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【面接官インタビューVol.8】「オフィスの電気を最後に消す」精神で、事業を牽引。社会を変えたい!そんなあなたを待っています。/クラウドサイン事業本部 事業戦略部 部長 鵜澤 尚弘
この記事は、弁護士ドットコムへの転職を検討している方向けの社員インタビューです。弁護士ドットコムとはどんな会社なのか、どんな人が働いているのか。電子契約市場において企業や自治体などで幅広く導入されている「クラウドサイン®︎」事業に関わるメンバーはなぜ入社を決め、どんな仕事をしているのか。選考を受ける前に弁護士ドットコムのこと、クラウドサイン®︎をはじめとした事業のこと、そしてそこで働く人々のことを知ってもらいたいという想いのもと、このインタビューを公開しています。選考前にぜひご一読ください。
PROFILE
クラウドサイン事業本部 事業戦略部 部長 鵜澤 尚弘(Uzawa Takahiro)
新卒でコンサルティング会社に入社し、ITコンサルタントとして大手消費財メーカー等のプロジェクトに従事。その後、国立大学の産学連携部門にて大型プロジェクトの推進担当としての勤務を経て、前職の複合機メーカーにて文教/公共市場向けのIT商材の営業企画を担当。2021年6月弁護士ドットコムに入社し、事業企画としてPMM(Product Marketing Maneger)やオペレーション設計、FP&A(財務計画・分析)に携わった後、2023年4月より現職の事業戦略部部長に就任。2023年4Qの全社表彰にて「ベストプレイヤー Empowerment賞」を受賞した。
クラウドサインで叶える、キャリアアップと社会変革の両立
ーー弁護士ドットコムのクラウドサイン事業本部に応募した理由を教えてください。
転職時の軸として、ボトムライン(利益)ではなくトップライン(売上)を伸ばすという成長フェーズに身を置けること、そして前職が営業企画だったため、サービスをグロースさせるために営業以外の機能もスコープとして施策の立案と実行の主体になれるというものを掲げていました。また、自信を持って人に勧められるサービス・プロダクトに携われるかどうかという点も重視していました。これまでクラウドサインを幾度となく使用していますが、どうして他社製のプロダクトが選ばれるのか?論理的には理解できても感情的には納得できないと言えるほど自信を持ってお勧めできるプロダクトだと自負しています。
ーー最終的な入社の決め手は何でしたか?
選考自体は驚くほどトントン拍子で進み、前述の転職軸に沿ったポジションだったため他社と比較することもなく入社を決めることができました。選考の段階から、面接官が出している記事などを読み、「この人のもとで働きたい」と率直に思えたことが選考にも良い影響を与えたのではないかと思います。事業としても、当時まだ成長途上の事業だったので、自分自身が成長することで事業の成長に貢献できるのではないかという成長面での期待がありました。また、前職の営業企画というポジションで電子契約サービス全体を眺めている中で、今後社会の当たり前になっていくべきサービスだと感じていたため、社会を変える事業に携われるワクワク感も入社の決め手の一つとなりました。
「オフィスの電気を最後に消す」事業戦略部長の仕事論
ーー事業戦略部の業務について教えてください。
一言で言えば、「クラウドサインの事業戦略を描きながら、それを実行していく機能」を担うのが事業戦略部です。弁護士ドットコム全社の経営戦略の中でも、クラウドサインの事業成長には大きな期待がかかっています。その期待に応えるためには電子契約市場における競合との熾烈な争いを制しながら、周辺領域での新たな好機から次の事業の柱を作るという両方を行う必要があります。そのため、事業戦略部の中には、電子契約のビジネスを伸ばすことがメインミッションのチームに加え、クラウドサインレビューやtermhub(タームハブ)といった新たなプロダクトによって事業を成長させることが期待されるチームもあります。また、事業戦略を実行する過程で段階ごとに「クラウドサイン」というブランドをどのように社会に印象付けていくのかも重要となるため、クリエイターを中心に構成されているコミュニケーションデザインチームも一体化されているという特長的な組織構成になっています。
私自身はそのような部門の部長という役割を担っていますが、幸い優秀なメンバーに恵まれていると感じています。メンバーそれぞれが最大限のパフォーマンスを発揮できるようなアサインやサポートを行いながら、部門として、事業部として同じ方向を向いて進んでいけるようリードすることを心がけています。
ーーやりがいを感じる瞬間や業務の魅力はなんですか?
自分の一挙手一投足が事業の未来に影響を及ぼすことが体感しやすいことです。競合環境は激化しているため、局所的な勝ち負けを繰り返しながらも、大局的にはこの市場を制する必要があり、日々危機感を持ちながら勝負ができるという点に刺激的なやりがいを感じています。事業は成長軌道を継続しながら「この先何で勝つのか」をゼロベースで見直す時期にきています。そのため競合の動きは逐一気になり、「本当に勝ち続けられるのだろうか」と憂うこともあります。その反面、「ここから一気に競合を制することができたらすごくない?」と自分自身を鼓舞できる状況であるとも言えます。そのようなフェーズにおいて、事業本部長の右腕として事業の舵取りをできるというのは紛れも無い魅力です。
ーー業務をする上で心がけていることはありますか?
