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Go言語は突然に(勉強会編)

反響 残響 嬉しく響く

前回のGo言語は突然に(2日目)はなぜか多くの人たちの見てもらえたみたいで、「Feed急上昇ランキング1位」なんて通知をいただいてしまいました。喜びつついろいろと分析してみた結果、単に場違いだから目立ったという残念な結論しか得られなかったのですが、それでもたくさんの、特にエンジニアの方たちに読んでいただけたのは非常に嬉しい経験でした。

さて、Go言語でSlack botを作ってみようと決めた前回2日目でしたが、3日目に行く前に今回は社内で開いたGo言語勉強会の様子をお伝えしたいと思います。

前準備

正直、私自身もGo言語はかろうじて簡単なプログラムが作れるというレベルなのですが、社内にGo言語が出来る人が増えて欲しい、さらに言うと新しい技術や言語にも勢いとノリで軽率に手を出すような人がいっぱいいる会社になって欲しい、そんな思いで勉強会を強行することとしました。

でも、やるからには私自身も楽しんでやりたいし、参加した人たちにもわざわざ出てきた甲斐があったと思ってほしいなと。そんな訳で社内のSlackにこんな告知を打ちました。

業務後の勉強会にいきなり参加表明をしてもらうのはハードルが高いと思い、「興味のある人は、まずはリアクションボタンをPUSH!」とハードルを下げて呼び水効果を狙ってみました。

しかし、スクショのとおりノーリアクションです。知ってます。想定の範囲内です。この程度で挫けていたら会社なんて作れていません。ましてや思春期の娘の父親なんてできません。
その後、詳細な内容を追加で告知してみたり、手順書やサンプルコードを先に公開してみたり、迷ってる子を個別勧誘して先行で参加表明してもらったり(参加しやすい雰囲気作りは大事ですね)して、なんとか6名くらいは確保!

会社がやれば勝手に人が集まるなんて幻想はもう通用しませんよね。それに強制的に参加させてモチベーション下げてしまうくらいならやらない方がいいです。例えそれが社内であっても、というか身内だからこそキッチリやって純粋な興味と好奇心を持って来てほしいと思いました。

開始!

そして勉強会当日。
Slackで実況しつつ、テスト用のチャンネルではみんなのbotが動いたり動かなかったりわちゃわちゃしてる様子も見えたら面白いかなと思いこのような進行にしました。
Slackの情報は割とみんなリアルタイムで見てくれているので「なんだよ、かったるいから行かなかったけどちょっと面白そうじゃねーか」と1ミリでも思わせれば勝ちです。次は来てくれるかもしれません。せっかく時間も手間も掛けているんだからこのひと手間を惜しむのは逆にもったいないですよね。

業務時間後に流れ集合でぼちぼちと人が集まってきて、準備の度合いに応じて各々が作業を始めます。自分のペースで自由に作業してもらい、私はみんなのところをぐるぐる回って教えるいわゆるテクグラ(去年のGWにお試しでやった子供向けプログラミング教室)方式でやって合間に実況でもしてみるか、くらいに思っていたのですが全然そんな暇はありませんでした。


「はい、ということで【Go言語勉強会】の方をやっていきたいと思います。」とかYoutuberっぽくつぶやいたのを最後に私の霊圧は途絶えます。無念です。

しかし、その様子を見て、近くにいたS子さんが写真を撮ってどんどんSlackに流しはじめてくれたのです。さすがです。おかげで私は教える方に専念することができたのでした。

エンディングが見えてきた!

環境構築から始めた人もいたし、みんなGo言語の前知識はほぼゼロだったのですがそこはエンジニア、なんとか全員Slackのチャンネルのメッセージを受け取ってリアクションを返すbotの卵みたいなところまでは持ってゆけました。

あとは発表会までの残された短い時間の中で、botに自分なりの味付け・肉付けをしてゆきます。
テスト用チャンネルはみんながスタンドバトルかってくらいに思い思いにbotを繰り出すので、御覧のようなカオスな状況になります。。

ということで各自オノレの世界に集中しもくもとキーボードを叩く音だけが鳴り響く、ある種の人々にとってはとても心地よい瞬間が訪れます。やってよかったなあと、ひとり密かに実感させられるひと時でもありました。

金曜夜とはいえ時間も時間、みんなの背中がもっと組ませろまだやらせろと不完全燃焼オーラを発しているのは重々承知しつつ強制的に発表会に移行します。

1.現時点のbotを動かしてみせる
2.最終的にはどんなbotに育ててみたいか

簡単に2点、あと勉強会の感想を順番に発表してもらいました。
時間的な制約もあり、特定キーワードに反応して特定メッセージを返すのが精いっぱいではありましたが、グループチャンネルの勤怠連絡に対するリアクションやカイジの名言、Googleスプレッドシートの連携など様々なアイディアが出てきました。

全体的にみんな面白かったと言ってくれたので、まずまずの成功と言っていいのかなとちょっぴり自負しております。しかし、プログラミング言語というのはもちろん数時間やってみただけで身につくものでもありません。興味を引いてきっかけを作ったら、次は継続的に学ぶというサイクルに進まないと意味がないし、何よりそこから本当の楽しみが待っているのですから。

みんなが後片付けをしてくれている中、熱がさめないうちにと上記のようなことを実況チャンネルに書き殴りました。その割にはいい感じにまとまっていたのでそのまま使ってしまいます。

そして〆は恒例の餃子。
ともに学び、コードを書き、酒を飲み、ともに語り、餃子を食らう。
なんとも、エンジニア冥利につきる1日でした。
またやろう!

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