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What we do

弊社は自動車アフターマーケット業界向けを中心に、自社開発の業務アプリケーションやネットワークサービスを提供しているソフトウェア・ITサービスの会社です。自動車向け市場は数多くのプレーヤーが存在している巨大市場であり、自動車アフターマーケットだけでも市場規模は約10兆円と言われています。自動車アフターマーケットとはいわゆる自動車を購入した後のマーケットであり、具体的には自動車リサイクルや中古車、自動車整備などが存在しています。自動車リサイクル、中古車等を単体で見ても市場規模は大きく、数兆円規模になっています。 HPにも掲載している通り、国際自動車保有台数は年々増加しており、2015年度は6,052万台となっています。また、平均使用年数は12.4年となっており、自動車アフターマーケットの重要性が増してきていると言えます。 この自動車アフターマーケットの中で川上から川下まで多くの業種で弊社の業務アプリケーションが利用されています。弊社が展開している事業において目立ったライバル会社は存在しておらず、国内では圧倒的なシェアを確立しています。弊社の顧客は3万社以上に広がっており、自動車の修理工場(車検や点検をする整備事業者や、ボディのへこみを直す板金事業者など)、部品商といったお客様を中心に機械工具店、ケータイショップ、旅行代理店など、様々な業種と取引をさせて頂いております。 今後の展開としましては、業務アプリケーション「.NSシリーズ」の新モデル「.NS2」を販売開始しましたが、さらに進化したクラウドサービスを開発しています。自動車は自動運転技術により、より高度で先進的な技術が搭載されたものへと進化していきます。自動車アフターマーケットの未来も、自動車の進化ともに、新たなメンテナンスが必要となります。弊社が進化したクラウドサービスを開発することで、自動車アフターマーケットの未来においても新たなサービスを提供できる基盤が整います。 また、先進的な技術を使って、新たなサービスの開発も積極的に行います。弊社のオープン・イノベーション・ラボである子会社、株式会社SpiralMindではAR、VR、AIといった技術を活用した新たなサービスモデルを研究開発しています。近い将来、SpiralMindの研究成果によって、先進的な自動車業界に新たな価値を提供できると考えています。 そして、海外展開も積極的に進めております。中国ではリサイクル部品流通取引のサービス提供を開始しています。東南アジアでは、フィリピンで部品流通取引プラットフォームの構築を開始いたしました。タイ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、インドネシア等のASEANは5億人の人口を抱えており、EUよりも多くの人口を抱えております。一つ一つのGDPを見るとまだまだですが、ASEAN全体を合算すると世界でTOP10には入る規模となります。人口の増加率も高く、今後ニーズが高まってくると予測できます。日本で培ったノウハウを海外にも応用して自動車アフターマーケットを積極的に開拓して参ります。

Why we do

弊社は2005年創業の会社であり、2010年1月に称号をブロードリーフに変更いたしました。社名の「ブロードリーフ」は広葉樹という意味があります。HPからの抜粋になりますが下記のような思いが込められています。 「広葉樹は春から夏にかけて葉に日光を受けて成長し、冬には葉を落として土に養分を還し他の植物と共生します。ビジネスの大地にしっかりと根を張り葉を生い茂らせ、実をつけてお客様とともに未来へ向かって成長し続けたい。そんな気持ちが込められた社名です。」 弊社は「感謝と喜び」という企業理念を掲げており、お客様とともに繁栄するビジネスを進めています。我々と付き合って良かったと思っていただけるようにこの企業理念を大切にしています。お取引先様、株主様、社員等のステークホルダーと共に成長していくことを目指しています。 2012年には中国の安徽省合肥市に「博楽得信息科技(合肥)有限公司」を子会社として設立し、2013年に東京証券取引所市場第一部に上場いたしました。そして、2014年4月に「街のカーウンセラー」認定1号店がオープンしております。2015年12月にはフィリピンのメトロマニラマカティ市に子会社「Broadleaf I.T.Solutions Inc.」を設立しており、海外展開も進めています。 今後、注力していきたいと考えているのは「情報サービス」です。弊社が保有しているデータベースは自動車アフターマーケットにはなくてはならないものであると確信しています。このデータベースを積極的に活用することで、更なる付加価値の向上を目指します。自動車アフターマーケットに幅広く展開して、カーオーナーまでを包括的に網羅したような情報サービスを展開して参ります。 自動車整備に関しては、職人のように経験と勘に頼るのではなく、積極的にデータを活用することでサービスのクオリティが上がり、提案できる幅も格段に広がります。HPでも例に挙げられていますが、整備工場にある自動車修理のデータです。何年式のどういう車が、いつ、どういう箇所が修理されているのかが分かります。このデータを活用すれば、カーオーナーに対して修理が必要なタイミングを提案できます。データを根拠にしているので、カーオーナーからしても納得度が高いはずです。カーオーナーからすれば、何かあれば相談したいと思うでしょう。定期的な点検や修理においても、カーオーナーからアドバイスを求めてくれるようになるはずです。 また今後は弊社がどのように自動車アフターマーケットに関わるかという点も重要です。お客様との関係性もより深く幅広いものになってきています。以前はシステム販売が中心でしたが、お客様と一緒になって必要なものやニーズがどこにあるのかを考えていくことも必要になってきています。整備会社のパートナーとしてどうすれば事業を成功させることができるのかという経営コンサルタント的な視点が重要になってきています。街のカーウンセラーもその傾向の一つです。 弊社は業界内では知名度は高いと自負していますが、まだまだ他の東証一部の企業と比較しても一般的に広く知られているとは言えません。今後はアイデア提案制度やみらつくというプロジェクトを通じて、若手が自発的にビジネスを展開する取り組みを加速させたいと思っています。安定している会社であると感じる人もいるかもしれませんが、常に次のステージを見据えて積極的に挑戦をしていく社風です。また海外展開も積極的に進めていきますので、語学力を活かして海外で活躍したい人にも大きなチャンスがあります。 イノベーターとして活躍できる環境が整っていますし、そういった人材を探しています。自動車アフターマーケットで展開している既存の事業ではなく、今後の新しいマーケットを切り開いていくような人材に期待をしています。

