僕らが大切にしていること
仲間のことを知りもせずに、目標に向かって走っていけるだろうか?
スポーツでも、ビジネスでも、家族でも、なんでも
仲間の特徴、良いところ、あまり得意じゃないこと、などを
理解しておくことは重要だと思います。
とはいえ、仲間のそういった「個性」を理解するのは、すごい簡単というわけでもない。
「この人は、こういうとき嬉しそうだ。」
「この人は、こういう人生を送りたいんだ。」
「この人は、こういうときに悲しそうだ。」
いろいろな反応を見たり、
いろいろな話をすることで、
ようやく垣間見えるものです。
それが何十人ともなると、
理解するまでに大きな時間がかかる。
時間がかかるのはまだしも、
理解できないままに、
誤解したままにしていることもあるでしょう。
僕らの会社では、
1人の個性を理解して、尊重していきたい。
そうすることで、多様(個)性がチーム力に変わると確信しています。
個性を中心に据えて、人事労務を捉え直す
僕たちは、
人事労務管理サービスを作っているようで、
壊そうとしているかもしれない。
人事労務管理という領域には、
変革することが望ましいことがたくさんある。
まず「管理」という前提を、
早く覆さなければならないだろう。
働き方は「自分」で決めるべき。
「自分」とは何かというと、
さっきから言っている「個性」だろう。
潜在的にも、顕在的にも、どんな意思を持っているか。
その意思によって生き方を決めるべきだし、
生き方の中に、働き方もあると思います。
個性によって、
働き方が決まるようになれば、
最適配置と言えるはずだ。
つまり人事労務管理と呼ばれる機能は、
効率性を意識したトップダウン型で管理されるべき性質のものではなく、
個性を起点にして、主体的にボトムアップ型で構築されるものへと
変わっていくべきだと思う。
今まで会社が管理しなければいけなかったのは、
そうしなければ、管理が煩雑になるためだ。
働き方を設計し、労務データを集め、データを整形し、必要な手続きをこなせなかったからだ。
テクノロジーとデザインの力を使えば、
その前提はいつか必ずこわせることはわかっている。
あらゆるものが自動化されていく中で、
より「その人らしさ=個性」に基づいて、
生き方を決断すべきシーンが増えていく。
個性を中心に据えて、世界を捉えなおすこと。
それが僕らの会社が目指していることです。
変えることが、できないこともある
僕たちは「個性はこうあるべき」と、いうつもりは全くない。
個性は全てが事実であり、ある意味、正しい。
個性を変えていこうなどと、横暴を働く気は全くない。
それに人の個性を変えることはできない。
その人が過ごしてきた日々、
出会ってきた人、ストーリー
そういった「ことごと」によって積み重ねられた個性を
どうして強引に変えることができるだろうか。
個性を変えることは、本人しかできない。
影響を、与えることはできる
だけど僕たちは、個性にいい影響を与える可能性については推測できる。
そして、その可能性を秘めた機会をレコメンドすることもできる。
その人の日常のデータや、
今やっていること、
多様な視点から見たその人の状態、
今までの活動が整理されていれば、
どういう方向に想いが向いているのかが見える。
そういったデータを活用して、
知るべきことをレコメンドしたり
体験してみるべきことを知らせたり
大事なライフイベントをサポートすることができる。
個性は、他のことと同じように
常に変わっていき、
改善されていく。
本人の意思に、良い影響を与える機会を伝えることはできる。
理解しあうことを、支えることはできる
個性は理解されなければ、
その価値が輝きを放つことは、難しくなる。
互いに個性を理解することで
個性が真に意味を持つ。
僕らは、お互いの考え方や意思を知る機会を
創出することはできる。
より仲良くなったり、
感謝を伝えたり、
良い部分をシェアしたり、
行動や言動に意識を傾けたりする。
そんな方向性にポジティブなレコメンドを自動化していくことができるだろう。
人事労務に集まるデータが、これからの生き方を支える
会社の戦略に関わることなので、抽象的に書いてきましたが、
人事労務管理のクラウドサービス「Gozal」は
労務手続きを自動化することを最終目標にしていません。
働いている一人一人の個性を中心にデータを整理し、
データを積極的に活用することで、
「その人らしく」生きていくことを支えるインフラを目指しています。
まだ、少し遠いですが、
5年以内に十分実現できるプロジェクトが走っています。
そのためにも、現在チームでは
ビジョンに興味を持ってくれて、
共感してくれるエンジニアの方の力がどうしても必要です。
もし1ミリでも興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、
本当に超お気軽にオフィスに遊びに来てください。
「コーヒー一杯飲みに来たよ」と言ってくださるだけでも嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。