今まさに自分が理想とする仕事ができていて、とても楽しいです。
しかし、現状に満足してはいけないとも思います。FINEは私が入ってからずっと変化しているので、これからも変わる気がしています。そういう変化に私も臨機応変に対応していきたいです。