こんにちは! Attack櫻井です。今回は12月9日(木)に開催された、Attack代表・村上篤志(むらかみ あつし)によるオンラインセミナー、『正社員採用は無理ゲー!?「エンジニア採用 虎の巻」』のレポートをお届けします。
<プログラム>
- エンジニア採用の市況感
- エンジニア採用プロジェクトの回し方
- 効果的なエンジニア採用のテクニック
1.エンジニア採用の市況感
まずは、doda(パーソルキャリア)様の「転職求人倍率レポート」(2021年7月)をもとに業種や職種ごとに市況感を見ていきました。
2014年4月から2021年7月までの「求人倍率」は、「全業界・全職種」で見てみると平均1.5倍~3倍ほどで推移しています。新型コロナ感染症流行の影響を受けた2020年4月から12月の間は低倍率で推移していましたが、2021年より徐々に回復し、7月は2.15倍となりました。
業種別のグラフでは、「IT・通信」業界だけ突出して求人倍率が高く、他業種に比べてアフターコロナの回復も早いことがわかります。
また、職種別のグラフでも「技術系(IT・通信)」の求人倍率が最も高く、2021年7月時点の求人倍率は9.17倍でした。
このように、1人のエンジニアを9~10社で奪い合っている状況であることから、エンジニアの正社員採用が「無理ゲー」といわれているのです。
2.エンジニア採用プロジェクトの回し方
次に、主要な採用手法・サービスの特徴と活用ポイントを紹介しました。
まずはエンジニア採用で活用する採用手法を検討するための手法の特徴についてです。さまざまな採用手法がありますが、「エンジニアの正社員採用では期待できないサービス」と「まだ可能性のある採用手法」に分け、「まだ可能性のある採用手法」については利点・弱点について1つずつ見ていきました。
次に「エンジニア特化の採用サイト」について、「スキルの高低」「正社員希望率」によりグラフ化し、各サイトの特徴を紹介しました。サイトごとに候補者の属性(スキルの高低、正社員希望率)は異なるため、採用成功のためには自社の目的に合ったサイトを利用することが重要だといえます。
また、採用目標人数を決めるだけではなく、ボリューム(母集団)、クオリティ(選考通過率)、スピード(選考日数)の目標値(KPI)を設定し、PDCAサイクルを回すことが必要です。
そのため、PDCAの回し方として「ボリューム(母集団)」「クオリティ(通過率)」「スピード(日数)」の3項目に着目し、事例を交えて紹介しました。
3. 効果的なエンジニア採用のテクニック
セミナーの後半には、効果的にエンジニアを採用するためのテクニックをお伝えしました。
まずは、「エンジニア向けの求人票には3つの魅力を盛り込むこと」、「地道にエンジニアネットワークを広げること」そして、「イベント登壇などでエンジニアトップの方に登場してもらう」の3点があります。
また、エンジニア採用は「システムやサービス、プロダクトの開発という目的を達成するための手段」であることから、あえて「エンジニア採用が成功する3つの“ハズし”」として、採用条件の緩和・見直しなどについてもご紹介。
あわせて、優秀なエンジニアの心理やスキル不足のエンジニアの心理とともに、会社が正社員のエンジニアに求める理由とその対案などをお伝えしながら、弊社の開発体制も紹介しました。
■ 採用管理システムのリリース
そしてセミナーの最後には、弊社が2021年10月から提供開始した採用管理システムの紹介もさせていただきました。弊社では採用支援サービス『TARGET』を展開し、多くの企業様の採用支援を行ってきましたが、そこで培ったノウハウをベースに、より良い採用管理の方法を編み出し、クラウド型採用管理システム『TARGET SYSTEM』をリリースしました。
【プレスリリース】 採用業務を促進化する「TARGET SYSTEM」のβ版が公開!
『TARGET SYSTEM』はどなたでも無料で利用することができ、利用に際しての機能制限などもございませんので、「試しに採用管理システムを利用してみたい」とお考えの方はぜひご検討ください!
いかがでしたでしょうか? Attackはスタートアップ・ベンチャー企業様を中心に採用実務支援、採用メディアのご紹介、採用管理システムの提供など、採用成功をワンストップでサポートしております。「ダイレクト採用が気になっているがスタートできていない」「採用メディアを活用しきれていないと感じている」というような企業様は、ぜひお気軽にご相談ください!