こんにちは、アットイン採用担当です!
今回はアットイン営業部の大阪インフォメーション課で主任を務める、野村 貴大さんにお話を伺いました。
マンスリーマンションの営業は、物件を売り込むのではなく、お客様の事情を知ることから始まる仕事です。出張や受験、通院など、お問い合わせの数だけある背景に耳を傾け、その方が暮らしやすい一部屋を選び出していきます。
ホテルのフロントとして3年ほど働いたのち、転職フェアでアットインと出会った野村さん。立ち上げ間もない大阪のオフィスを選んだ理由と、お問い合わせに応える反響営業ならではの、提案の工夫を語ってもらいました。
プロフィール
野村 貴大(のむら たかひろ)
新卒でホテルに入社し、フロントスタッフとして3年ほど勤務。人材会社での電話営業を経て、2024年、転職フェアで出会ったアットインに入社。現在は営業部大阪インフォメーション課の主任として、個人・法人のお客様からのマンスリーマンションのお問い合わせ対応と物件提案を担当。これまでに法人営業や物件の仕入れ、採用活動も経験している。
ホテルで過ごした3年。この先の働き方を見つめ直して、新しい道へ
――まずは、アットインに入社するまでの経歴を教えてください。
新卒でホテル業界の会社に入社し、いわゆるホテルマンとして3年ほど働いていました。
その後は人材会社に転職し、お電話でお仕事をご案内する営業を3か月ほど経験。そこから再び転職活動を始め、出会ったのがアットインです。
――ホテルや人材会社からの転職には、どのような理由があったのでしょうか?
どちらの職場でも、この先も働き続ける自分の姿を思い描けなかったからです。
ホテルは夜勤や早番・遅番があり、生活のリズムを整えにくい環境でした。先輩や上司の働き方を見ても、30歳、40歳、50歳になってもここで働いている姿が、どうもしっくりこなくて。キャリアを見つめ直し、転職を決めました。
次の人材会社では、一日中受話器を握り、こちらからお電話をかけ続ける営業をしていました。席に座って黙々と電話に向き合う毎日で、入社前に思い描いていた雰囲気とはどこか違っていたんです。
今振り返ると、お客様の話をじっくり伺ってからご提案できる仕事こそ自分に合っていたのだと思います。アットインは、まさにそうした働き方ができる職場だと実感しています。
転職フェアで出会った一社。「色々なことをお任せしたい」が背中を押してくれた
――転職活動では、どんな業界や職種を探していたのですか?
業界や職種を絞らずに探していました。
というのも、当時はやりたいことが決まっていなかったんです。たとえば「営業を極めたい」「マーケティングをやりたい」などの目標も特になく、自分が何に向いているのかも分からない状態でした。
そこで、ホテルや不動産など幅広い業界に目を向けながら、自分に合う場所を手探りで探していたのが正直なところです。
――そのなかで、アットインとはどのように出会ったのですか?
転職フェアで、アットインのブースに立ち寄ったのがきっかけです。
一番印象に残っているのは、お話ししてくださった方の人柄でした。誰に対しても敵をつくらないような穏やかな方で。会話をしているうちに、この方のもとでなら自分も気持ちよく働けそうだと、自然に想像できたんです。
前の職場で、入社前に思い描いていた雰囲気と実際とのギャップに戸惑った経験があったからこそ、一緒に働く人の人柄は大切なポイントになりました。
――入社の決め手になったのは、どんなことでしたか?
「入社したら色々なことをお任せしたい!」と声をかけてもらえたことです。
当時は大阪の事務所ができてまだ間もない時期だったので、営業に限らず幅広い仕事をお願いしたいとお話しいただきました。
やりたいことが定まっていない自分にとって、この言葉は本当にありがたかったですね。色々な仕事に挑戦するなかで、自分に合う道を見つけていけばいい。そう思えたことで気持ちが軽くなり、入社を決めました。
問い合わせの数だけ、暮らしがある。マンスリーマンションの反響営業とは
――現在はどんなお仕事を担当しているのですか?
