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【Axelspaceの社員 #07 (コーポレート編) 】宇宙ベンチャーを支える管理部門の中の人って何してるの?

こんにちは!株式会社アクセルスペース人事のMegです!🚀

この社員紹介シリーズでは、今までエンジニア紹介がメインだったので、エンジニアしかいないのではと思われた方も多いかもしれません。
が、実はちゃんと管理部門(コーポレート・バックオフィス)もいます!笑

一般的に管理部門というのは、経理・財務・法務・総務・人事等の職種が集い、各事業部が潤滑に運用していく上で欠かせない部署ですが、宇宙ベンチャーの管理部門ってどんな感じで動いているか、気になりませんか?🧐
大企業と比べてどう運用が違うのか、宇宙ベンチャーの特性が管理部門にも表れているのか・・・

アクセルスペースの場合、実は経理・財務・法務・総務は経営管理本部に所属し、人事は別部門で分かれているので、人事についてはまた別の機会に触れさせていただければと思うのですが🤭、今回はアクセルスペースの経営管理本部に所属する3名の方々にインタビューをしてきました!

【三宮 文香】
2017年に入社して以来、人事・労務・総務等の幅広く経営管理業務を担当し、現在は経営管理本部経営管理グループ長。
趣味は流星群観察🌌⭐️と、お酒🍶
【松尾 佑一】
2022年に入社。
前職は監査法人で、現在は財務・経理ユニットのユニット長を担う。
趣味はサッカー観戦⚽️、ゴルフ⛳️、お酒🍶
【藤野 魁斗】
2021年に入社。
現在は経営管理本部財務・経理ユニットにて経営企画業務を担当。
趣味は登山で、時間があれば山に出掛けてます⛰️

まず、なぜスタートアップに転職しようと思ったのか教えてください!

三宮「私の場合、特にベンチャーにこだわっていたわけではなく、宇宙業界に興味を持ったのがきっかけでした。従前所属していた会社が歴史がある日系企業だったので、結果的に歴史が浅い宇宙ベンチャーに転職した形にはなったのですが(笑)
ただ、ベンチャーに対して抵抗感があったとかではなく、勢いがあって、色々作られていない環境だったのが面白そうって思いました。」

藤野「私もベンチャーに絞っていたというわけではなく、宇宙業界にすごい興味があるところからスタートしました。
前の会社が、それこそレガシー企業みたいな会社で、業務がかなり細分化されていました。自分の仕事にやりがいを見出しにくく、様々な業務経験を積みたいと思い、そしたら、スタートアップが良いんじゃないかなって思った感じです。
元々大学の時から宇宙がすごく好きだったので、学生時代から宇宙業界に行きたいなという思いがあったのですが、当時はあまり宇宙企業がなくて。社会人になり数年が経ち、宇宙業界の転職オプションが増えたこともあり、挑戦してみようと思ったのがきっかけでした。」

松尾「私の場合はお二人とは異なり、スタートアップを狙って話を聞きに行っていました。
前職が監査法人だったので、クライアントである会社が作ったものに対してチェックしたり、アドバイスする立場でした。その中で、自分も作成者側に回りたいと思うようになり、特にスタートアップのような若い会社だと仕組みづくりもあるので、自分で何かを作り上げる経験を積めるんじゃないかなと思っていました。」

皆さん色んな想いを馳せて入社されたと思うんですが、ぶっちゃけギャップとかってありましたか?

三宮「私の時は入社日の案内も直前まで全然なくて、内定本当にもらっているんでしょうかと疑っちゃいそうでした(笑)当時は、大学の研究室がそのまま法人化したみたいな感じでした。そういった意味ではギャップを感じましたね(笑)」

Meg「入社前からすでにギャップを感じられていらっしゃったんですね(笑)
ちょっと不安ですよね、大丈夫かな、みたいな 😅」

三宮「でも入社して、実際に管理部の仕事を進めていく中で、規定類や稟議等の仕組みとかの日々の業務の仕組みはしっかり導入されていて、入社前の感じたギャップに対してまたギャップを感じました(笑)
その後も、上場準備を進める中で、『ベンチャーの割に揃っているね』と言われることもあって、法的なところも守っていて、意外にも真面目に進めていましたね。」

藤野「システムや社内ワークフローとかも整っているところがあっても、それって適切なんだっけと、一から考えないといけないこともあったりするので、そこは大企業ではできないことができているなと、実感しています。
最初は業務経験を積みたいと思って入社したので、前職とアクセルでは業務の幅広さが全然違うなと感じました。業務の幅広さも、ただ広く浅いわけではなくて、意外と広く割と深く、という感じ(笑)
ちょっと業務を広げすぎて自分の業務量がオーバーフローしてしまう点は注意していかないといけないですが、広く浅い知識だけだと自分のスキルもそうなるだけなので、深いところまでスキル・知識が身に付けられるのはいいところかなと思ってます。」

松尾「私にとって一番のギャップは、日々の変化の激しさでしょうか(笑)
経理・財務というと、月次決算とかのルーチンワークがあって、それにプラスアルファで色々できるのかなと思っていたんですが、プラスアルファのところが想像以上でした😳
やらないといけないことは多くある中で、自分やチームのリソースをうまくコントロールして進めて行かないといけないなと感じています。
また、宇宙業界の業種の特殊性については想定していなかったですね。」


宇宙業界の特殊性って、皆さんの業務だと、どんなところなんでしょうか?

