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「SNS業界=キラキラしてる」はウソ?“Xオタク”の実力派ルーキーが語る運用代行会社のリアル

こんにちは!BEASTAR株式会社のHRチームです。

今回は、2024年1月にBEASTARへジョインした実力派ルーキー・佐海さんにインタビュー。
BEASTARでのディレクター歴は浅いにもかかわらず、Xへの愛が人一倍強く、どのメンバーよりも最新情報に強い「Xオタク」
そんな佐海さんが入社前後で感じたギャップや新人目線での“BEASTAR”の実態、今後の目標などについて伺いました。

好きでやってきたことが仕事に繋がった

ーーこれまでの経歴を教えてください。

商業高校を卒業し、物流系の企業に就職しました。
2年半ほど勤務した後、転職して約1年間は工場で働き、その後は7年ほど別業界の最大手ポータルサイト・メディアの編集者やSNS運用のコンサルとして働いていました。

編集者としては、店舗への取材や自社が運営している雑誌・ポータルサイトへの掲載、コンテンツのライティングなどを幅広く担当。
クライアントが打ち出したい内容をヒアリング・企画して、写真や動画を撮影し、記事やメールマガジンとして発信する一連の業務を行っていました。

ちなみにポータルサイトは、各店舗がお店のページを持っていて自由にカスタムできる仕様。
管理画面の有効な使い方を指導したり、アクセス数や流入経路を見ながら対策したり、ページに掲載するバナーをカスタムしたり、SNS運用の提案をしたりと、コンサル要素も強かったですね。

このとき身につけた「クライアントとそのターゲットに合わせた施策を立てる」というスキルは、現在のSNS業務にも役立っています。

ーーSNS業界に興味を持ったきっかけは?

今年で30歳になるのですが、個人的に「30歳という年齢=人生の区切りのひとつ」だったんです。
20代を振り返ったときに、これまで携わっていた仕事は業界に特化したシステムや考え方が多く、「別の企業や業界でも通用するスキルがあるのかな?」と悩み始めて。
7年間のメディア発信を軸に、より幅広く通用する知識や技術を学んで、プロのWebマーケターとして成長したいと思ったのが転職のきっかけです。

自社メディア運営のスキルはある程度身についたので、今度は仕事で少しだけ携わったことのあるSNSについて学んでみたいと思い、この業界に興味を持ちました。
また、プライベートで自身のバンドについてブログを書いたり、ライブの撮影をしたり、動画を編集してMVを作ったりと幅広くやってきたことがSNS運用でなら活かせるんじゃないかと。

「趣味として、好きで続けてきたことを仕事にしたい」
「発信も、数値分析も、コンサルも、クリエイティブも、マルチに挑戦してみたい」

30歳という区切りが近づくにつれて、そんな気持ちがどんどん大きくなっていきました。

ーーBEASTARに入社した決め手は?

「よし、転職しよう!」と決めたその日に求人サイトを調べ、SNS企業やWebマーケティング会社、広告会社などいくつかの企業に応募。
見つけた求人のひとつがBEASTARでした。

面接に行って採用担当者と話すなかで、会社として柔軟な考え方を持っている点に惹かれました。
実は、SNS業界の企業になんとなく怪しいイメージ・軽いイメージがあったのですが、悪い印象が見事に払拭されたんです。
採用のご連絡をいただいたタイミングで受けていた他社をすべて断り、BEASTARへの入社を決めました。

そのときの「SNSがこれからの人生の軸になるかも」とワクワクした気持ちを今でも覚えています。

ちなみに、入社後に私を採用してくれた理由を聞いてみたところ……
「SNSが楽しいだけじゃなく、泥臭い部分があることも理解している」
「前職の経験から、すぐに結果が出なくても根気強く続けられそう」
「クライアントからたくさん届く要望にも丁寧に対応できそう」
とのフィードバックをいただきました。

嬉しかったですし、面接で引き出してもらえたことに感謝しています!

新人でも「やりたい!」を叶えられる会社

ーー入社してみて、どんな会社だと感じましたか?

BEASTARは社長を含むメンバー全員が人としてあったかいです。
お互いがリスペクトを持ちつつも気兼ねなく接していて、いわゆるトップダウンではなくボトムアップの風通しのいい会社だと思います。

社長が40代、社員が20代〜30代とメンバーの平均年齢が若く、少数精鋭の会社ゆえに「上の言うことは絶対!」のような価値観はありません。
上司・部下や先輩・後輩の垣根や固定観念があまりないので、誰とでもフラットに、かつ柔軟に意見を言い合えます

また、面接では「自分から積極的に仕事を増やせる人が評価される」と聞いていたのですが、その通りだなと感じています。
新入りの私でも、メインの仕事をきちんとこなせていれば「◯◯をやりたいです!」と声を上げた仕事は任せてもらえるんです。

私の場合はSNSの中でもXが特に好きで、入社後にXの最新情報やアルゴリズム分析を発信する個人アカウントを立ち上げたのですが、

こういう取り組みを見て新しいXアカウント運用の提案を任せてもらえたり、別クライアントのディレクターからX運用について相談されたりと、信頼して頼ってもらえることが嬉しいですね。
最近では、コンサル案件や引き継ぎ予定の案件も含めて、Xを中心に10件近いアカウントを任せてもらえるようになりました。

ーーマイナスのギャップはありませんでしたか?

