こんにちは! Attack黒木です。弊社は、採用支援(RPO)サービス【TARGET】を展開しており、採用コンサルティングから採用に関する実務までを一気通貫で対応するとともに、プラスアルファ・コンサルティング(PAC)社のグループ会社として、タレントマネジメントシステム『タレントパレット』の採用管理機能を通じた採用支援を行っています。
今回は、「オンボーディングのメリットと実施のポイント」をテーマにお届けします。
オンボーディングとは
オンボーディングは、新入社員や中途採用者が組織の文化や業務に早期に適応し、即戦力として活躍・定着できるよう、入社前から数ヶ月間にわたり計画的にサポートするプロセスです。オンボーディングは配属後も含めた継続的な人材育成であることが特徴のため、採用担当者や特定の教育担当者だけでなく、広範囲の社員がオンボーディングに関わる場合があります。
オンボーディングの目的
① 新入社員の早期戦力化
新入社員には、実務内容についてはもちろん、組織のルールやシステムなど、覚えなくてはならないことが多く存在します。オンボーディングは新入社員が早期に実力を発揮して、戦力となってもらえるように、できるだけ早くかつスムーズに慣れてもらうことを目的としています。
➁ 離職の防止
早期離職には、業務そのものよりも人間関係やモチベーションなどのマインドセットの部分が原因となる可能性も考えられます。オンボーディングは、新入社員と既存社員とのコミュニケーションを促進して風通しを良くすること、また適切な目標を持ってモチベーションを維持してもらうことを通じて、早期離職を防止する目的もあります。
➂ 人材育成の偏りを防止
教育研修は、基本的な研修終了後は配属先の部署に任せるケースが一般的です。そうしたケースでは、現場の状況や教える側のトレーナーによって内容が左右されるため、部署によって育成状況に大きく差が出てしまう場合があります。全社で統一したオンボーディングを実施することで、そうした偏りを是正する目的もあります。
オンボーディングのメリット
① 採用コストの削減
人材採用コストは年々上昇する傾向にあり、採用後の育成コストも採用コストと同等かそれ以上掛かるケースもあります。オンボーディングで離職率を下げることができれば、さらなる補充人員の採用・育成時に発生するコストを削減することができるでしょう。
➁ 業務の生産性・品質向上
正しくオンボーディングを実施して、新しい社員に早く慣れてもらうことができれば、新たな人材リソースを投入でき、業務の生産性や品質向上が期待できます。また全社的な仕組みによって、育成指導の担当が特定の社員に偏らないようにできれば、社員が本来の業務に集中でき、総合的な生産性向上につながります。
➂ 組織のチーム力向上
オンボーディングで、新入社員と既存社員のコミュニケーションが促されること、またメンターとの指導や相談といったコミュニケーションが行われることにより、社員間で業務の目的やゴールの共有が活発になります。その結果、組織力の向上につながります。
④ 社員満足度の向上
社員の満足度が低下する主な原因は、目的意識の低下や評価制度に対する理解不足による不満、また、人間関係や職場環境の悪化などが考えられます。オンボーディングを通じて会社の方針や評価制度などをしっかりと理解することができれば、自らがどのような方向に進んでいけばよいのかが明確になり、迷いなく業務に集中することができるようになるでしょう。
オンボーディング実施の5つのポイント
① 人事部との信頼関係構築
新入社員が、入社前後に人事担当者と十分なコミュニケーションが取れていることは、その後の成長にもプラスに働きます。新入社員が不安や疑問に思っていることを明らかにし、解消していくことによって関係性が深まります。人事担当者とのコミュニケーションは、将来的な活躍に影響を与えるオンボーディングの一部です。
② 中長期的なプログラムの設計
オンボーディングは、一般的に3ヶ月〜半年程度が目安であり、企業によっては1年をかけて行うケースも増えています。短期的な研修(数日〜1ヶ月)とは異なり、中長期的に戦力化・定着することを目的に、設定した目標を達成するために必要な期間を逆算して、オンボーディングのスケジュールを定めましょう。
③ スモールステップ法の導入
スモールステップ法とは、目標を細かく設定しながら最終的な目標達成を目指す教育手法です。成果が出るまでに長い時間を要するものはストレスがかかりやすく、目標を見失ってしまう傾向があります。小さな成功体験を積み重ねて自信につなげられるような、スモールステップ法を取り入れることを検討しましょう。
④ メンター制度の導入
メンター制度とは、新入社員に年齢や立場が近い社員がサポート役になる制度です。人間関係についての悩みなど、業務以外の領域まで含めてフォローを行い、職場環境や業務に慣れやすくすることで早期離職を予防し、成長スピードを速めるために、オンボーディングの補助制度として導入することが効果的です。
⑤ トレーナーの育成
メンター役の先輩社員やOJT担当者の育成スキルは、オンボーディングの成果を大きく左右します。専門知識だけでなく、コーチング、メンタリング、フィードバック技法などの教えるスキルを向上させるためには、研修のトレーニングを実施する外部機関を活用することも効果的でしょう。また、1on1ミーティングを実施し、きめ細やかなフォロー体制を整えることが必要です。
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