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【社員インタビュー】アルバイトからの社員登用→地方移住→産休育休を経て、新しい働き方を体現するコンサルタント高松にインタビュー。

若年層の都市部移住による高齢化と人口減。今日本という国が抱えている大きな問題と真正面から向き合い、地域の活性化を担っているビッグゲート。そこでコンサルタントとして活躍している高松さんに「ビッグゲートだからできる地域との向き合い方」をお伺いしました。高松様はアルバイトから正社員登用となり、結婚・出産を機に地方へ移住しますがビッグゲートが推奨する新たな働き方を体現し、現在も活躍されています。

ライフイベントがあっても自分らしく働くことのできる、ビッグゲート

ー高松さんは、どのようなきっかけでビッグゲートのコンサルタントとして働くようになられたのですか?

高松:ビッグゲートに入社する前は、宮城県の石巻市役所で5年間の任期付き福祉専門職(嘱託)として障碍者支援の仕事をしていました。この5年間の任期がそろそろ切れるというタイミングのときに、石巻がふるさと納税の業務をビッグゲートに依頼していたことを聞き、また人手を必要とされていたこともあって掛け持ちでアルバイトとして働くようになったのが、きっかけです。

ー働き始めはアルバイトだったのですね。元々業務に興味があったのですか?

高松:はじめから強い興味があったわけではありませんでした。私は石巻出身なのですが、3月11日の震災の後に石巻を復興させて盛り上げようと全国から沢山の方々が来てくださっていた中、「地元住民の自分は石巻に何か貢献できているのだろうか…」という思いがあり悶々とした気持ちは持っていました。そんな中で地元のために地元で働くことができるのは嬉しいことだったのと、代表が人を探しているときに「愛嬌のある元気な人いる?」と周囲に聞いて回っていたらしく(笑)、それで私に声をかけてくれたのが嬉しくて、「ここで働こう!」となりました。

ーアルバイト当初はどのような業務をされていたのですか?

高松:自社で開発したふるさと納税用のWEBサイトに、生産者さんから送ってもらった返礼品の画像を加工してアップしたり、返礼品の登録などを全て手作業で行ったりしていました。当時は今のようにふるさと納税のポータルサイトがメジャーではなかったので、自社でサイト作成して、そこにあらゆる情報をアップしていました。

ー現在は長崎にお住まいとのことですが、どんな経緯でそこに至ったのでしょうか?

高松:結婚を期に主人の出身地である長崎に移住しました。当時は会社の事務所が石巻にあったのですが、会社がリモートで働ける体制を作ってくれたので安心して長崎に引っ越しました。ところがその後程なくして妊娠し、産休・育休を頂くことになりました。

ーライフイベントをきっかけに転職や今後のキャリアを考える方が多いですが、気持ちの変化はなかったですか?

実は全くなかったです。なぜかというと、入社時点で代表にはいずれ移住する旨を伝えていたからです。しかるべきタイミングが来たため、移住に関してもスムーズに対応ができました。また当社はコロナの前から、フルリモート・テレワークを推奨しており新しい働き方も導入していたので、どこにいても同じように働くことができる環境であったため引き続きビッグゲートで頑張ろうと気を引き締めていましたね。

ー周りの方々の反応はいかがでしたか?

「出産、移住だしやめないといけないよね・・・。」とか「中小企業だから復帰後大変かもね・・・。」みたいな周りの意見はありましたが、私は何も気にしていませんでした(笑)。やはり一般的な考え方として、中小企業の場合は転居=転職みたいなイメージが強いのだと感じましたね。

ー無事、産休育休を経て復帰されたときどのように感じましたか?

1年で復帰したときは、新しいメンバーも増えてみんなで歓迎してくれて、嬉しかったとともに気持ちが引き締まったのを覚えています。私も育休中だからと言ってみんなにおいていかれるのも悔しかったので、この時期に頼っていたネットショッピングでできるだけ利用者の視点を磨き、復帰後にはこの経験を活かした提案をしようと意気込んでいました。なので特にブランクを感じることなく、すぐに現場復帰が実現できましたね。

ーフルリモートでの勤務で対応に苦労されることもあるのでは?

