こんにちは!
Ascent Business Consulting(以下ABC)の採用チームです。
みなさんは、「仕事ができるコンサルタント」はどんな特徴をもっている人だと思いますか?
ABCでは、”高い課題解決能力”を持つ人だと考えています。
その能力を習得するために作られたのが『ウルフ研修』。外資系コンサル出身の弊社社長が考案し、ABC内の新人研修だけでなく、外部の企業にも教育サービスとして提供しています。
今回は、新人研修責任者をお招きし、このウルフ研修について紐解いていきたいと思います。また、新入社員の方々に研修で学んだことや実務でどう役立っているのかお聞きしました!
研修を管轄する並木さんにいろいろお聞きしました!
■講師紹介
並木 順平
2013年入社。現在は常務取締役・新人研修の責任者を務める。外資コンサル会社出身で、会計・金融領域に強い。コンサルタント歴18年。
ウルフ研修とは
ウルフ研修の目的は、実際の現場でいち早く戦力となる人材を創出することです。ABCで即戦力のある人とは、”2倍の「思考力」と2倍の「スピード」を掛け合わせ、4倍の生産性を持つこと”だと考えます。
そこでウルフ研修では「マインド」「思考力」「処理速度」の大きく3つにフォーカスを当てて研修カリキュラムが構成しています。
POINT 1:2週間という圧倒的なスピード
高速で行われる研修で、ビジネスパーソンとして必要な基礎スキルを徹底的に学ぶことができます。
一般的な企業では平均研修期間が3ヶ月間なのに対し、ウルフ研修は2週間で終わります。ABCでは、基礎の積み上げが後の成長の鍵であると考えています。そのため2週間の研修では、専門性やスキルの習得以前に必要な能力を徹底的に学べます。
どれだけ知識を身に着けたところで、実際の現場で使えなくてはスキルとして意味がありません。そのためこの2週間では、実際の業務を準備万全で挑むために必要な事を学びます。
POINT 2:アウトプット重視型
アウトプット重視のカリキュラムで、クライアントを先導できるコンサルタントを目指します。
新人の方が現場で即戦力として活躍するために、ABCでは実効性の高いカリキュラムを作りました。それは、単なる座学で終わらず学んだことを自分のモノにできるようなアウトプットの場が与えられます。
例えばどんな課題が出されるのか、その一例を紹介したいと思います。
下記の状況において、論理的思考を発揮し行動してください。どうすればよいでしょうか?
--------------
ある慢性的な赤字に苦しんでいる衣料品メーカーが、損益構造の抜本的な見直しをしようとしています。しかし、課題設定はおろか本質的な問題がどこにあるのかすら見えていない状況です。そこで、まずは論点を整理するための切り口を提供する必要があります。どのような形で進めればよいのかを考えてください。
これは、実際にあった事例をもとにしています。このように、どこから手をつければいいか答えがわからないという問題を考える力が問われます。また同時に、コンサルティング会社1年目に誰もが学ぶ「雲/雨/傘、帰納法、演繹法、弁証法、MECE」なども学びます。これらは考える公式として、「何がわかっていて、何がわからないか」を明確にする便利なツールになります。
このように、論理的に考え答えまで導くことが研修のうちから求められるのがABCの新人研修です。
POINT 3:現場で活躍するエース社員が研修講師を担当
ABCの研修では、現場責任者やエース社員が講師として務めるため、実際の現場で扱われる内容を学ぶことができます。それゆえに課題として出される問題は、簡単なケース問題ではなく、様々な問題が複雑に入り組んだもの。例えば、IT技術と論理的思考は一見関連性がないテーマと捉えがちですが、実際の現場では統合的に理解する必要があります。「IT企業の戦略を提案する」という行動を一つとってみても、IT技術の理解、会社の課題を突き止めるリサーチ力や論理的思考力、それを発表するプレゼン力が必要になります。
このように、エース社員から実際の現場で問われるスキルを学べるので、研修内容が机上の空論で終わりません。
新入社員の方に研修について、いろいろお聞きしてみました!
研修を一言で言うと?
中村さん:「頭が沸騰しそうだった」というのが正直な感想ですね(笑)というのも、短期間でギュッと詰まった内容で、毎日学ぶことが多かったからです。
また「社会人としてどうあるべきか」について考えるにつれて責任の重大さを感じ、学生から社会人へと心の切り替えをする必要があると実感しました。
栗原くん:膨大な情報量に圧倒される毎日でした...。
しかもインプットばかりではなく、ある課題について考え、その解決策を話し合う場面が多かったですね。まだまだ足りない部分はありますが、様々な情報を整理し論理的に説明する力が身に付いた感覚があります。
印象に残っている研修はありますか?
中村さん:「ある会社の3年分の今後の成長予測をして、会社が取るべき方針を提示しなさい」という課題に取り組んだのは難しかったですね。
実在する会社が実際に抱えてる課題のリサーチからその解決策までを考えました。プレゼンで最終形になったものを発表したときには、達成感を味わいました。
栗原くん:答えがない課題に対して、仮説立てて考えるところが楽しかったですね。答えまで導くには時間がかかり大変だったのですが、順序立ててどんどん答えに近づいていく感覚がおもしろかったです。
講師はどんな印象でしたか?
中村さん:とても仕事熱心な明るい人でした。
入社5年目でエース級社員として活躍されている方が講師となると聞いた当初は、身構えていたのですが、大変気さくで話しやすかったです。例えば、休憩時間中になると今まで経験してきた失敗談なども共有してくださり、大変刺激を受けました。
栗原くん:研修で講師をしていただいた方とは、現在直属の上司として共に仕事をしています。
クライアントに提案をする際は、資料内容を理解するだけでなく人に分かりやすく説明できる状態まで持っていくことが重要だと教えていただきました。現状、痛感する部分でもあるのでとても印象に残っています。
成長を感じた点はどんなところですか?
中村さん:すごく基礎的なことですが、仕事に取り組む姿勢が変わったところですかね。
大事なのは、相手の期待値をちゃんと確認して仕事に取り組めるようにすること。意見を言うときに、結論ファーストで目的を意識して話す。こういう細かな所に気を配れるようになりました。さらに、与えられたタスクを完成させる事だけでなく、その先の期待を超える意識を持てるようになったのは大きな成長じゃないかなと感じています。
栗原くん:僕は、資料作成スキルが上達したところに成長を感じますね。
お恥ずかしながら大学時代の僕は、大学のレポートもスマホでやっていたぐらい、パソコンを使ってこなかったんですよ(笑)そんな絶望的な状態から必死に学んだ今では、相手に納得してもらえる資料を素早く作れるようになりました。
最後に
ABCでは、新卒採用を強化しており、24卒・25卒と積極的に新卒採用を行っています。
今年度の研修の良かった点や反省点を活かし、より成長できる研修体制を整えていく予定です!
「ビジネスパーソンとしてイチ早く活躍したい!」
という、そんな方はぜひ!!!
ABCと共に成長していきませんか?
ご応募お待ちしております!