こんにちは! Attack黒木です。弊社は、採用支援(RPO)サービス【TARGET】を展開しており、採用コンサルティングから採用に関する実務までを一気通貫で対応するとともに、プラスアルファ・コンサルティング(PAC)社のグループ会社として、タレントマネジメントシステム『タレントパレット』の採用管理機能を通じた採用支援を行っています。
今回は、【TARGET】で提供するサービスの一つである採用広報について取り上げます。ぜひ、最後までご覧ください!
採用広報とは?
採用広報とは、企業が採用活動を目的に、自社の経営理念・文化・事業内容・働く環境・社員の人柄といった情報を「社外(候補者・潜在層)」および「社内(既存社員)」「社友(アルムナイ・退職者)」に向けて継続的に発信する活動を指します。
採用広報は、求人広告とは異なり、企業の「リアル」を長期的・継続的に伝えることで、相互理解を深め、マッチング精度の向上や人材獲得力の強化を目指すものです。自社のありのままの姿を伝え、コミュニケーションを重ねることで、自社のファンを増やしていく中長期的な関係構築を行うブランディング活動です。
採用広報が重要視される背景
採用広報が重要視されるのには、以下のような、採用市場や候補者を取り巻く環境の変化が関連しています。
1.売り手市場により転職潜在層へのアプローチが必要
現在の採用市場は、売り手優位の状況が続き企業の人材採用の難易度は年々高まり、転職への意欲が高い顕在層に向けた施策だけでは十分な母集団を形成することが難しい状況です。そのため採用成功には「今すぐ転職は考えていないけれども、良い企業があれば検討したい」と考えている潜在層へのアプローチの重要性が増しています。
採用広報による企業からの積極的な情報発信は、転職潜在層が転職活動を始める前の段階から企業について認知してもらえるきっかけとなります。また、転職を検討している候補者も企業についてより深く知ることができ、よりマッチした人材へのアプローチが期待できます。
2.デジタルメディアの存在感の高まり
スマートフォンやSNSの普及により、候補者はいつでもどこでも企業の情報を得られるようになりました。求人サイトに留まらず、企業の公式SNSやクチコミサイト、動画サイトなど多様なデジタルメディアが情報源として活用されています。
SNSや動画の投稿を通じて、社内の雰囲気や働く人の価値観を見える化し、候補者との接点を強化することも可能になりました。これによって企業の情報提供は、共感性のあるコンテンツをタイムリーにかつ継続的に発信することが求められています。採用広報は、これらのメディアを戦略的に活用しながら企業の存在感を高め、ターゲット層への浸透力を高める重要な手段です。
3. 候補者から透明性の高い情報が求められている
候補者は企業に対して、より透明性のある情報を求めています。採用サイトや求人票の情報だけでなく、実際の職場の雰囲気や、働いている人についてのリアルな情報を重視しています。クチコミサイトや個人のSNSを通じて、企業側が意図しない情報が簡単に広まってしまうことも想定されるため、情報発信の誠実さが問われています。
こうした背景を受け、採用広報では、社員の声を通じて働き方や制度の実態について、率直に公開する姿勢が広まってきました。透明性の高い広報活動が、候補者との信頼関係の構築につながります。
採用広報の3つの目的とメリット
戦略的に採用広報に取り組むことで、企業は3つの大きなメリットを得ることができます。
1.採用ミスマッチの防止と志望度の向上
採用広報を通じて、企業の良い面を発信することはもちろんですが、仕事の厳しさといったカルチャーのありのままを発信することは、候補者の過度な期待を防ぐことにもつながります。
入社前にリアルな情報に触れてもらうことで入社後のミスマッチを避け、結果として社員の定着率向上にも寄与します。
2.採用候補者の母集団形成(潜在層へのアプローチ)
求人広告がアプローチできるのは転職への意欲の高い顕在層に限られますが、オウンドメディアやSNSでの採用広報を通じて、まだ転職を考えていない人材にも継続的に情報を届けることができます。
「もし転職を考えるならあの会社が面白そうだ」と転職を考えたタイミングで想起してもらえる関係性を築くことが、中長期的な母集団形成につながります。
3. 既存社員のエンゲージメント向上
採用広報は、社外だけでなく社内のインナーブランディングにも影響します。
採用広報を通じて、自社が社会にどのような価値を提供しているのか、仲間がどのような想いで働いているかが伝わることによって、自社への誇りやエンゲージメントを高めることが期待できます。社員が「この会社で働けて良かった」と感じられることは、離職率の低下はもちろん、リファラル採用の活性化にもつながります。
採用広報の戦略の立て方
採用広報を効果的に進めるためには、計画的な戦略設計が必要です。採用広報の戦略の立て方について、3つのステップに分けてご説明します。
ステップ1:ターゲットを明確にする
まず、どのような人材を採用したいのか、情報を届けるターゲットを明確にすることが重要です。スキルや経験だけでなく、価値観や働き方の志向、企業カルチャーとの適性など、採用ペルソナを具体的に設定します。その際、譲れない条件(MUST)とあれば望ましい条件(WANT)を分類することも有効です。
候補者が企業に求める要素を踏まえ、自社の強みと照らし合わせることで、より効果的なメッセージを届けることができます。
ステップ2:企業の魅力を整理し、コンテンツを作成する
候補者の関心を引き、応募意欲の向上につなげるためには、メッセージを明確に打ち出すことが大切です。企業理念やビジョン、働く環境、キャリアパス、福利厚生などの情報を整理し、候補者に伝えるべき自社の強みや特徴を言語化します。社員のリアルな声やアンケートといった実際の声は、候補者の興味を引くでしょう。
他社との差別化を意識し、候補者が共感しやすい要素を見つけることも効果的です。
ステップ3:適切な発信手段を選定する
現在は売り手市場を背景に、オウンドメディアに加えて、noteやWantedlyといった媒体からの発信、またSNS、動画を利用して、企業の文化や社員の働き方を等身大に伝える手法が広まっています。
一つのメディアに依存せず、オウンドメディアで詳細を伝え、SNSで拡散し、求人媒体でエントリーへつなげるという複合的な活用を行うことが重要です。複数のチャネルを適切に組み合わせることで、より多くの候補者に効果的に情報を届けることができます。
また、採用トレンドに合わせて、外部の採用広報代行サービスを検討することも有効でしょう。
弊社が提供する採用支援(RPO)サービス【TARGET】では、採用広報の戦略立案から、インタビュー構成の設計、当日のインタビュー実施、写真撮影、原稿作成までをフルサポートしています。採用広報の戦略をお考えの方は、是非お声掛けください。
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