藤野「やはり特殊のものを作っていて様々な制約がある中で、長期プロジェクトのプロジェクト管理は課題が多いと思う。経営管理の立場として、1つ1つのモニタリング項目・見方とかを気にしないといけなかったり。セミナーとかも勉強のために参加するんですが、あまり当てはまらないことも多くて😅いろんな側面を組み合わせて、宇宙業界の特殊性を鑑みてやっていかないといけなかったりします。」

Meg「うちはかなり応用編なんですね(笑)」

松尾「経理的には宇宙だから、という理由で特別に登場する勘定科目といったことはないのですが、やっぱり作っているものが特殊かつ長期的でまた開発途上の分野でもあるので、会計的にどう処理するかの整理や監査法人対応に苦慮しています。
監査法人の方も前例があまりないことが多く、苦労しているようです。」

Meg「そういった意味だと、経理もパイオニア的な業務も行っているんですね!💪」


皆さんの1ヶ月の業務の進め方ってどんな感じなのでしょうか?」

三宮「総務では、最初の1週間は前月月次の締めがあるので、勤怠や経理の工数管理の締め対応を行いつつ、同時進行で給与の締めも計算を進めます。この1週間は前月のことを完了させる作業と新入社員対応とかで、一番忙しい時だと思います。
2・3周目以降に月次にとらわれないタスクを行って、月の最終週に入ってくると今月末中にやらないといけないタスクの追い込みウィークで(笑)。月初に向けて気持ちを整えています😀
年単位だと、年末調整や住民税の作業も一般の事業会社と同様に発生しているので、月次と年次で2つのフローを進めている感じです。」

松尾「経理・財務も、総務同様に月初1週間は前月の月次決算作業が中心になります。月次が締まり数字が固まると、それを元に予実分析を行い、取締役会に報告する業績資料を作成したり。
それが終わると通常の経理業務、給与・取引先への支払い等の処理・確認作業。これらの通常業務を行いながら、プラスアルファでIPO準備における必要書類の作成、作業したりとか。
年間で見ると、弊社は5月末が決算月なので、6-8月にかけては監査法人対応が続き、今その渦中にいるところです。
また、経理としては、出来上がった数値をただ記録していくだけではなく、予実分析を踏まえ、事業部門に気づきをあたえていけたらよいなと思っています!」

藤野「私は経理が決算をまとめたあとに動くので、そういった意味では月初が少し忙しくなります。
が、資金計画の業務が多く、経営企画というポジション上、スポット案件が多く、定常的な業務とかあまり関係なく色々やっています。」

Meg「こうやって聞くと、会社規模関係なく、やっていることは他社と大きく変わらない印象を受けますよね。」


アクセルスペースにはどんな人が合ってると思いますか?
どういった人と一緒に働きたいでしょうか?

藤野「自分の業務の守備範囲を決めない人、もっといろんなことをやってみたいと思える人、でしょうか。
役割分担が細かく分かれている企業と比べると、少人数でやりくりしないといけないスタートアップの特性上、いろんなことに挑戦してみたい、と思える人がフィットすると思いますし、そういった人と一緒に働きたいと思います!💪」

松尾「経営管理的な観点から見ると、攻めと守りのバランスを取れる人かなと思います。攻めの部分においては、さっき藤野さんがいった業務の守備範囲を決めないというところとか、いろんな変化に対して臨機応変に対応していく・問題意識を持って取り組んでいく姿勢が大事だと思います。
一方で、経理だと取引先へ支払いミスがあってはならない、正確性が求められる仕事になるので、攻めすぎてそういった部分が疎かになってはいけない、という視点も必要です。
変化にはきちんと対応しつつ、守りのところもしっかり対応しつつ、両立できていることが大事だと思います。」

三宮「二人の話に共通するところがありますが、自分自身が成長したいなと思っている人が向いていると思います。自分自身を見つめていて、自分が将来何をしたいか、自分をよくわかっている人ですかね。
どんなに忙しくても成長できることがわかっていて、ちゃんとオンオフをつけられて自分を見失わない人かな。」

Meg「一緒に働く人のスキル・経験も大事ではありますが、どちらかというと人柄やマインドセット・姿勢の方が大事ですよね。
藤野さんはここで退出されますが、回答いただきどうもありがとうございました!」


働いていて楽しいところ・やりがいを教えてください!

三宮「働きやすさですかね〜」

Meg「あ、それは私もわかります(笑)ちなみに具体的にどういったところですか?」

三宮「様々な労働制の適用導入や、オフィスの場所や、バーチャルオフィス制度(在宅勤務制度)もそうですし、従業員が自分らしく働けるような環境作りが会社のいろんなところに現れているような気がします。
まだまだ潤沢なお金があるというわけではないので、福利厚生面においては大手と比べると劣るかもしれませんが、従業員がプライベートも仕事も同じくらい大切にできるような会社と言う意味だと日本企業でもトップレベルだと思っています(笑)
それって会社が従業員一人一人を信じている証拠かなと思います。」

松尾「私は前職も似たような働き方をしていたので、それが継続できるという意味では良いギャップでした。あと単純に元々宇宙に詳しくなかったんで、今も知らないことばかりですが、宇宙業界ならではのことを学べるのは面白いな、と感じます。」

Meg「バックオフィスの皆さんが言うと説得力がありますね🤓
三宮さん、松尾さん、最後までインタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました!!」

アクセルスペースは宇宙ベンチャーとは言いつつも、先日設立15周年を迎えました!
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