ビットエーグループの社内報「ビタコム」が、社内報アワード2019のブロンズ賞を受賞しました。
受賞することが目的ではないにしても、やっぱり表彰されるのはうれしいものです。受賞の連絡をいただいたときには、編集部のみんなで小躍りして喜びました。
そこで今回は、なぜブロンズ賞を受賞できたのかを少しだけ振り返りたいと思います。
社内報アワードとは
ウィズワークス株式会社が主催する、優秀な社内報を表彰する全国規模のコンクール。 全国規模の社内報企画コンクールと、審査で決した優秀企画の表彰イベントから成る、年に1度の社内報の祭典です。
受賞したコンテンツは「社員インタビュー」
社内報・ビタコムにて、ブロンズ賞をいただいたコンテンツは「社員インタビュー」でした。ビットエーで働く社員にスポットを当て、経歴や入社に至る経緯、そして現在の仕事についてを掘り下げたものです。そう、いわゆるインタビューです。
しかし、有名人でも著名人でもない、ただの社員インタビューの何が評価されたのか。
それは、登場する社員「だけ」を紹介するのでなく、社員「に」スポットを当てながら、ビットエーが育てようとしている組織文化を描いていることが伝わったからだと思っています。実際、評価コメントにもそれが記されておりました。(インタビューの裏にそんな思いがあったのか…と今後読んでくれる社員が斜に構えてしまいそうでちょっと心配ですが、本当のことです。)
そもそもビットエーではクライアント先に常駐しているメンバーも多く、共通意識を持ってもらうことがむずかしいときがあります。そこで社内報に社員インタビューを掲載し、各拠点で働くメンバーがどのように考え、行動しているかをしっかりと伝える必要があると考えています。
共通意識を拾って伝える
なぜビットエーで働いているのか、クライアントの課題解決に対してどうコミットしているのか。業務も業種も、そしてクライアントも違うメンバーそれぞれから、色や見方は違えど、その奥に流れる共通意識を拾わなくてはいけません。
質問には本当に苦労しますし、しっかりとした答えを引き出せないことも多々あります。不足分は追加のヒアリングやチャットで補足し、貴重な時間を割いてもらいながらひとつの記事をつくっています。
もちろんですが、社員ひとりひとりを紹介することも目的の一つです。しかし、それだけにしてしまうと、もし毎月社員インタビューを載せたとしても年間で最大12人しか紹介できません。ビットエーグループの成長速度から考えると一生紹介しきれません。そこで、1人を紹介しながら、会社として伝えたいこと、育てたいことを織り込むようにしているのです。
あえて対談型にしている
また、社員インタビューはあえて「対談型」に寄せています。インタビューしたことを編集し、読み物にすることには変わりはありませんが、できるだけ対談しているように、読んでいる人が、自分と会話していると感じてもらえるように。これによって、その人が話している様子を感じてもらいやすくなるメリットがあります。
ただし、対談型にすることで読者が自身の頭の中で内容を整理しなくてはいけなくなるデメリットもあります。しかしそれでも生の言葉をなるべく採用する形式で、一緒に働く人を身近に感じてもらうことを大事にしているのです。
さらなる高みを目指して
上記2点をものすごく格好つけて言うとすれば、働く中での暗黙知を言語化し、組織知として蓄積されていくように努めていると言えます。そして、それに毎回苦労しています。
できることならここで社員インタビューを公開したいところではありますが、そこは大人の事情で非公開とさせていただきます。どうしても読みたい方はぜひビットエーに入社してください。(Wantedlyのストーリーで別バージョンの社員インタビューを公開していますので、そちらもよろしくお願いします。)
最後に、今回受賞できたのはブロンズ賞ですが、さらなる高みであるシルバー賞、そしてゴールド賞を目指して精進していかなくてはと思っています。