こんにちは! Beer and Tech 採用担当です!!
今日は創業メンバーの1人である、COOの伊藤さんにインタビューしました!!
▼早速ですが、これまでのキャリアについて教えてください!
大学時代にリクルートの2ヶ月インターンと、シリコンバレーで2ヶ月インターンをしていました。
リクルートは事業コンテストに参加していて、シリコンバレーではエンジニアインターンでしたが、現地の日本人や有名企業で働く人にインタビューしていました。
大学卒業後はDeNAに入社して、5ヶ月のエンジニアの新卒研修を受けたあと、ソーシャルゲーム開発の部署に現場配属されましたが、1ヶ月間後には起業の道へ進んでいました。
その後、DeNA入社前から声をかけてもらっていた、現代表の森田と今のBeer and Techを創業し、当初はエンジニアとしてサービス開発をやっていました。
代表の森田と伊藤の出会いは、こちらを是非ご覧ください!!
>採用担当
はじめはエンジニアさんだったんですね!!
現在は事業サイドのお仕事をされているので、驚きました!
なぜ転身されたかは後ほど伺わせてください。
▼DeNAを辞めて、起業したのはなぜですか?
大学のころから起業はいつかしたいなと思っていました。
リクルートやシリコンバレーのインターン経験を通じていつか事業を自分でやりたいと感じていました。
たまたまDeNA入社の1週間前くらいに、知人の紹介で現代表の森田と出会い、エンジニアとして一緒にビジネスをやらないかという話をしました。
新卒DeNA入社予定だったので断りましたが、DeNAで働きながら早朝と夜にお手伝いでシステム開発をしていました。
その後、同年10月にインキュベートキャンプのピッチコンテストがあり、入賞して資金調達ができたこと、起業を先延ばしにしてもリスクが増えるだけと思っていたので、早めに大手を飛び出したかったことが重なり、このタイミングでDeNAを退社し、Beer and Techに正式に入社しました。
>採用担当
ご自分で起業するという手も考えられていたのですか?
はい、考えていました。
ですが、自分ひとりで起業するのは社会人経験がない分リスクが高いなと思っていたことと、最後までやりきるような粘り強い信頼できる人は意外に少ないので、代表の森田となら、なんとかなるでしょうと思っていました。
実際になんとかなりましたしね。笑
▼実際に起業してみてどうでしたか?
起業前はワクワクしていましたが、1ヶ月くらい経った頃は絶望的でしたね。笑
ベンチャーのイケイケ感とは真逆で、サービスはなかなか立ち上がらないし、大手のように教えてくれる先輩がたくさんいるわけでもない。自分で勉強して自分でペダルを漕がないと前に進まないので、1つ1つが重たかったです。
正直、ベンチャー創業時の会社には知識は全く溜まっていないので、もしあのまま大手にいたら自然といろいろ吸収できていたのかなと羨むことも何度かありました。
>採用担当
当時は後悔もありましたか?
大変ではありましたが、後悔はなかったです。
こういう環境なので、起業してよかったのは、すべてが自分ごとになったことですね。
やっぱりDeNAにいた時は、どこか他人行儀で仕事をしていたような気がしていて、すべて自分ごととして、取り組めるような姿勢に新卒1年目でなれたのは今思うと幸せなことだったと思います。
ただDeNAの新卒研修は、その後の仕事観に影響を与え続けているように思うので、とても感謝しています。
▼当時、事業はHitoHana(ひとはな)にすると決めていたのですか?
いいえ、全く決まっていませんでした。
1500個くらい事業アイディアを出し、50個くらいに絞って、様々な会社にヒアリングをしましたが、結局残った事業プランは0でした。
そのときに、結局アセットがない中でやれることは限られているので、自分のスキルセットや周りの環境に少しでも拠り所のある得意領域や延長領域を選ぶことにしました。
>採用担当
そんなに考えられていたんですね!
起業って本当に大変なのですね。
▼起業されてから今までで一番大変だったことはなんですか?
HitoHana(ひとはな)に事業を決めるところが一番辛かったと思います。
HitoHana(ひとはな)を始めてからは、ECだとおおよそやる枠が決まっているので、ちゃんと判断してやるべきことをやっていけば事業は自然と伸びていくイメージがある分、心底の部分では楽です。
ただ、以前やっていたサービスを閉じ、次何やるか?を決めるのは、全く未来が不確定なので大変だった印象があります。
一方で、その時の経験が実は今はとても役に立っています!
