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年の差10歳、創業者の二人の出会い


二人を引き合わせたシリコンバレーの帰りのエンジニア

会社を退職したばかりの僕が、現在役員の伊藤と出会ったのは創業の5ヵ月前。

当時の僕は、一緒に起業してくれるエンジニアを探すため、コーヒーミーティングを利用してエンジニアに会っていた。

その中で出会ったのが、某スタートアップのCTOで、シリコンバレー帰りのダンディーなベテランエンジニア石川さんだ。

僕は、順調に成長をしているスタートアップのCTOである石川さんに、初対面にもかかわらず飲食予約の事業についてプレゼンし、一緒に起業してくれないかと口説いていた。

石川さんの答えは当然NGだったが、

「君に合いそうな、面白い奴がいるから紹介するよ!」

と言われ、5日後にランチを設定してくれた。

3月24日新宿のカレー屋

ランチの日、で新宿の東口の近くにあったビルに入っていたインドカレー屋に訪れた。

そこで石川さんに紹介されたのが、当時22歳で東大を卒業したばかりのディー・エヌ・エーの内定者の伊藤だった。伊藤と石川さんは、伊藤がシリコンバレーでインターンした際に、インターン先を紹介してくれたのが石川さんという間柄だった。

各自のカレーを注文が終わると、早速、飲食予約事業のプレゼン資料をテーブルのうえに乗せ、プレゼンテーションを開始した。

森田「食べログは、まだスマホに最適化されていない。メルカリがヤフオクに変わったように飲食メディアも、スマホに最適化され予約まで完結するサービスに変わる。」

と、一生懸命事業について説明したのだが、

伊藤「他の会社が出来ない理由ってあるんですか?」「空席予測するためにどのくらいのデータが必要だと思ってます?」

いかにもディー・エヌ・エーの内定者らしい、冷静で手厳しいフィードバックが続いた。
僕も丁寧に質問に回答をしたものの、あまり伊藤には刺さっていないようだった。

当時のディー・エヌ・エーは就活新御三家なんて記事が出ていた最も人気のある時期。
会社の登記もしていない僕がディー・エヌ・エーに新卒で入社できるエンジニアを口説くのは、正直難しいか。

と思ったその時、黙って二人のやり取りを聞いていた、石川さんがおもむろに口を開いた。

石川「伊藤君、手伝ったほうがいいよ、ディー・エヌ・エーの研修、夕方には終わるでしょ。」


伊藤「いやー、まず開発力をつけたいので、ディー・エヌ・エーの研修に集中したいと思っています。」

石川「伊藤くんね、スタートアップやりたいんでしょ、だったら、大きな会社にいないで、早くやったほうがいいでしょ!」

流石はシリコンバレーのエンジニア。
事業成功するかどうかの議論はスルーして、なんで早くスタートアップをやらないの?と猛プッシュ。

伊藤も納得したのか、石川さんの猛プッシュに根負けしたのか

伊藤「うーん、うーん、、、やります!」

石川さんのシリコンバレー流の猛プッシュが伊藤の背中を押し、2014年3月24日、森田と伊藤のプロジェクトがスタートした。

伊藤がディー・エヌ・エーに入社する一週間前。このタイミングで会わなければ、Beer and Techの生まれなかっただろうと思える、ギリギリのタイミングでの出会いだった。

本当に石川さんには感謝しかない。

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