2020年はビルディットにとって第5期目という節目の年。
創業時は代表富田の1人だったところに、1人またひとりと少しずつ仲間が増えてくるにしたがい、会社の進む方向性の共有と目線合わせ、各自が思い描くキャリア像・実現したいことと会社方針や事業とを掛け合わせたブラッシュアップをしていけるような仕組みがあるとよかろうということで、今年に入っていくつかの新しい試みをしています。
開発合宿
大きな仕込み第1弾、ビルディットにとって初めての開発合宿をしてきました!
目的は大きく2つ、わがビルディットのリブランディングと2020年度活動目標の認識統一、そしてかねてより緩やかに議論を進めてきた自社事業開発を皆で本気出して考える。
と書くと、かなりギッチギチな感じがしますが、実際はみんなでワイワイしながら真面目な本音トークもしようの会でした。
この開発合宿を通して、皆の共通した想いを新しいコーポレートメッセージとしてまとめました。
コーポレートサイトに「私たちの思い」として載せたので、ぜひ見てみてください。
一つひとつのセンテンスに込めた想いや、そこから何を実現していくかは別の記事に改めて紹介したいと思っています。
また、合宿では、日本CTO協会が策定を推進しているDX Criteriaのアセスメントをみんなでやってみるという取り組みにもチャレンジしてみました。選択式の評価を付けるだけだし、ささーっと終わるかな?なんて思っていたのですが、みんなでウンウン言いながら、自分たちのやり方をどう評価するか議論しながらやっていたため、結局2時間以上かかってしまいました。おかげで、自分たちの開発フローや体制が、DX推進のスタンダードから見て、どういった位置にいるのかを把握する、良い機会になったと思います。
合宿の最後には自社事業開発のプロトタイピングにも着手することができて、ワクワクが高まりました。エンジニア、デザイナー、広報と職種混合の合宿でしたが、職種問わず良い体験になりました。上の写真の皆の表情からそれが伝わるといいなと思います。
コーヒーミーティング
(なにげにスタバをアピる…)
もともと弊社は、月イチで代表の富田さんと全員が1on1をやっています。フルタイムメンバーはもちろん、アルバイトメンバーも希望者は全員できます。
その他にも、slackなどでのオープンコミュニケーションが基本、ランチは皆でいくことが多く日常のなにげない会話やコミュニケーションは多い方ですが、その幅と深さを一歩進めてみよう、ということでコーヒーミーティング制度の運用を開始しました。
月次で全員にスタバプリペイドカード1000円を配布。同僚同士や、社外の人との1on1で自分と相手のコーヒー代にします(1人でフラペチーノマシマシとかはだめ)。
まだ試験運用段階なので変わっていく可能性もありますが、やってみた感想としては、これまで1対1で話す機会がある人というのは意外に限定的だったのだなという逆の気付きがありました。
これまでになかったコミュニケーションが生まれて、そこから仕事上で得るものもあって良い仕組みだと思っています。
パワーランチ
ランチは外食派が多いメンバー。
ただ外だと気軽にプロジェクトの詳細は話しができないのです。月次会での共有はしていますが、雑談ベースで他の案件について聞く機会があまりない。
そこでお弁当(会社負担)を社内で食べながら、プロジェクトの話で盛り上がるランチをこれまた月イチで運用してみることにしました。
弊社では、複数の開発プロジェクトが同時に進行しているため、他のプロジェクトの進め方やワークフローから得られる新しい気づきも多いです。先日のパワーランチでは、SPA(Single Page Application)開発時のAPIとFrontendとの分業やコミュニケーションの流れ、スプリントミーティングでの振り返りで出た意見や改善などがシェアされていました。
初回は「話題はプロジェクトしばりか🤔」という妙な緊張感もありましたが、ちょっとリッチなお弁当(1人前1500円くらいはOKらしい?)のキラキラ感と、担当している案件に関係者以外から注目されるというのは実際嬉しいもので、パワーランチの名前のとおりパワーをもらえるランチタイムとなりました。
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ビルディットには、あるべき姿を継続する、今あることをより最適化する、やりたいことを実現する、さまざまな課題にたいして仕組みで解決したいIT企業らしい考え方・風土があります。
ただそこには単に課題と解決手法をドライに繋ぐだけでなく、そのことで皆がどう成長できるか、納得や満足が得られるか、お互いに成長を促しあえるか、などの「人」という主軸が通っていて、人情深い組織とも感じています。
開発合宿で制定したビルディットの新しいコーポレートメッセージには、そのことをしっかり現わすことができ、皆が共鳴できるものになりました。
一緒に成長できる、相互に成長を促しあえる仲間がこれからも増えていけたら嬉しいです。