特に、あの時たくさんまわりの情報を集めることで、そういった判断にたどり着けたことから、一生懸命考え込むことよりも、たくさん情報を集めることのほうが正しい判断ができるということを理解しました。
最近は会社でよく「札をめくる」という言葉で表現するんですが、どんなに優秀な頭を持っていても札がないと正しい判断はできないので、とにかく身動き取れなくなってきたら「札をめくろう」という姿勢でいます。
起業されてから、本当にたくさんのご経験をされたかと思いますが、
▼自身の成長を実感したエピソードを教えてください。
大阪拠点の立ち上げを2020年1月に行ったことです。
東京に本社拠点があるため、やっぱり500kmの壁が様々ありました。笑
社員1名を連れて大阪に行って出荷拠点の立ち上げを行いましたが、仕入れ先や場所の交渉、採用やオペレーション構築、メンバーのモチベーション維持などなどあげたらきりがないです。本社との連携においても、どうしても興味関心がないように大阪の現場は感じてしまうので、国内でもアウェイに行くことの難しさを感じました。
通販でギフト需要に応えるためには、どうしても西日本エリアに翌日配送できる拠点が必要でいつかは行かなければいけないと思っていたので、戦略上大切であると社内外に説明する良い機会でもありました。
やってみると「あれ?意外にいけんじゃん」と思い、そのプロセスで成長したということもありますが、いままで実力を溜めていて開放した感じで、「俺なんか成長してたやん」と実感しました。
起業当時はエンジニアさんだったとさきほど伺いましたが、
▼なぜ転身されたのですか?
事業が伸びることならなんでもやるスタイルなので、他のメンバーが取り組めないポジションで自然とそうなりました(笑)
元々事業成長に興味があったので、いまのHitoHana(ひとはな)事業を始めて2年くらいたったころから、徐々に開発から離れはじめていました。
その後事業サイドに転身して、責任者として3年ほどEC事業をみています。
▼現在はどんなことをされているのですか?
採用やコーポレート周りは代表が見ることが多いので、自分は既存事業をしっかり伸ばすような役割分担になっています!
その中でも大きく3つの役割があります。
①EC事業責任者
売上予算に対してGAPが生まれそうな要因をブラックベルトのように問題解決しています。
②PO(プロダクトオーナー)
開発経験があるため、システムに落とすためのビジネス要件のとりまとめをやっています。開発とビジネスの窓口のビジネス側になります。
③植物と鉢の仕入れ
年間計画を立てて、必要な植物や鉢カバーの仕入れ確保を行っています。特にコロナ環境下で自宅に植物を置かれるお客様が増えているので、予測を引いて在庫確保をしっかり行うことで、事業の成長が止まらないようにしています。
ここまで色々なお話し伺ってきましたが、
▼Beer and Techの魅力ってなんだと思いますか?
お客様思いなところだと思います!
会社の行動指針を3つ定めていて、「お客様から考える」「おもいっきりやる」「最高のチームを作る」というルールがあります。
Beer and Techは「お客様から考える」という考えがとにかく強い会社で、1つの魅力だと思っています。
やっぱり仕事していると変なしがらみや、利害関係に巻き込まれ判断に迷うことが度々あり、ストレスになります。ただ、そのときにお客様から考えてほんとにそれっていいことなの?とフラットに会話できる社風は気持ちいいです。
みんな心の奥底ではお客様に喜んでもらいたいと思っているので、素直に向き合って、それが正しいと言ってくれる会社は少ないんじゃないかなと思います!
お客様視点であるがゆえに、上下関係とかもなく風通しのよい雰囲気なので、事業に集中して、日本一のフラワーデリバリーサービスを本当に作りたいと思っている人には良い環境ではないでしょうか!!
>採用担当
確かにそうですね!
私も働いていて、人の温かさというんですかね?笑
相手を思いやる気持ちみたいなことを、この会社に入社してから感じることが増えました!!
ズバリ!!
▼Beer and Techが実現したい世界とは??
創業のときから考え変わっていないくて、なめらかで効率のよい社会にすることです!
もっともっと幸せに過ごせる時間が増えるといいなと思っています。家族や友人と過ごす時間を大切にする方なので、仕事で家族や友人とのイベントに参加できないとかそういったことはゼロにしたいです。
とりわけ、古い産業は社会に広く組み込まれていて、従事している人の数も多いです。一方で、労働生産性が一般的に低く、そういった時間を創出する機会が多い業種が集まっています。
そのため、新しいビジネスモデルを業界にて提案し、テクノロジーの力で1人1人の生産性を上げて、人と向き合う時間が増えるような世界を、事業家として作っていきたいです。
Beer and Techが実現したい世界について、代表森田の以下の記事も是非ご覧ください!
最後に、、、
これから一緒になる仲間へメッセージをください!!
事業に前のめりに取り組むメンバーが多く、裁量権のある会社です。お客様に本当に喜ばれるようなサービスを作りたいと思っている人とぜひ一緒に仕事ができればいいなと思います。
その中で日本一のフラワーデリバリーサービスになるところを目指し、人と向き合う時間が増えるような社会を一緒に作っていきたいです。
役員である伊藤も森田も絶対に諦めないので、どんなときもお互い背中を託して一緒に走りましょう。