こんにちは。コーポレートの桑野です。
先日、4月16日に行われた当社初イベント（慣れたベテランさんたちの胸を借りての初開催）の模様をお届けします！

建設・不動産×IT Meetup ～レガシーな業界を変えるテクノロジーの最前線～

【BPM株式会社 システム・デベロップメント事業部 執行役員 藤代 俊祐】

当社はQosmosというプロダクトを作っています。コンセプトは「建物カルテが自然に残り建物が無理なくあり続けるプラットフォームを実現する」というもの。
当社には福岡にそれを使う想定の現場があります。

(編集注※：弊社福岡コンタクトセンターでは、建物メンテナンスに関する工事手配を行なっています。例えば入居者様から「トイレの水が出なーい」と連絡が来ます。とても悲しそうです。それを受け最適な業者さんを手配し完了の確認をします。入居者さんはとても嬉しい気持ちです。めでたしめでたし。みたいな)

そこに実際に見に行って色々ヒアリングしました。業務の複雑さについてひじょーーに共感しました。ともかく情報が多いんです。一つの案件こなすだけで1日がつぶれます。こんなんじゃ1日に20件とか案件あるのにオペレーター何人必要なんだよ、となる。

現場を見ると思考が変わります。
そこで、UIです。削いで削いで削いで削いで判断するのをやめようということになりました。機能を考えるのではなく何をやりたいのかに立ち返りました。内容が大幅に変わりました。

住まいがある分メンテナンスの現場があります。しかもこの業界、現場に実際に行かないと仕事にならない。だからITの参入障壁が高いのかなと。けれどもっともっと便利になります。複雑ですけどやることは他の業界と変わりません。現場を見て触って理解して共感してやらないといいものは作れないと思っています。なかなかしんどいですが、面白いです。

建設、不動産業界いいよいいよ〜笑

（BPM株式会社藤代の登壇資料はコチラ）

【株式会社CLUE COO 榊原 知也】

ドローンが当たり前にある世界を実現させたいと思っています。ドローン飛んでいるねという会話をすることすらない状態まで持っていきたいです。

あくまでドローンはツールです。それでどんな課題を解決していくかが大事です。
ドローンというものが出てきて初めて三次元空間から何かしらのアプローチが可能になりました。
革新的な課題解決の手法です。

不動産分野においてもメリットは色々あります。
例えば、現場では高いところで作業する事が多いです。落ちて亡くなった人もいます。これはロボットがやればいいです。生産性も向上します。人件費や資材導入費などのコストカットにもなります。
あと、空撮。全体を俯瞰で見ることができます。点検や測量、太陽光に関して活躍の場があります。

とはいえ使ってもらってナンボのところ。
同じ話になりますが、UIはとにかくシンプルにすることを考えました。
操縦機を持つというUXも危険です。失敗します。ですので全てiPadで操作できるというコンセプトで作っています。シンプルにして分岐をなくし、高齢の業者さんも指一本で操作ができるようにしました。

ドローンはあくまでもツールです。まだ気づいていないニーズもあるでしょう。そういう意味では不動産でどう活躍するかというとわからない部分はまだまだあると言えると思っています。

【and factory株式会社 IoT Division 執行役員 石田 育男】

この業界はまだ改良の余地があります。建設ラッシュもまだ続くでしょう。
インバウンドも増えています。マーケットは5倍に膨れています。

日本にくる外国人の方々は何を求めているのかというと、体験、一期一会、おすすめの日本料理を食べたいとかそういう事だと思います。サービスも最低限でいいよね、と。
当社はホステルを営業しています。ホテルとホステルに明確な違いはありませんが、ホステルは共有部が多く、宿泊者同士がコミュニケーションを取りやすい作りになっています。

色々なホステルを営業していますが、その中にスマートホステルというものがありまして、これは部屋の中をIoT化し近未来の暮らしが体験できるというコンセプトになっています。

スマホで家の中をIoT化しようとするとアプリをいっぱい入れないといけません。照明は照明の、エアコンはエアコンのアプリをそれごとに立ち上げてやらないといけない。
それって全然シームレスじゃないじゃん、スマートじゃないじゃん、と。

それを全て１つにしました。ルームキー・照明・テレビ・エアコン・カーテンなどすべて。
シーンに応じて、例えばおはようモードだったら朝、電気がついている音楽が鳴っているカーテンがあいている、みたいな。

ほか、住むだけで健康になれる家というのもやっています。
様々な企業さんと協業しサービスにしています。

【懇親会の様子】

（ひときわ目立つブルーの人は当社社長。makita推し。）

どうでしょう！(ﾄﾞﾔｯ

三者三様、面白いことに取り組んでいます。
中でも当社が一番わかりづらかったことでしょう。なぜならば「これ！」と見せられるものがなく、過程のお話であったからです。というわけで、なんでも出来る魔法の編集注※を使ってこっそりとひっそりとギンギラギンにさりげなく当社事業の一部紹介を織り交ぜてみました。
あ、前言ってた途中経過の話ってあれだったんだわ！Wow！Amazing！って気づいてくれる再会がきっとどこかで出来ると思います！

会場提供してくださったand factory株式会社さん、そして株式会社CLUEさん、ご一緒させていただきましてありがとうございました！とても楽しかったです！

そういうわけで、次回はコチラ！
5月30日（木）19時半～開催！
【B2B SaaS Tech研】B2B SaaS開発の上から下までをデザインする
お気軽におこしくださいませ！