マイナスというわけではありませんが、あえて挙げるとすれば、入社後の研修制度がなかったことかもしれません。
一般的な「研修→決められた業務をひと通り経験→独り立ち」という流れではないので、仕事で疑問が湧いたら都度やり方や勉強方法を考えて進めていく必要があります。

とはいえ先ほどお伝えしたように、困ったときは先輩や上司に相談しやすい空気感なので安心です。
「こうしてみたら?」というアドバイスは貰えるけれど、絶対的な正解や手取り足取りの指導はないので、自力で解決に導くスキルが身につきます。
仕事の効率を上げるための工夫や、やること/やらないことの判断もすべて自分で行うので大変ですが、やりがいも大きいです。

ある程度任せてもらえているので、スピード感を持って動けるところもいいですね。
SNSは本や動画で勉強していても、実際にやってみないと分からない部分が多い領域。
クライアントの反応や投稿の結果を見ながら、柔軟にトライ&エラーできるのが楽しいです!

ただし、業務中以外での自主的な学びの時間はやはり必要。
BEASTARにはSNSごとにそれぞれが学んだことを共有・意見交換できるチャットグループがあるので、​勉強のモチベーションにもなっています。

僕の場合はX愛が強いこともあり(笑)上記のような情報をほぼ毎日チャットにアップしているのですが、
メンバーがリアクションしてくれたり、質問や相談を投げかけてくれたりするので「もっと勉強してみんなに共有したい!」という気持ちになりますね。

「この人に任せれば安心」その期待感が嬉しい

ーー今の仕事を始めて嬉しかったことは?

私がXアカウントの運用を担当しているB社の定例会で、クライアントから直接褒めてもらえたことです。

前任者の頃は、定例会にディレクターが参加せず営業のみ出席する形式でしたが、私は「やっぱり実際にお会いしてみたい」と思い、参加させてもらうことに。
アカウントをより良いものにできるようにいろいろ提案してみたところ、「今日は勉強になりました」「また来てくれますか?」と声をかけていただけました。

その日同行した営業からは特に何も言われなかったものの、私のいないところで「佐海には相手を納得させる力がある」と話してくれていたようで……。
他のメンバーからも「佐海に自由に任せておいたら、上手いことやってくれそうやな」と声が上がっていると聞いたときも、とても嬉しかったですね。
(クライアントからも社内でも期待してもらえていることは、プレッシャーには感じていないものの、自分の理想像にはまだまだ追いつけていないのでもどかしさもあるのですが)


また最近は、新規の提案資料がはじめて契約に繋がったんです。目に見える成果が出たことで会社に貢献できている実感が少しずつ湧いてきて、やりがいを感じました!

ーー苦労していることはありますか?

インプットの量には自信があるものの、頭の中に蓄積された情報を選択して、効率よく仕事に落とし込むこと(アウトプット)が難しいですね。
凝り性で最初から100点を目指してしまう性格なのもあり、ひとつひとつの作業に時間をかけすぎていて……。
ちょうど4月から日報を書く制度が始まったので、1日を振り返ったときに効率の悪さをあらためて実感しました。

特に、レポート作りや提案資料の作成にはひと苦労。
企画力や提案力は身についてきたと自負しているのですが、資料化する作業にまだまだ慣れません。

決まった業務フローやマニュアルがないぶん、自分で時間配分を考えてスケジュールを組み立てる必要があるんです。
効率化や仕事のバランス感覚が優れているメンバーに相談しながら、自分に合った改善方法を探します!

実は泥臭いSNS業界だからこそ成長できる

ーー今後の目標を教えてください。

先ほどお伝えしたように、私が転職したきっかけは「プロのWebマーケターとして成長したい」という想いがあったからです。
“プロ”と言うからには、どんなクライアントにも満足してもらえるようになりたいと思っています。

SNSの運用において良い数値を出すのは当たり前ですが、純粋に投稿がバズれば良いのか?というと、そうではないと思っていて。
SNSのユーザー・フォロワーだけでなく、クライアントにも満足してもらえる提案や立ち回りができるように心がけていきたいです。

また、質も意識しつつ量も大切にしたいので……
今担当しているアカウントは2社なのですが、作業効率を上げて10社超えを目指します!

この目標が達成できたら(SNSディレクターとして一人前になったら)、今度は動画や広告分野を含むマーケティングのクリエイティブ全般に強くなりたいですね。

ーーどんな人がBEASTARに合うと思いますか

BEASTARは社歴や年齢に関係なく立場がフラットなぶん、仕事ができる人が評価されて任せてもらえる、硬く言うと「実力主義」の会社です。
和気あいあいとしたアットホームな雰囲気ではありますが、「上司と仲が良いからおいしい仕事がもらえる」みたいなこともありません。

なので、何事も自分の頭で考えてアグレッシブに動ける人が向いていると思います。
SNSはトレンドの移り変わりが早く、業界によってライティングのウケ方やクリエイティブの効果的な打ち方なども異なるので、「とりあえずやってみよう!」精神で動くことが大事なのではないでしょうか。

あとお伝えしておきたいのが、「キラキラしたイメージのあるSNS業界の裏側は、けっこう泥臭い」ということ。
地道に数字を追えて、クライアントの売上に貢献できるディレクターでないと評価されません。
「バズる企画考えられます」や「インフルエンサーやってました」は強みになるけれど、それだけじゃ足りなくて。

適切に提案して、満足してもらえて、利益につなげる動きができる人にならないといけないんですよね。
そのためには「一人でできるつもり」で突っ走ってはダメなので、広い視野を持ってチームとしても個人としても頑張れる方が良いのではないでしょうか。

ーー最後にひと言おねがいします!

BEASTARは私が入社した今年で5期目を迎えます。
新たな経営方針や人事制度も導入された今は、まさに会社の転換期。
変化していくことや求められることを楽しめる方には、絶好のタイミングです!

私たちといっしょに、SNSを軸にプロのWebマーケターを目指しませんか?

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こんにちは!BEASTAR株式会社のHRチームです。2020年2月に創業し、SNSの運用代行を中心にデジタルマーケティングを行っている弊社は、今年で5期目を迎えました。1〜4期目の創業期"BEA...
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