こんにちは。アクシスインターン生の西村です!
社員インタビュー第11回目でご紹介するのは、今年の3月にアクシスにジョインし、現在はエージェントチームのマネージャーとしてご活躍されている椎名さんです。
前職のリブセンスでエージェント事業部のマネージャーをされていた椎名さんが、どのような背景でアクシスに入社を決めたのか、どんなサービスや事業にしていきたいのかについてインタビューしました!
入社後わずかな期間で、チームメンバーはもちろん、他チームのメンバーからも厚い信頼を獲得している椎名さんの人柄にも迫っていきたいと思います!
自分の転職をきっかけに歩み始めた人材紹介の道
ーまずは、椎名さんのこれまでのキャリアについて伺いたいです!
前職は人材紹介事業でマネージャーをしていました。でも、僕最初から上手くいってたわけじゃないんです。むしろ、経験も未熟でマインドセットもダメダメな、社会人として本当にイケてないやつでした。
というのも、実は新卒から最初の2社は短期離職しているんです。たいした結果も出せず逃げるように辞めていった、というような経緯があって…。
そんな状況で、前職にあたるリブセンスには知人経由でなんとか拾ってもらうような形で入社しました。その後、仕事で初めて成果を出せて、トップの成績を上げたり人を指導する立場になったり、そんな経験を積むことができたんですね。
短期離職を繰り返して、そこから前職で多少なりとも結果を出せた僕の話って、「僕がどの環境でも結果を出せない人材だった」ということではなく、環境・業務内容とのマッチングや仕事に取り組むマインドセット次第で大きく結果が変わるということです。そして、その環境選びには自己理解をいかに深められるかが大切なんだという話なんですよ。
転職市場で見ても、例えば新卒でとにかく大手に入ったけど、ミスマッチになってしまうことってよくある話ですよね。そんなちょっとくすぶっちゃってる若手社会人にとっては、自身のポテンシャルを出せて、かつ年功序列な体質ではなく、今伸びてる業界で仕事をすることが幸福度に繋がるのでは、と僕自身の原経験を通じてそう思っています。
だからこそ、人材領域の仕事で昔の僕みたいな人に価値提供したいという思いが強かったんです。
なぜアクシスに転職しようと思ったのか
ーなるほど。前職は人材紹介の仕事を通じてやりがいを感じられる環境だったと思いますが、そこから椎名さんが転職しようと思ったのはなぜですか?
人材紹介という仕事に本気で向き合いたかったからです。
前職ではコロナの影響などもあって人材紹介事業部がクローズしてしまい、異動することになったんです。異動先での仕事は、データと睨めっこしながら顧客相手にコンサルティング的な提案をすることだったんですが、正直面白味を見出せなかったんですよね。
自分はやっぱり感情やストーリーが好きな人間なのだと自覚しましたし、私もあらためて当事者としてエージェント事業に携わりたいと考え、転職を決意しました。
ーそれでは、椎名さんはアクシスとどのようにして出会ったのでしょうか?
アクシスのことは、実は前職にいた時からベンチマークしていました。
新しいエージェントサービスの企画を考えていた当時、同業の中でコンセプトに惹かれる会社はないかと調べていて、たまたまアクシスにたどり着いたんです。それから、個人的にベンチマークしていました。
それこそ、末永さんのYouTubeや本も読みましたし。キャリアを合理的に考えて意思決定するという話を聞いて、僕がくすぶっていた頃に知っておきたかった考え方だなと思いました。
ー以前から末永さんに共感されていたんですね!それでは、アクシスに意思決定した理由を教えてください!
アクシスに意思決定した理由は3つあります。
一つ目は、当時自分が実現したかった人材紹介の世界観をやりきれる環境だったことです。一言で言うと、社会人としてダメだった頃の自分を助けるようなサービス提供ができる環境。(自分で言うとなかなか寒いですが)
二つ目は、人材紹介という事業に会社として注力していて、かつそれを本気でやりたい人がアクシスにはいたことです。前職はメディア事業や広告事業が主力だったこともあり、人材紹介はあまり日の目の当たらない事業でした。人材紹介をやりたいと手を挙げる人材も少なかったですし、サービスをより良く創りたい!みたいな強い熱量が生まれにくかったので、転職先としては本気で人材紹介をやれる会社がいいなと思っていました。
そして三つ目は、僕自身が解決できる課題が多そうな会社だったことです。アクシスはまだまだ20~30人の小規模ベンチャーですから、これから仕組み化・組織化していくというフェーズの会社です。その中で、僕自身が前職でやってきたようなマネジメント経験や仕組み化の経験が活かせるのでは?と確信していました。
メガベンチャーから小規模ベンチャーへ
ー実際に働いてみた今の実感はどうですか?アクシスへの意思決定の理由を踏まえて、入社前後のイメージギャップなどがあればお聞きしたいです!
