3月8日は国際女性デーということで、3月は社内のITユーザーサポート・IT Helpdeskチームの佐藤枝理香さんにインタビューしました。ITの第2号社員として入社した佐藤さんは、実は新卒でゼロからIT技術を学び始めて、「意外に向いている」とのことでITの道を踏み始めました。佐藤さんに、新卒時の話からByteDanceに入社を決めた理由を聞かせていただきました。
元々文系でしたが、新卒でITに配属されましてゼロから技術を学び始めました。
佐藤:新卒でITの中のインフラ(※1)と社内ヘルプデスク(※2)に配属されました。元々文系でしたので、当時何もわからなくて、本、ネット、先輩、実務で技術をゼロから学び始めました。一早くも覚えられるように、高校に戻ったような気分で、ひと単語の意味なども大学ノートにまとめるようにしていました。
佐藤さん見解による、
※1インフラとは:サーバーからアカウントまでの管理など、普段は目に見えなくて動いたら当たり前と思われるものです。
※2社内ヘルプデスクとは:幅広く”ユーザー(社員)サポート”周りの仕事をしますで。パソコンの本体からアクセサリーまでの管理や、社内システムの運営など、担当しています。
現在ITヘルプデスクの仕事は簡単にいうと「解決屋さん」です。
佐藤:バックオフィスの仕事は、会社の事業が円滑に回るようにIT周りをサポートすることなので、問い合わせの解決や、トラブルシュートなどを全て担当しています。イメージ的には、解決屋さんですね。例えばByteDanceに入社してから最初のプロジェクトマネジメントは全社員のパソコンの整備と管理でした。
一方で、解決屋さんなので、ユーザーが困ってることをちゃんと理解しないと解決できません。対面で仕事してた頃、パソコンを直接確認できたし、話せましたので、仕事進むのが速かったですが、在宅勤務に切り替えてからユーザーが何に困ってるかを把握するのに時間かかります。それで質問の仕方も変えました。「Yes」か「No」でユーザーが答えられるように具体的な質問をするようになりました。例えばリセットが失敗したというといあわせなら、まず「右下にボタンがありました?」、次は「前の画面はこれ表示しました?」と聞くようになりました。
つまり、ユーザー目線で考えるようになりました。また、文系出身だからこそ、ユーザーにはIT専門用語は使わないようにしています。困って聞いてきてるからわかりやすく、断らず向き合うようにしています。皆さんの立場から質問しないと、やり取りする時間が増えますので、自然とコミュニケーションの取り方を意識するようになりました。
ITは「助け」になるツールです。
佐藤:私の目線で言うと、ITは業務と仕事を便利にするツールです。どう活かすかで生活が変わって行くから、私の業種や経験から見ますと「助け」になるツールですね。
(ちなみに、個人的に全自動お掃除マシンと5分で終わる自動ドライヤーを開発して欲しいです!)
また、ITは素直です。自分のコードは動いてる!使えてる!と、すぐにわかりますので、出来上がったときの達成感があります。もちろん苦労するときは新卒の頃並みに学ばないといけない時もありますが、ITの素晴らしいところは正解と違いがあって、(またノートを持ち出して)知識をちゃんと覚えるとできるようになります。
最初は全く違うコミュニティで文系から理系だったから最初は慣れるのに相当時間がかかったんだと思いますが、現在の仕事で技術だけではなく、コミュニケーション力も求められていることは割と自分には向いていて、楽しく働いています。
ByteDanceはスピードが早くて、アイデアから実行まで次々にスムーズに進むところが素敵です。
佐藤:予想より遥かに会社の成長スピードと変化が早くて、慣れるまでは少し時間かかりました。しかし、動きが速くて、不要なプロセスもないです。決断したらすぐ実行という社内文化はとてもいいと思います。また、「事実に対し勇気持って行動する」カルチャーなので、問題を次々に解決し進む社風が素敵です。こういうの欲しいと思ったら自分たちで作ってしまうところは強みだと思います。
最初入社したいと思ったのも、スタートアップでまだまだこれから成長するだろうなというところに惹かれました。また、IT部署では二人目で入社したらこれから作り上げていくということができるのが魅力的でした。現在チームは大きくなりましたが、柔軟性があって、明るくてオープンな雰囲気で仕事していて、ByteDanceに入ってよかったと改めて考えました。ByteDanceは独自の製品を通じて世界中に創造性を刺激し、人々に喜びをもたすことをミッションとしていますが、人をハッピーにする事業で働けて嬉しいです。