株式会社アプリズム/カスタマイズAI/AIプロダクト
株式会社アプリズムはAI・人工知能システム開発、スマートフォン関連事業(Androidアプリ開発)、AIプロジェクト、航空系システムの開発・一括請負を行っております。
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「人の良さ」と「挑戦を歓迎する文化」が魅力のアプリズム。そこで未経験からAI事業に飛び込み、開発と営業の両面で活躍する湯元さんに、キャリアの歩みと仕事への想いを伺いました。
記者:湯元さんは2018年8月にアプリズムへ入社されたとのことですが、まずはこれまでのキャリアについて教えてください。
湯元:はい。理工学部を卒業後、メーカーで金属加工や設計・生産技術に携わっていました。ものづくりの現場に近い仕事を経験し、製造業の基盤を支える業務にやりがいを感じていました。
記者:製造業からAI企業への転身は大きなキャリアチェンジですね。なぜアプリズムに入社されたのでしょうか?
湯元:前職のときに独学でディープラーニングを学び始めたことがきっかけです。AIの可能性に触れる中で、最先端の技術に挑戦したいという気持ちが強くなりました。大阪でAIを手掛ける企業を探していたところ、アプリズムとご縁があり、未経験ながら採用いただきました。そこから挑戦の日々が始まりました。
記者:未経験からのスタートで、現在はどのような役割を担っているのですか?
湯元:現在はAIP本部事業戦略室の室長として、開発と営業の両面を担当しています。技術を理解しながら事業戦略を描く立場なので、日々学びと実践の連続です。お客様の課題を理解し、AIを活用したソリューションを提案することにやりがいを感じています。
記者:ものづくりの現場経験が、今の仕事にどう活きていますか?
湯元:現場で培った「課題を見つけ、解決する力」はAIの世界でも非常に重要です。製造業の知見を活かしながら、AIで新しい価値を生み出すことが私の使命だと思っています。
記者:現在はどのような業務を担当されているのですか?開発と営業の両方と伺いましたが、具体的に教えてください。
湯元:はい!私は『自社プロダクト』の開発と営業を担当しています。
記者:なるほど、アプリズムは自社プロダクトも展開されているのですね。どんな開発をされているのですか?
湯元:開発では、新しいプロダクトの種を検討し、プロトタイプ開発にも積極的に取り組んでいます。市場のニーズを見極めながら、技術的なチャレンジを続けています。
記者:営業にも関わっているとのことですが、どのような営業スタイルですか?
湯元:技術営業に力を入れています。単なる販売ではなく、技術力を活かした提案型の営業を目指しています。お客様の課題を理解し、最適なソリューションを提供することが重要だと考えています。
記者:開発も営業も両方となると、かなり大変ではありませんか?
湯元:確かに簡単ではありませんが、営業も技術も両方できるエンジニアでありたいと考えているので、非常にありがたい環境です。攻守範囲の広さが、私にとって最大のやりがいです。
Q3. これまでで最も達成感を感じた仕事は?
記者:これまでのキャリアの中で、最も達成感を感じた仕事は何でしょうか?
湯元:エンジニアのYさんと共にAIプロジェクトを立ち上げ、シミュレーションを模倣するAIを開発しました。特に、そのAIが期待通りに動作し、結果を可視化できた瞬間は大きな達成感を覚えました。
記者:仲間と同じ達成感を共有できるというのは、本当に素晴らしいことですね。
湯元:そうですね。技術者として成果物が形になることはよくありますが、このプロジェクトは特別でした。なぜなら、Osaka Metroでの導入が決まったことが、私にとってキャリアの大きな転機となったからです。
記者:なるほど、自社プロダクトが開発から導入まで、一気通貫でエンドユーザーに届く過程を経験できるのは、まさに技術と営業を両立する醍醐味ですね。
湯元:その通りです。この経験を通じて、未経験からでも挑戦し続ければ成果が出ることを実感しました。非常に貴重な成功体験となっています。
記者:市場がまだ価値を見出していない段階から、積極的に資格取得やスキルアップに取り組まれたとのことですが、具体的にはどのような資格を取得されたのですか?