マンスリーマンションの反響営業を担当しています。
お客様からメールやお電話でお問い合わせをいただき、ご希望に合う物件をご提案する仕事です。たとえば「1か月から半年ほど、この地域でお部屋を探している」というご条件をいただいたら、それに沿って物件を絞り込み、ピックアップしてお送りします。
それに対してお客様から「この物件が良い」「別の条件でもう一度探してほしい」とお返事をいただき、やりとりを重ねながらご成約いただきます。
新規営業のように、こちらから営業をかけることはほとんどありません。
――お問い合わせは、どのような目的のものが多いのでしょうか?
本当にさまざまで、お問い合わせの数だけ事情があると感じます。
個人のお客様からよくいただくのは、リフォーム中の仮住まいの相談です。ほかにも、通院のために病院の近くで暮らしたい方や、ご家庭の事情で一時的に住まいを分けたい方もいらっしゃいます。
受験を控えたお子さんのために、「予備校の近くで静かに勉強できる部屋を」と親御さんからご連絡をいただくことも。
法人のお客様は、出張や新入社員研修での宿泊が中心です。工事関係の会社から現場の近くで10室、20室とまとめて探したいというご依頼や、クリスマスマーケットなど季節のイベントの設営で使いたいというご相談もあり、お問い合わせを見ているだけでも面白いですね。
――普段はどのように過ごされることが多いでしょうか?
ほとんどオフィスで、パソコンに向かってメールを返している日が多いです。
大きな商談がいくつも入っているというより、細かなやりとりがたくさんあるイメージですね。いただいたお問い合わせ一件一件に、お電話でご要望を伺ってからメールでご提案しています。法人のお客様には、訪問して商談の場を設けることも。
一人が案件を抱え込むのではなく、お問い合わせにどんどんお返事をしながら、みんなでご成約につなげていく進め方を大切にしています。
物件の前に、まず人を知る。ヒアリングを重ねて届ける、その方のための提案
――お客様に物件を提案するとき、意識していることは何ですか?
ご条件の背景にある「なぜ使いたいのか」を、しっかり伺うことです。
お問い合わせメールには「この期間で使いたい」とは書かれていても、目的までは分からないことがほとんど。そこで、利用の目的をお聞きするようにしています。
たとえば通院で使われるなら、歩くのがつらいかもしれないので駅に近いお部屋がいい。アパートタイプだと、階段の上り下りが負担になるかもしれない。近くで工事をしていれば、音が気になって体を休められないだろう。
そうして想像を広げることで、条件だけでは見えない、お客様の暮らしに合うお部屋を見つけられると思っています。
――お問い合わせの段階では、どのような心境のお客様が多いのでしょうか?
マンスリーマンションに興味がある、詳しく知りたいという方がかなり多いです。
私自身、入社するまでマンスリーマンションを知らなかったくらいなので、リフォームで仮住まいが必要になって調べてみたらたどり着いた、という方が多いのだと思います。
また、マンスリーマンションは入退去が多く、ホテルに近い動き方をします。お問い合わせをいただいた時点で、その物件がすでに埋まっていることも珍しくありません。
そのため、お客様が最初に見た物件以外でご成約になるケースのほうが多いです。需要のある方からのお問い合わせが多いこともあり、成約率は4割ほど。一般的な営業と比べると、高いほうだと思います。
――法人のお客様には、どのように提案しているのですか?
個人のお客様とは違い、提案できる物件をすべてお送りしています。
法人のお客様からは、10室など一度にまとめて確保したいというご依頼が多いのですが、そうした条件に合う物件は限られているのも事実です。
そこで、お送りした候補それぞれの特徴を、お電話でもお伝えしています。ご担当者様が比べながら、納得して決めていただけるようにするためです。
お客様の事情を知り、その方に合うお部屋を一緒に探していく。それが、アットインの営業の根っこにあると思っています。
いかがでしたでしょうか?
前編では、ホテルのフロントから転職を決め、転職フェアでアットインと出会った野村さんのこれまでと、お客様の事情に耳を傾ける反響営業の仕事についてお届けしました。
続く後編では、お客様と築いてきた関係にさらに迫ります。
大阪・関西万博のパビリオン(各国や企業が出展する展示館)に関わる方々への提案や、新たに物件を借りて実現した法人様の案件。そして、ご利用後に会社へ招かれ、工場を見学させてもらったエピソードまで、提案の幅と人とのつながりを詳しくお届けします。
お客様の相談相手として頼られる営業とは。気になる方はぜひ後編もご覧ください!