Bitriseは、優れたモバイルアプリとモバイルファーストな機能を提供できるよう企業そしてエンジニアチームを支援しています。私たちがBitriseのプロダクトを提供できているのは、所属する全社員の素晴らしさがあってこそであり、彼らがいるからこそ、Bitriseは特別な職場になっているのだと考えています。
Bitriseは、社員が作る環境こそが、社員一人ひとりを特別なものにすると信じています。 それは私たちがお互いそしてお客様とどのように協力し合うかにあります。私たちにとってそれは、ギミックやきらびやかなオフィスではなく、お互いそしてお客様との関係の深さと質が重要なのです。
People部門 Vice President のVikki Slyは今回の認証取得について、「多くの企業では、人を大切にするという考え方は表面的なものにとどまっています。 Bitriseでは、それは言葉ではなく、行動で示すことが大切です。その行動とは、可能な限り最高な体験を提供することで、今後もそうしていくつもりです。私たちはWorkHuman社と提携し、『有意義な仕事を創出しているか』『インクルージョン*の実践の深さと効果』『人間関係の深さと強さ』など、私たちが実践しているすべての項目について測定とテストを実施しました。当社の人材ビジョンは、あらゆる面で社員を最優先する文化を確かなものとすることを指針としています」 と語ります。
*インクルージョン: 組織内にいる誰もがその組織に受け入れられ、認められていると実感できる状態
2021年10月、ヒューマンキャピタル管理ソリューションを運営するWorkhuman社はBitriseを9つのカテゴリーに分けて調査しました。Bitriseは2014年に設立された比較的若い会社ではありますが、以下の9つの項目を実践していることが第三者機関より認められました。
1. 有意義な仕事をする権利
最新の従業員アンケートでは、Bitrise社員の90%が「積極的にチャレンジできる仕事ができている」と答え、97%が「この会社の将来について関心を持っている」と答えています。92%が会社のビジョンを信頼し、Bitriseのミッションやビジョンに共感しています。
私たちは非営利団体を支援することを目的に、対象者には無料でBitriseのプラットフォームを提供しています。さらに、STEM分野における女性やその他の代表的なグループの進出を支持していおり、技術系企業として、技術の進歩と学習、そして技術系の女性を支援することが、私たちの目標の一つです。
2. 評価される権利
ここでも非常に高い数値を示しており、89%の従業員が「職場で評価されていると感じ、自分の意見が重視されている」と答え、85%が「自分の仕事が認められていると感じる」と回答しています。私たちは強力なフィードバック文化を構築しており、これにより、お互いがすぐに反応することができ、個人的にのみならず公の場でも評価や賞賛を与えることができます。
「私はBitriseで与えられた機会に常に感謝しています。才能そしてやる気があり、ユーモアがある人たちと一緒に仕事ができています。彼らから多くを学ぶことができ、そして私の仕事についても評価してくれます。自分の仕事が役に立っていると感じることは重要です。(中略)ハードワークと流した汗は最後には必ず報われます。Bitriseではあなたの仕事が評価されることを確実にします」とテクニカルライターを務めるAnna Bányikは話します。
3. 仕事と私生活を調和させる権利
このテーマを正しく理解するのは非常に難しく、特にリモートワーク下ではさらに努力しなければなりません。仕事と生活の調和の役割を果たしているのが、全従業員に提供している Employee Assistance Program (従業員支援プログラム) です。このシステムは、健康保険制度など基本的な福利厚生を提供するものだけではなく、プライベートと仕事の両方で生じる問題に対応してくれるコンサルタントと相談ができるメンタル部分のサポートなども提供しています。
私たちは同僚のことを深く思いやり、彼らがより良くなるための手助けをしたいと考えています。プロフェッショナルとして、また個人として成長するためには、精神的な健康状態が危険にさらされないことが肝要です。ロックダウンや外出禁止要請といった新型コロナ感染拡大による出来事は、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があると考えています。私たちは、これらの障害に効果的に取り組みたいと思っており、従業員支援プログラムはそれを柔軟に対処してくれるものだと考えています。
4. 所属する権利
社員の86%が「職場では自分らしくいられる」と答えています。BitriseのCEO兼共同設立者であるBarnabas Birmacherは、「Bitriseのコミュニティは社会と同様に多様性に富んでいます。自由に意見を述べることができ、自分らしくいられることを私たちは誇りに思います。したがって、私たちは自分が何者であるかを考え、信じる自由を制限したり、誰かの性的指向を制限したりするような、私たち社員の人権を制限するすべての法律を、職場だけでなく、それ以外の場所でも拒否します。多様性と寛容性は、人間にとって重要な価値観です。私たちは、すべての社員が平等であり、同じ権利を持っていると強く信じています」と話します。
