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フローリストとしての経験とテクノロジーを組み合わせて花卉業界の先頭に立って盛り上げていきたい

◆今までのキャリアについて教えて下さい。

大学在学中にアルバイトとして花屋に入り、卒業後にそのままその会社に正社員として入社しました。花の業界に入ろうと思ったきっかけは、もともとインテリアが好きだったからです。働く職場の環境が魅力的な所を求めて、最初は雑貨やインテリアショップを探していました。

そのうちに雑貨より観葉植物が気になり始めて、観葉植物を扱っている所がいいなと思うようになりまして。初めての業界で右も左も分からなかったですが、思い切ってお花の世界に飛び込んでみたというのが正直なところです。


最初は店舗で接客・販売の仕事に取り組みました。その後にブライダル部門に異動し、そこではブライダルに関する花の業務全般をやりました。とある外資系ホテルの装花部門に業務委託として勤務先の会社が入っていたので、ブライダルだけではなくホテルの装飾の仕事もやっていました。

ブライダルのお花は一般の店舗よりより突っ込んだデザイン性を求められ、お客さんの感度も高いのでとてもよい勉強になりました。その後は店長としてブライダル会社の装花部門の店舗の立ち上げから関わり、店長として店舗業務全体に携わってきました。

◆転職しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

アルバイト時代を含めると7年にわたり一通りお花屋さんに関わる業務をやったので、次のステップとしては花の業界全体が盛り上がっていくようなことに関わりたいと思っていました。

そんな時に、Beer and Techがちょうど切り花部門を立ち上げようとしていることを知ったのです。花屋ではなく、IT企業の人達が集まった会社に入って、自分が今まで培ってきた経験を活かせば、社会に対して何か新しい流れをつくれるのではと思い、話を聞きにいきました。

社長の森田と何度か話している中で、既存の概念にとらわれずに新しい事にチャレンジしようという精神があると感じ、ここで働こうと決めました。

◆花屋とBeer and Techの違いはなんでしょうか。

対面接客だった花屋とは違って、インターネットだとどうしてもお客様と限られた接点しか持つことができません。お花を買ってくれたわずか100分の1程度のお客さんからレビューが上がってきて、はじめてフィードバックを得ることができます。メッセージカードの内容を見る。お客さんの送り先、送り主の住所や名前を見る。それぐらいです。こちらが得られる情報が限られているのがECです。

でも店舗は、全面的に購買の全てのプロセスを見ることができます。

お客さんの顔や表情を見て会話をしたり。どのお花を見てどれを買われて、どれを買われないのか。どれくらいの頻度でお店にいらっしゃるのか。すごく良く分かります。

そんな環境で様々な経験をしてきたからこそ、私はECで得られる、限られた情報からでも何となくお客さんのことを想像できたりします。

リアル店舗での経験が商品企画をするうえで大きく活きていると思っています。

◆今の仕事内容を教えてください。

HitoHanaでは今、切り花では300種類以上の商品があり、その全ての商品の企画をやっています。常に新しいものをどんどん作っていきます。今は企画に特化した仕事です。

商品企画にはいろいろな要素があります。お客さんに興味を持ってもらえるのか、数ある商品の中で買ってもらえるほどの価値があるのか、会社として利益が出せる商品なのか…様々な要素を決めていきます。例えば、その商品のためにだけ買う花材は個性を出すのにポイントにはなるのですが、どうしてもロスが出る部分があるので、原価率を考慮し、定常的な商品で使う花材を組み合わせたりしながら、いかに商品の魅力を出しながら、適正な利益を確保するかには常に腐心しています。

◆今後Beer and Techでやっていきたいことはなんでしょうか。

まずは、イベント時にお客様に魅力的に感じてもらえるような商品提案をしっかりやっていきたいです。例えばハロウィン、クリスマス、お正月など。

さらに先を見た時には、HitoHanaというECでまず基盤を作り、テクノロジーと組み合わせてBeer and Techが先頭に立って業界を盛り上げていきたいです。

会社をこういう風にしていきたいと社長の森田とはよく話をするのですが、その中で着想を得て会社の仲間と力を合わせて花卉業界の未来をつくっていけたらいいなと思っています。

後は、どうやったらお客様にHitoHanaを選んで貰えるかを、とことん考えていきたいですね。お客様に他の切り花のECサイトと比べられた時に、どこがHitoHanaの強みになるのか。

マーケティングチームがお客様にインタビューをした内容を録音して、お客様の生の声を社員全員が聞けるように流してくれているので、今はそれを聞いて、自分の中で咀嚼していて、商品企画を任せられている立場としてどうすればよいか考えているところです。

◆このインタビューを見ている方へのメッセージをお願いします。

この会社はBeerもTechもあります!

ちょうど今日、このインタビューを受けた後には、母の日に全社員でオペレーションしたんでそれの打ち上げがありますし、テクノロジーに関してはIOTなどの新しい取り組みをしているところに伺う等、社名の通りにやっています。

そして、この会社には課題図書もあって皆きちんと読んでいるので、共通言語ができることもあって話しやすいです。私は本が好きなので、こういった仕組みも気に入っています。

お花屋さんだとそういったことはまずないので、面白いなと思っています。

Beer and Techのユニークさは、花卉業界の中でテクノロジーを使って新しい事を開拓していこうというところにあると思っているので、そんな思いを共有できて一緒になってやっていけるような人に来てほしいです。

「昔からこうだったのだからこうやっていたほうがいいよ」というのではなく、もっと柔軟に新しいことを次々に取り入れて、いいものだったらどんどん変えていけるような、柔軟でかつ馬力がある人。新しいことを始めると言うのは並大抵のことではないので、馬力が必要なのです。そんな方と一緒に働けるのを楽しみにしています。

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