今日はSNECの相談員のとある1日を紹介します◎ SNECの相談員は臨床心理士又は公認心理師の資格を持っており、主に生徒の「心のケア」をしています。
◎9:00 出勤 出勤したら、保護者や生徒から連絡が来ているかを確認します。チャットツールを使い、保護者の方との面談の日程調整などをしています。
◎9:15 職員ミーティング 毎朝職員全員でミーティングを行っています。生徒の出欠席の確認(登校する生徒)、オンラインで面談をする生徒の確認、今日1日の流れの確認、行事についての再確認、生徒の状態の共有、職員の教室での座席配置など、職員全員で情報を共有し共通認識を持っている事を確認します。生徒の状況は日によって異なるので、ケアが必要な生徒についても共有をし、その日の職員配置を考えます。
◎9:30 生徒登校 生徒が登校する時間です。挨拶やたわいもない話をしながら生徒の様子を観察します。また、欠席連絡が来ていない生徒がまだ来ていない場合、生徒へ連絡をします。
◎10:00 朝のホームルーム 朝のホームルームでは、今日一日の流れ、特別授業がある場合はその詳細、学習締め切り日の確認、生徒の体調確認をします。
◎10:10 午前の学習スタート! 学習中は生徒がすぐに質問できるよう生徒の近くに座ります。この時間は生徒の学習のサポートをします。
◎11:10 生徒と定期面談 生徒と定期的に面談を実施します。面談は週に1回の生徒もいれば、1カ月に1回の生徒もいて、人により頻度は異なります。ここでは学校生活や日常生活の悩みなどをヒアリングします。
◎12:00 午前の学習終了!ランチタイム! お昼時間を前半と後半に分けて、お昼を食べる時間と生徒を見守る時間を作っています。生徒を見守る時間では、生徒と話し、今どんなことに興味を持っているのか、どんなことが好きなのかを知る機会になります。また、生徒同士の交流を深めるため、一緒にアナログゲームを行い、話すきっかけを作ったり、コミュニケーションを図ったりします。
◎13:10 午後の学習スタート! この時間は生徒の学習のサポートをします。
◎14:10 特別講座「ココロプラス」の実施 SNECでは相談員が「ココロプラス」という講座を実施しています。生徒の現状に合わせ講座のテーマや内容を考えています。講座の中では、生徒間での関りが上手くいくようグループワークに入りサポートをします。
◎15:00 帰りのホームルーム、放課後 ホームルームでは、明日の連絡事項などを伝えます。在宅で学習を進めている生徒も参加できるよう、オンラインでも視聴できるようにしています。放課後は生徒同士で話しているのを見守ったり、生徒と話をしたりしています。
◎15:30~17:30 職員ミーティング、事務作業、保護者面談 15:30、生徒完全下校の時間です。生徒下校後、毎日職員ミーティングを実施しています。その日にあった出来事、生徒の様子、今後の行事についてなど共有をします。SNECでは様々な視点で生徒をみることを大切にしているので、どんな意見でも歓迎!ミーティングが終了したら、生徒記録、今日のココロプラスの感想の確認、振り返りなど事務作業を進めていきます。保護者面談は、生徒下校後に実施する事が多いです。保護者面談では、定期的に連絡を取り生徒の様子を多面的にみていきます。
◎17:30 終業!おつかれさまでした!(残業は少なめ!)
このような流れでSNECで生徒支援をしています。
他には心理検査をしたり、実習生の指導をすることも。 心理検査はWISCーⅤやK-ABCⅡ、職業レディネス・テストなどを実施しています。各検査ごとに所要時間は異なりますが、検査には時間がかかります。そのため、夏休みや春休みなどの長期休み中に実施する事が多いです。また、生徒本人の負担とならないよう、ご家族さまや生徒本人と話し合って時間を決めています。検査のフィードバックは実施から約1か月後くらいにお伝えしています。
何気ない場面での生徒の表情や声色、友人との関わりを気にかけ、「いつもと違う」に気づけるようサポートをしています。
以上SNEC相談員のとある1日の紹介でした!