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自分を信じるということ

この記事は、2024年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 18日目の記事です。
最終回となる今回は、株式会社Beyond Cafe代表取締役社長CEOの伊藤が担当します。

24卒長期インターンクルーの皆様へ

まずは、心から卒業おめでとうございます。

Beyond Cafeという会社を創立してから7年以上が経ち、これまでに100名以上のインターンクルーが社会に羽ばたき活躍しています。

Beyond Cafeという会社で学んだことを活かし、一人ひとりのmeet yourselfを社会で体現していただくことで、我々が大事にしている「挑戦の連鎖」を実現し、後輩たちの憧れであり続けることを切に願います。

みなさん一人ひとりに対しての感謝の思いや社会人としてのメッセージは卒業式で伝えさせていただいたので、今回のアドベントカレンダーの締めくくりとして、皆さんに「自分を信じることということ」に関して、自身の過去を振り返りながら自戒も込めてお伝えしたいと思います。

先輩から後輩へ。長期インターン卒業式を開催しました。 | Beyond Cafe's Culture
この記事は、2024年度 Beyond Cafe アドベントカレンダー 17日目の記事です。こんにちは!株式会社Beyond Cafe人事 / 広報の青木です。2024年3月30日、第8代目 長...
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ぜひ最後までお付き合いください。

少しだけ僕の過去を話させてください。

ぼくは、物心着く頃からずっと、自信があるように「見せてきた」人間だったと思います。

幼少期から背が高く、4月生まれだから人よりも発達が早く、小学生の時には勉強もスポーツもある程度できて成功体験が多かったからこそ、「ぼくは何でもできる!」と本当に自信家だったと思います。

ですが中学入学を機に、勉強もスポーツも上を目指せば目指すほど、自分よりもできる人がいることに気付き、まさに「井の中の蛙、大海を知る」状態になったことで、初めて自信を失います。


そんなとき、ぼくの心の支えになったのが、「BUMP OF CHICKEN」というバンドでした。彼らの曲の中に「バトルクライ」という名曲があるのですが、この曲が大好きで。

日毎生意気になってやろう 大言壮語も吐いてやろう
最後に見事笑ってみせよう 主役を思い知らせてやろう
本当強がってんだ 強がって また嘘ついて

それが僕のわずかな力 ただの強がりも嘘さえも
願いを込めれば誇れるだろう 望めば勇気にもなるだろう
ここが僕のいるべき戦場 覚悟の価値を決める場所
ひとつの嘘にさえ すがる僕の その嘘が誓いに変わる

(作詞作曲:藤原基央, 2004年, 歌ネット「バトルクライ」より引用)

思春期のぼくは、この歌詞に自分を重ねて

「自信がなくても大言壮語を吐き、努力をしてなんとか乗り越えてやるんだ!」

と、10代や20代は、部活も勉強も仕事もこの言葉を胸に、周囲に自信があるように見せては、現状に抗いながら奮闘していました。

ただ、今振り返ると、

「ぼくはこの解釈を誤認したことで飛んだ遠回りをしてしまったな」と思っています。

なぜもっと人に頼らなかったのか。
なぜもっとぼくのことを人に伝えなかったのか。

結局、「自信」という言葉に全て答えは書かれているんです。

"自” 分のことを ”人” に ”言” う。
これが「自信」なんです。

「僕はこうなりたい、こうしたい、でも現実はそううまくいかない…...。」こんなことは日常茶飯事です。

そんなときに、責任感、プライド、見栄、遠慮…...、こうした類が邪魔をして、一人で抱え込む時間が増えれば増えるほど、どんどん自分を蝕んで自信をなくしてしまうんです。

現にこれまでのぼくは、葛藤している時間が長く、その時間がぼくの歩みを止めてしまったと多大なる反省をしています。

でも、自分の思いを人に言うことで、時には励まされたり、時には協力してもらえたり、時には助言をいただけたり。そうやって糸口が見つかっていくんです。自分の頭で考えても出てこない答えが、スッと現れるんです。

この積み重ねが行動につながり、結果につながり、自信につながるんじゃないかなと思います。

Beyond Cafeで働いた皆さんは、身に染みてわかるんじゃないかな。

この答えに行き着くまでに、ぼくは一人で塞ぎ込んでたくさんの失敗をしてきました。

大好きな歌詞には、「一人で戦え」なんて一言も書かれていないのに…...。

だからこそ、皆さんには僕の屍を越えていただきたいと切に願います。

これから先、新しい環境で皆さんは必ずたくさんの壁にぶつかります。理想の自分と現実のギャップに悩まされることもあるでしょう。もしかしたら、自分の胸に秘めた熱い想いを否定されることもあるかもしれません。

でもそんな時に、自信とは「自分のことを人に言う」ことから始まることを思い返してください。勇気を振り絞って、自分の悩みや思いを伝えてください。そして、これまで幾度となく自分の思いを伝え合った、このBeyondの仲間を思い出して頼ってください。

卒業してもみなさんは戦友であり、いつまでもBeyondの一員です。Beyondクルーは、みなさんの青い思いを絶対に否定しないし、手を差し伸べるお節介集団です。

いつでも「おかえり」と言えるドアは開けておくので、酒を飲みながら熱い話を交わそうぜ。

自信とは、人に言うことから始まる。

自分を信じれられなくなったとき、辛い事があってブレそうになったとき、この言葉を思い返してみてください。

そして、たまたまこの記事を読んでいるあなたへ。

Beyond Cafeという会社は、一人ひとりが大言壮語を吐きながらも、それを本気で信じて高めあう事ができる、部活みたいな会社だと思います。

人生の1ページに、うちの会社で働く歴史を刻むのは中々悪くないと思うので、ぜひお気軽にドアを叩いてくださいな。

Meet Youself!またね!

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