「オフィスの電気を最後に消すのは自分だ」という気持ちで自身を奮い立たせています。新卒で入社した企業の研修において「環境変化でビジネスの継続が困難になり、オフィスを退去しなければいけない日がくるかもしれない。そうなったとしても、最後までただ足掻き続け、オフィスの電気を最後に消すのは自分でありたい」とおっしゃる先輩マネージャーがいました。当時は正直意味がわからなかったですし、そのような気持ちになる日がくるとも思わなかったのですが、今ならその言葉の意味がわかるような気がします。
自分の行動がクラウドサインの未来につながると信じられるからこそ、できることは何でもやりたい。そして、やり切りたい。その「やり切る」という決意の表現として「オフィスの電気を最後に消す」ということを常に念頭に置いています。メンバーからはどう見えているのかわかりませんが、そのような気持ちを胸に秘めながら日々業務と向き合っています。とはいえ、毎日オフィスの電気を消すような長時間労働はしないよう、メリハリをつけることも心がけています(笑)。
あなたのアイデアで、クラウドサインにさらなる成長を
ーー今後一緒に働きたいと思うのはどのような人ですか?また、そのような方にご入社いただいた際にお任せしたいことや解決したいことはなんですか?
まずは、周囲に学びを与えられる方です。一時期フリーランスとして活動する中で、組織で働くことの最大のメリットは他者との交わりだということを実感しました。そのため組織で働く以上は、周囲に何かしらの学びを与えながら、周囲からのリスペクトを得て欲しいと考えています。ただ一方的に「与えてあげる」のではなく、仲間同士が敬意を持って「学びがある」と思える関係性を築ける方であって欲しいです。
2つ目は、あれこれ考えずにまずはボールを拾うけど、拾ったボールにオーナーシップ(責任)を持つ方です。「拾う?拾わない?」その時点で熟考を重ねるのは個人的には無駄なことだと考えています。拾った後で、自分がそのままオーナーとなるのか、「この人の方が良さそうだ」と他の人にボールを渡すのか、「やっぱいいや」と捨てるのかの判断を自分自身でできると良いと思います。渡すや捨てるという判断を下すのも立派なオーナーシップだと思いますね。
そのような方が入社してくださった際には、事業として解くべき課題を特定し、課題の解決そのものをお任せしたいと考えています。市場を精緻に分析していくと、まだクラウドサインがアプローチできていない白地の部分が見えてくると思います。そこには、これまで築いてきたアセットを活かす形で非連続な成長を実現する新たな事業領域を見出せるかもしれません。クラウドサインは成長中であるが故に事業のプラットフォームとしてまだまだ発展途上な部分もあります。そのようなあらゆる課題に直面する中で、これまでのご経験を活かしながらどのような課題で自分自身がオーナーシップを持つのか考えるということからぜひスタートして欲しいです。
ーークラウドサインが今後目指していることについて教えてください。
電子契約サービスの老舗として「契約ライフサイクル管理(CLM)市場に進出するんですよね?」と聞かれることが多いですし、そのように見える部分もあると思います。また、市場調査資料などを見ると、電子契約市場単体での成長率が鈍化しつつあるように見えるかもしれません。しかし私たちは、クラウドサインという事業のドメインをCLMという狭い世界ではなく、もっと広い「取引プロセスのDX」という世界に位置付けています。商取引の流れは、「商談→見積もり→契約条件の交渉→社内稟議→契約締結→請求」などの複数の業務が一連となって構成されています。私たちは、そのような取引プロセスの中でいかにクラウドサインというプロダクトの価値を発揮していくのか、そのようなプロセスのDXを実現するプラットフォームとしてどうあるべきなのか、そういったことを日々考えています。
クラウドサインはこれまで電子契約市場のリーダーとして、現代社会に適した印章・印鑑の再定義を行ってきました。これからは、その流れをさらに加速させ、契約締結の場面に留まらず、商取引での「ふつう」を再定義し、世の中をもっとシンプルにしていきたいと考えています。もちろん世界を広げることで競合は増えますが、その分私たちの可能性は大きくなります。商取引のプラットフォームとして成長させながら、社会の「ふつう」を再定義し続けていく存在、それが「クラウドサイン」でありたいですね。
ーー最後に、弁護士ドットコムへの転職を検討する方へのメッセージをお願いします。
電子契約サービス市場やクラウドサインは一見するとある程度成熟したように見えますがまたまだ白地も多く、解くべき課題も山積みです。競合と日々熾烈な争いを繰り広げる非常に痺れる事業で戦ってみたいという方からのご応募をお待ちしています。与えられたお題を解くのではなく、自分からお題を持ち込んでください。面接の場での提案も大歓迎です!