実際、イメージギャップはそこまでありませんでした。
人材紹介を本気でやれる環境だとは思っていましたが、想像以上にみんなのコミットメントが高かったですね。人材紹介という仕事を通じて、強く価値提供したいという気持ちがすごく強いので、一緒に働いていて気持ちがいいです。
人と深く関わる中でユーザーの抱えるモヤモヤに直面すれば、それを解決することが僕らの仕事です。ただ実は、価値提供をするこちら側にもモヤモヤを抱えながら仕事をしているケースが多く、アクシスのみんなにもそうした部分があります。
でも、自分の課題と向き合うことを全然あきらめてないし、まだまだ発達途中で、だからこそちょっと青いところもあり、熱く、本気で人と向き合える人が多いのだと思いますね。
そうやって、みんな前のめりで本気で転職者と向き合う一方、若いメンバーも多くマネジメント経験者がいないので、やはり、仕組み化や業務改善をどう推し進めればいいかっていう経験値の部分では僕が介在できる部分がかなり大きいと感じています。
ー椎名さんの今の仕事のやりがいって何ですか?
やりがいはめっちゃありますよ!課題に対して打席に立たせてもらっていますから。
それに、今は若手の成長を間近で感じられていることもやりがいの一つですね。新卒2年目の2人を抜擢してチームリーダーとして仕事を任せているんですが、視座や行動が目に見えて変わったと思います。
1年目は周囲に心閉ざして個人プレーで走ってた彼が、今ではメンバーと1対1で話す機会をとって交流している場面を見ていると、チームメンバーのことを理解して巻き込み、パフォーマンスを上げている勢いを感じますよね。
「井の中の蛙」になることの大切さ
ー余談になりますが、椎名さんが大切にしている言葉ってありますか?
僕は「井の中の蛙」って言葉がすごく好きです。
おそらく多くの方が、この言葉を良い意味では使いませんよね。ただ僕が思うのは、置かれた環境において、そもそも蛙にすらなれていない人の方が絶対に多いんですよ。
僕は1社目でも2社目でもオタマジャクシにすらなれず、手足も生えなかったから身動きも取れない状態だった。だけれど、リブセンスという井戸の中で初めて仕事に向き合い、成果を出せた時、はじめて蛙になれたんじゃないかなと思います。それでやっと自信がついた結果、外の環境でも挑戦したい、自分の力を試したいと思うことができ、今アクシスにいます。
だからまずは、蛙になることがめっちゃ大事なんだぞっていう話なんですよ。蛙になれる環境をちゃんと見つけられれば幸福度があがると思います。だってオタマジャクシだとどこにも飛べないから、自分の生きる環境って選べないですよね。転職する前にまずは現職で実績を積んで蛙になること、が大事だと思います。蛙になれてない人って多いですよ。
アクシス自体も世間的に見るとまだ何者でもない会社です。「働くすべての人を幸せにする」ことをビジョンに掲げてはいるものの、まだまだそこにはたどり着けていない。だから、たくさんの人がまずは蛙になれるような井戸を作れる会社になりたいですね。僕が蛙になれたように。
アクシスに求める人物像
ー身に沁みるお話でした…。それでは最後に、椎名さんがアクシスに求める人物像についてお聞きしたいです!
さっきの話の流れを受けると、井戸を作りたいとか、すでに蛙になれている人が来てくれると嬉しいですね。何者かになりかけてたり、成功体験のある人だったり。
正直なことを言うと、アドバイザーだけをやりたい人よりも、アドバイザーの仕事だって会社を伸ばすための一手段だと捉えられる人の方がマッチすると思っています。
前提、僕らは転職者に徹底的に向き合うキャリア支援のスタンスを取っていますが、会社としては小規模のベンチャーでこれから仕組み化・組織化していくというフェーズなので、決められたことだけをやっていれば成果が出るという状態ではまだないんです。
会社のビジョンを達成するために新しく法人へのアライアンスを提案したり、事業部を越えた連携を取れたり、枠にはまらず解決策を社内外から持ってこれる人が理想です!(笑)
だから、将来自分で事業をやりたい人、自分が当事者として事業を大きくしていきたい人、そんな人に来てほしいですね。
「裁量権が大きいです」「機会提供します」っていうフレーズによく疑問を抱くんですが、うちは本当に裁量権を渡したいと思っています。
ですから、むしろ裁量を渡してほしい人、もっと言えば、これまで上が詰まっていて意思決定に関われなかった人や自発的に「これをやりたいです」と提案してきたけど実現できなかった人にとっては良い環境だと思います。
うちはまだタレント不足で、ある種ストッパーが無く、僕の上は直で社長です。それに、僕自身も「問題解決できる手段であれば問わない」というスタンスなので、ぜひ共感いただけた方は一緒に働きましょう!
ありがとうございました!インタビューを通して椎名さんの想いがとても伝わりました!