atama plus株式会社に入るまで
■■■経歴■■■
京都大学大学院(情報学研究科 社会情報学専攻)を卒業後、2015年に株式会社リクルートテクノロジーズ入社。エンジニアとして大学生・高校生向け求人アプリ「from A campus+」、「from A school+」のAndroid開発、学習サービス「勉強サプリ」(現スタディサプリ)のバックエンド開発、婚活サービス「ゼクシィ恋結び/縁結び」のバックエンド/フロントエンド開発等を経験した後、2017年8月atama plus株式会社に入社。
教育には昔から興味があったのですか?
大学の受験勉強を始めるまでは全く興味がなかったです。
高校2年生まで、ほんとに勉強嫌いでした。テスト勉強をしたことも宿題をしたこともほぼありませんでした(苦笑)。今思うと、勉強をやらされているという意識が嫌悪感につながっていたんだと思います。
周りの友人たちが大学受験を意識し始めたころ、「大学ってその先の人生に影響しそうだよな。さすがに勉強したほうがいいのかな?」と思いまして。それで、生まれて初めて塾に行って、ちゃんと勉強してみたら、「知らないことを学ぶのって楽しい!」と気づきました(笑)。勉強ってやらされるものじゃなくて、自発的にやりたくなるものだったんだ!と。
受験勉強を通じて、初めて学びの楽しさに気づいた訳ですが、一方でもっと早く、小学校や中学校の頃に気づきたかったなあと強く思いました。それが教育に興味を持った原点かもしれませんね。
大学ではどんなことをしてたのですか?
塾の先生の勧めや色んな縁もあって、京都大学に進学しました。工学部情報学科を選んだんですが、専攻に強い思い入れがあったわけではありません。でも、やってみたら面白くて、プログラミングコンテストに出場したりもしましたね。
学業の傍ら、昔の僕みたいに勉強嫌いの子が学びの楽しさに気づいてくれたらうれしいなという気持ちで、ずっと塾講師や家庭教師のバイトをやってました。“子供がわかるように教える”というのが思ったより難しくて、試行錯誤し続けたのは良い経験になりました。
新卒で就職したリクルートとの出会いを教えてください。リクルートではどんな仕事をしていたのですか?
リクルート主催のプログラミングコンテスト第1回に参加したのがきっかけで、人事の方と話をする機会があったんです。その時にリクルートがやっていた“受験サプリ”というアプリの話を聞いて興味を持ち、とんとん拍子で入社が決まりました。
入社してからは、大学生・高校生向けのアルバイト求人アプリを開発したり、小中学生向けの学習アプリの開発に携わりました。その後、婚活サービス開発等を担当しました。
atama plusへ入社したきっかけを教えてください。大手企業からスタートアップへの転職に迷いはなかったですか?
リクルートに入社して2年経ち、もっと本格的に学びの分野に軸足を置いて開発をしていきたいなという思いで社内での異動希望のタイミングを見計らっていたら、atama plusに出会ってしまったんですね(笑)。
僕が教育分野に興味をもっていると知っていた大学の先輩が、「面白そうなスタートアップがあるよ」と教えてくれたのがきっかけです。先輩がたまたまatama plusのボードメンバーの知人だったんです。
atama plusの方に何度か会って話を聞くうち、「自分が本当にやりたかったのはこれだ!」と感じて転職を決めました。
大学受験の時も同じですが、人生の重要な選択は直感を信じてサクッと決めてしまうタイプなんです。
なので全く迷いはなかったです。
現在の仕事内容について
今やっている仕事内容を教えてください
今の仕事の内容は主にフロントエンドの開発です。ユーザーがアプリを使った時に実際に目にする部分の開発ですね。
アジャイル開発で常にユーザーのフィードバックがあるので、本当にやりごたえがあります。開発メンバーもみんなやる気があって、前向きな議論をしながら進められるところもすごく気に入っています。
atama plus株式会社について
atama plusはどんな会社ですか?
必要なことを必要なだけ話し合うとか、アジャイルでまずやってみるとか、仕事を進める上でのストレスがないことはとてもいいですね。エンジニアはもちろん、ビジネスチームとの距離もすごく近いし、会社全体としても思いを共有しながら進めている実感があります。
そして、この環境で自分のやりたいことを突き詰めていけば、自分自身の経験値も上げながら、事業にも貢献できるなと思いますね。
今後について
今までの経験も踏まえてどんなことに取り組んでいきたいですか?
自分の仕事領域で言えば、今までは大きな組織で役割が細分化されていたことが多かったので、インフラ部分など未経験の部分も含めて仕事の幅を広げていきたいです。
atama plusのサービスを通じて実現していきたいことはありますか?
サッカー好き、野球好き、と同じような感覚で“数学好き”みたいな子供が増えると嬉しいですね。
勉強って“しなきゃいけないもの”ではなくって、本来“面白いもの”だと思うんです。
“面白いもの”にするためには、それぞれの子供の学びに合わせたパーソナライズされたサポートが必要です。atama plusのプロダクトであれば、勉強が得意な子も、苦手だと感じている子も自分に合ったサポートが得られるので面白いと思ってもらえる、そう確信してます。