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マンガでわかる生成AI【第6話】メールを書いてみる

一人暮らしを始めたばかりの沙織の心強いパートナーは「生成AI」!? 日常や仕事で起きるさまざまなピンチを、生成AIと共に乗り切れるのか!? 「ChatGPT」などでおなじみの生成AIを使いこなすためのヒントをマンガで解説します。企画と原作を担当するのは、アステリア株式会社の森 一弥です。






(企画・原作:森一弥 作画:佐倉イサミ

マンガで分かる生成AI【第7話】に続く・・・ 前回のお話はこちら

キーワード解説

漫画の原作者である、アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリストの森が、今回のお話の概要や会話に登場したキーワードについて簡単に解説します!

メールの連携
メールの文面作成は普通にプロンプトで作成してコピペして使うことは可能だが、最近は様々な連携が進んでいる。例えば Google Gemini は許可を与えれば Gmail の内容を参考にした回答ができるようになっている。

試行錯誤
チャット形式で提供されることが多いLLM(大規模言語モデル)のサービスは、セッション中の内容を踏まえた会話が可能。一度のリクエストで期待した答えが返ってこなくても、何度かのやり取りで期待した答えに近づいていくことも。

トト先生の生成AI塾


今回はメールの話じゃったの。メールの文面作成は地味に時間かかる。数も多いようであれば、生成AIでだいぶ効率化できるかもしれんの。技術的にはメールを出すところまでできそうじゃが、場合によっては失礼な文面になる可能性も捨てきれないので、文面の確認を行ってから実際の送付を行ったほうが良いじゃろうな。もちろん別の生成AIでチェックするという手もある。いろんな役割や機能をセットしたAIをエージェントというのじゃが、このエージェントを人に見立ててお互い会話させて問題に取り組むというのもやり方としてはあるぞ。

『マイ◯リティ・リポート』のプリコグや『エ◯ァンゲリオン』のMAGIみたいじゃの〜。

原作者のオマケ裏話

先日、とある企業の社長さんとお話する機会がありました。比較的高齢の社長さんでしたが、お仕事柄、海外のビジネスパートナーとやりとりすることが多く、最近は生成AIでメールの文面を作ってもらっているとのこと。単に翻訳ツールの代替というわけではなく、自分や相手のプロフィールやこれまでのやり取りなどを指示してから文面を作ってもらっているそうです。相手からは今までで一番完璧な文章だったと言われたのだとか。年齢や職種にかかわらず、積極的に新しい技術を使ってみようという姿勢や、やり方を工夫しているのも尊敬できますよね。

小学館ダイム公式サイト「@DIMEアットダイム」でも生成AIに関するコラムを連載しています。第3回目のテーマは「自分でも始められる!自社用にカスタマイズしたAIチャットツールの作り方」。

お時間のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

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