高松:担当しているお客様で、データを取りまとめていたのですがどうしても数字があわないことがあって、でもデータの提出には期限があって。。。都合が悪いことにそれはハイレベルなセキュリティ関連の対応となるため、インターネット越しでは対応できないことがわかっていました。ある程度の規模の会社であれば、担当や関連部署のみの対応で済まされてしまうところですが、まだまだ当社は小さな会社ということもあって遠隔地に居住する多くのメンバーが協力しあい、技術者も含めて総出で現地に出張し、2週間に渡る緊急対応を実施して無事、期限に間に合わせることができたのです!!

当然お客様には感謝されましたし、普段はリモートで仕事をしていてもいざというときには一つの目的のために素早く行動し、私のお客様のピンチを乗り越えさせることができたのは私の中では感動的なほど達成感のある経験でした。

ーなるほど。まさに地域と一体になって、地域のために動いているのですね。そのビッグゲートのコンサルタントは具体的にどのようなことを行って、仕組みを整えているのですか?

高松:ビッグゲートが大切にしているのは地域の方々とコミュニケーションを深めて、地域のコミュニティとのリレーションを深める事。そしてそのコミュニティの中だから見えることと、外から客観的に見えることを組み合わせて、最適な提案・アドバイスを行っています。コミュニケーションを深めるという点では、「どれだけ一緒に汗をかけるのか」を大切にしています。コンサルタントというと、上流工程にいて現場に指示出しをすることがメイン業務というパブリックイメージがあるかもしれませんが、ビッグゲートは違います。

例えば地域の畑で収穫があるときはお手伝し、地域の集まりにも参加するなど、自分たちが地域の一部になる。そして地域の一部になったからこそ見える課題解決方法を示し、それを一緒にやる。これがビッグゲートの行っている、地域とワンチームになるコンサルタント業務です。

地域の中だから気づくことがある、地域の外から考えるから気づくことがある

ー高松さんがコンサルタントとして手掛けてきた仕事の中で、これはという事例などはありますか?

高松:はい、たとえば沖縄のシークワーサーの事例があります。私たちがシークワーサーを使おうとすると、普段はスーパーマーケットなどで一袋数百円で買っていますよね。でも私たちのお客さまである沖縄県今帰仁(なきじん)村の方たちからするとこれが信じられないと。

なぜかと言うと、今帰仁では庭にシークワーサーの木がある家が多く、買うという発想がないのです。だからシークワーサーがふるさと納税の返礼品になるという発想もなかった。そこで「シークワーサーは県外の方が喜んで買うものなので、返礼品になりますよ」というアドバイスをさせていただき、実際に返礼品として出されることになりました。有名な沖縄のマンゴーの場合は、初めて見る人はどう食べればいいのかわからない。ですから、皮をむいて食べられる一口サイズに切った写真や、切り方の動画を掲載することで、「あぁ、こうやって食べるのか」と想像してもらうことで、欲しいと思ってもらう。地域の中に入って、その方々の生活を理解できているからこそできたアドバイスであると思っています。

ーそれはとても面白い事例ですね。今ビッグゲートさんでは、取引先の自治体をどんどん開拓しているのですか?

高松:今はどんどん開拓するというよりも、一つひとつの地域との関係をより強固にする事に力を入れています。新しい自治体との取引は代表が手掛けており、今で言うと道の駅の支援事業からふるさと納税の仕事につながったり、事業として成功している自治体からの紹介で取引が始まるケースもあります。ここ最近は、問い合わせが増えてきており、ノウハウの提供のみという案件も出てきているので、ビッグゲートの地域貢献の在り方が評価されているのかなと思います。

ー高松さんご自身は今ビッグゲートでコンサルタントとして活躍されていますが、どのような方が活躍できる方であるとお考えですか?

高松:そうですね、いくつかありますが、まずは人が好きで人と仲良くなることが得意な方が活躍できるかなと思います。地域に入っていって、地域の方々と一緒に仕事を進めていけることが大切になるので、対人コミュニケーションスキルは大切になります。次に大切なのは、地域のことを好きになって、地域のことを想い考え続けられること。地域のことを想い続けていると、目や耳にするあらゆる情報を使って、どうしたらその地域のためになるか自然と考えるようになり、たくさんのアイデアが浮かんできます。このアイデアが地域とビッグゲートをつなぐ大切なものになるので、想い、考え続けることも大切な要素となります。

あとは私と同じように、結婚や出産などのライフイベントを経たあとでもビジネスの最前線で活躍したいと考えている方にも是非ご応募いただきたいですね。私がモデルというわけではないですが、新しい働き方やそれぞれの自分らしい働き方を実現できる環境があるので目標とするキャリアをビッグゲートで実現してほしいですね。

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