How we do

弊社の商品やサービスを簡単にご説明いたします。業務アプリケーションの分野では「パーツマン(PM)」、「スーパーフロントマン(SF)」をはじめとし、自動車整備工場、部品商、鈑金工場などそれぞれに最適な業務アプリケーションを提供しております。 異業種間ネットワークの分野では、BLパーツオーダーシステム(電子受発注システム)やCarpodTab(タブレット型業務支援ツール)がございます。BLパーツオーダーシステムは、問い合わせや回答、発注をスピーディに行えるようなシステムであり、お客様だけではなくカーオーナー様にとってもメリットがある商品です。 あとは既に紹介した「街のカーウンセラー」事業です。ブランド力を高めてカーオーナーから選ばれるお店を目指しています。その他ですと、携帯電話販売事業者向けのシステムや旅行・貸切バス事業者、機械工具賞向け等のシステムも取り扱っています。 コンサルティング営業では、様々な業種の企業に対して最適なソリューションを提案していくという姿勢で取り組んでおりますので、単にシステムを売れば良いというものではありません。お客様の経営課題にまで踏み込んで、事業を発展させるために提案を行う必要があります。時には全く新しい切り口の提案が求められることもありますし、自分自身で切り開いていく姿勢が求められます。自分自身で考えた提案が経営者に採用されて感謝されると大きなやりがいに繋がります。自分が企画提案したシステムが実際の整備工場で使用されていているのを見たり、自分の指導によりサービスクオリティが向上してカーオーナーの獲得に成功したりするところを見られるというのは非常に良い経験になるはずです。また、経営者と直接話せるという機会も多くありますので、今後のキャリアをつくっていく上では非常に良い経験ができると思います。もちろん、競合がいないわけではありませんので、リプレースをされないように常にバリューを提供し続ける姿勢も非常に重要です。 顧客向けサービスの一環で、ユーザー会「BL Clover 会」の運営を行っております。弊社のサービスを利用されている方であれば無料で参加ができる仕組みとなっています。プラスアルファの情報提供やお客様同士の交流を深めていただくことで、企業活動の手助けになれば良いと思っております。社外講師によるセミナーをしたり成功されている事業者様の事例を共有したりと、各業種に応じた有益な情報を提供して参ります。弊社の約3万社のネットワークを活かして新しい付加価値の創造を促進して参ります。 我々の品質を示す指標として、2009年12月、ソフトウェア開発の能力成熟度を評価判定する国際標準的な指標である「CMMI(R)」のレベル3を達成したことが挙げられます。 社内的な働き方に関しては、主体性を持って仕事に取り組んでほしいという意図から裁量労働制を導入しています。成果を重視する形態になっていますので、成果に応じて柔軟な働き方が可能になります。女性社員の活躍も目立ってきており、女性社員比率は2015年度の15%から2020年度には20%まで引き上げることを目標にしております。女性管理職比率ですと、2015年度1.1%に対して、2020年度には10%に引き上げることを目標としております。「自動車」という業界においては、どうしても男性のイメージがあります。そんな業界に携わっているからこそ、女性目線での提案が求められているのだと思います。 女性が増えてきますと、子育ての制度も必ず必要になってきます。弊社では育児休業はもちろんのこと、育児短時間勤務も可能です。小学校就学の始期に達するまでは最短で6時間に勤務時間を変更することが可能です。今後も女性比率が増えていくことが想定されますので、ダイバーシティに向けた取り組みを活性化させて様々な働き方を実現したいと思っております。制度が整って、身近に自分が目指すべき働き方を実現している人がいれば、その人にとっての働きやすさにも繋がると確信しています。社内にはこれから育児休暇に入る人や、復職から自分の働き方を模索してを人などがたくさんいます。社員インタビューにも記載していますが、女性は妊娠したタイミングで労働観が変わる人もいます。家族の協力や勤務時間など、様々な問題が出てくるものと思います。その問題と向き合いながらも柔軟な働き方を推進していけるような環境づくりを進めています。一人でも多くの働き方モデルケースを作り、働き方を選択できるような体制を作って参ります。