5. 成長する権利
会社で最も価値があるのは、日々努力している会社の中の人たちです。会社として成長し、画期的な仕事をしていくためには、社員が成長する必要があります。会社として、またチームとしての長期的な成功のためには、学習することはオプションではなく、非常に重要なことだと考えます。
私たちの使命はBitriseの全員をスケールアップさせることであり、常に学び続け、ベストを尽くすことのできる文化を実現することです。 これをサポートするために、"Learn.Rise.Repeat "と称する学習シリーズを企画しました。Bitriseは、学習することが奨励され、祝福され、認識される場所です。プロとしての成長と学習文化は、Bitriseでは密接に結びついています。私たちは学習を非常に重要視しており、学習プログラムに参加する機会や、個人開発予算を設けています。 私たちは、学習は継続的な旅のようなものであると信じており、それを奨励しサポートしています。
6. 公正な報酬を受ける権利
私たちは、人間全体を大切にすることを信じています。 また、私たちは皆、インパクトを残すためにここにいると信じているので、全社員にストックオプションを付与し、市場や役割に応じて十分な報酬を支払うようにしています。 私たちは、社員がベストな状態で仕事にフォーカスしてほしいと考えています。
7. 安全で尊重される権利
Bitriseではインクルージョンについて議論することが重要であり、私たちには違いがあるからこそ、最良の決定を下し、ベストな仕事をすることができると信じています。私たちは全員がバイアスを持っていますが、持っているからといって、意図的に包括的になり、違いを活用することを止める必要はありません。Bitriseでは、インクルージョン行動様式についてのワークショップを実施しており、無意識なバイアス心理と、それが仕事に与える影響について学んでいます。
また、1 on 1面談や集会、ミーティング、フィードバック、決定機会を改善するための小さな習慣として「インクルージョン行動様式」を実践しています。「安全で尊重されていると感じることは、色々なことを試していることであり、うまくいくこともあれば、そうでないこともあるでしょう。しかし、ここでは非難することもされることもありません。失敗しても、それを自分のものにして前に進むことが許されているのですから。」- Micheal Roguly(エンタープライズ・アカウント・エグゼクティブ)談
8. プライバシーを遵守する権利
Bitriseは、当社の事業運営や個人データの取り扱いなどのあらゆる側面でのプライバシーを重視しています。Bitriseでは、従業員の個人データを保護することを約束しており、従業員のプライバシー権を尊重することが特に重要であると感じています。データ取り扱い方針では、情報の分類、取り扱い、送信、およびそのライフサイクルを通じた取り扱い方法を定義しています。これには、事業上および規制上の要件に沿って適切に保護されるよう、各分類に必要なセキュリティ管理も含まれます。これらの対策は、事業運営と会社の評判を守るために、可用性、機密性、プライバシーに対するリスクに対するBitriseが保有する資産の露出を最小限にします。
9. 環境保護に取り組む職場で働く権利
私たちは、電池や古電話をはじめ、紙、プラスチック、金属などのゴミのリサイクルを推進しており、オフィス内ではリサイクル紙のみを使用しています。また、オフィスに多くの緑色植物の配置や世話といったり、「Jane Goodall Institute」と「For Africa Association」などの環境保護団体への協力にも努めています。私たちは、すべてのステークホルダーのために、より良い、より持続可能な未来を創造することを約束します。世界をより良い場所に残すために。
私たちは以上のチャレンジを成功させ、BitriseがWorkhumanの認定企業となったことを大変誇りに思っています。私たちは誇りに思うだけでなく、新たな基準に合わせて、常にレベルを上げていくことを目指してまいります。
「CEOのBarnabas Birmacherが言う、『モバイル市場に影響を与える最高の場所として、本当に “Come in and kick ass” することができる環境を作りたい』という、創業者の正直な個人的信念に帰結します。そして、その際に笑顔でいられるなら、それは素晴らしいことです。それは私たちの価値観の一部であり、私たち自身でもあります。私たちは、自分たちが完璧ではないことを知っていますし、この問題を解決する唯一の方法は、従業員やお客様の意見に耳を傾け、尋ね、そしてそれを行動に移すことだと考えています。私たちの使命と目標を達成するためには、適切な文化を創造することが必要だと信じています」とVikkiは付け加えます。
だからこそ、私たちは従業員やお客様への信頼、感謝、敬意、感謝の気持ち、自律性、公平性を高め続け、私たちが人間的な職場であり、それが真に思いやりのある人間第一主義の企業であることを証明するのです。