職場において、特に気を付けたい“ハラスメント”...。
「冗談のつもりで言っただけなのに」
「指導として言っただけだった」
「コミュニケーションの一環としてで、悪気はなかった」
など、人によって価値観や認識に差があることから、無自覚でハラスメントを行ってしまうケースが意外と多くあります。
そもそもハラスメントとは、いじめ、嫌がらせ、不適切な発言(無意識なものも含む)等で、個人としての尊厳や人格を傷つけたり、不快な気持ちにさせたり、人を苦しめたりするもの。
組織においては、働く人の十分な能力発揮を妨げ、貴重な人材の損失につながるだけでなく、社会的価値にも悪い影響を与えかねません。
では、職場において、どのようなハラスメントが起こり得るのでしょうか?
私達はクライアント企業の人材・組織開発をしていますので【ハラスメント】は大きなテーマとして
対策に取り組んでいます。
〈職場において発生する可能性の多いハラスメント〉
セクハラ(セクシュアル・ハラスメント)
男女問わず性的な言動によって相手を不快にさせる、傷つける、不利益を与えるなど就業環境を害する行為
パワハラ(パワー・ハラスメント)
職務上の地位や人間関係など職場内の順位を背景に、業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与える、職場環境を悪化させるなどの行為
モラハラ(モラル・ハラスメント)
パワハラと重なる定義や行為だが、職場・ビジネス上の関係に限らず、家族や友人・知人間でも起こりうる
マタハラ(マタニティ・ハラスメント)
妊娠・出産をきっかけとした精神的・肉体的な嫌がらせ。妊娠・出産を理由とした解雇や雇止め、自主退職の強要などの不利益・不当な扱い
ジェンハラ(ジェンダー・ハラスメント)
「男らしく」「女らしく」など、社会通念上の性別役割分担意識を基にして、あるべき発言や行動をとるよう圧力をかけるハラスメント
ジタハラ(時短ハラスメント)
具体的な対策がないままに、部下に残業時間の削減や定時退社を強いるハラスメント。また部下に時短を強いるために、上司の仕事が大幅に増えることも該当することがある
最後まで、読んでくださりありがとうございます。
もしかして、”無意識”に自分がハラスメントをしているなんてこともあるかもしれません。
ハラハラ(ハラスメントハラスメント)にならないように
「自分の言動ってどうだろう・・・」と考えることも大事かなと思います。