湯元:AIエンジニアとしての専門性を高めるために、E資格を取得しました。これはディープラーニングの理論や実装力を証明する資格で、業界でも認知度が高まっています。
記者:なるほど、AIエンジニアにとって資格はどのような意味を持つのでしょうか?
湯元:資格そのものがゴールではありませんが、学びの過程で得られる知識やスキルが非常に重要です。E資格を通じて、理論を体系的に理解し、実務に活かせる力を身につけることができました。
記者:それがキャリアへの姿勢にもつながっているのですね?
湯元:はい。自分のキャリアを切り拓くためには、常に学び続けることが不可欠だと考えています。技術は日々進化しますから、挑戦を止めないことが私の信条です。
記者:仕事をするうえで、湯元さんが大切にしている価値観や信念は何でしょうか?
湯元:他部署への敬意を大切にし、働きやすい職場づくりを意識しています。エンジニアは専門性が高い分、閉じた環境になりがちですが、他部署との連携があってこそ良いプロダクトが生まれると思っています。
記者:エンジニアの会社って、少し難しいイメージがありますよね(悪い意味ではないですよ)。
湯元:(笑)確かにそういうイメージはありますね。でも、私は特性のある人が活躍できる環境を目指しています。チームメンバーへのサポートも重視し、自分がなりたくないマネージャー像を常に意識しています。部下や後輩に対しても、できるだけフラットな関係を築くよう心がけています。
記者:その「なりたくないマネージャー像」って、どなたか具体的に想像されているのですか?
湯元:いえ、そういう意味ではなく、こういう人は嫌だなという一般的なイメージです。例えば、タスクを増やすだけの上司とか、責任を取らない上司とか。基本的なことですが、いざ自分がマネージャーになると、それを守るのは意外と難しいんです。
記者:なるほど。そういうイメージを持つようになったきっかけは何かあったのですか?
湯元:はい、苦い経験ですが、開発に没頭し、タスクに追われていっぱいいっぱいになっていたときに、当時の上司から「今のあなたは、あなたがなりたくないと思っていたマネージャー像に近いよ」と指摘されたんです。その瞬間、『ハッ』としました。
記者:的確にアドバイスをくれる上司がいて、そこで方向修正できるというのは素晴らしいことですね。
湯元:本当にそう思います。その経験があったからこそ、今は自分がどんなマネージャーでありたいかを常に考えながら仕事をしています。
記者:自分で評価されているところを伝えるのは恥ずかしいと思いますが、どうですか?湯元:苦手ですね~、でも人事評価の部分でも上司からフィードバックがあったことや、自分でもそうかなと思う部分は、壁を作らず、威厳や威圧感を持たずにコミュニケーションを取る姿勢が評価されているとおもいます。
記者:コミュニケーション大事ですね!また、姿勢もそうですが心掛けることも難しいですが、実践されているところはありますか?
湯元:技術だけでなく、全般的なスキルや器用さ、勉強熱心さ、行動力は心掛けており、自分の強みとおもっています。そして、嫌いな人がいない、通常のコミュニケーションだけでなくコミュニケーション力が高いという点も周囲から評価されている点かもしれません。
記者:チームや同僚との関係性はいかがですか?
湯元:上下関係にとらわれず、やっぱりフラットな関係性です。
記者:フラットな関係性を意識することで、どんな効果がありますか?
湯元:意見交換がしやすくなり、スピード感のある意思決定ができますし、誰もが遠慮せずにアイデアを出せるので、より良い解決策が生まれやすいです。
記者:なるほど。チームの中で個々のスキルはどのように活かされてますか?
湯元:メンバーそれぞれが特化したスキルを持っているので、役割分担を明確にしながら、チーム全体でミッション達成を目指せます。
記者:その考え方は素晴らしいですね。全員が自分の強みを発揮できる環境=関係は、チームの力を最大化しますよね。
記者:この会社の好きなところ、誇りに思うところはどんな点でしょうか?
湯元:まず、人が良いということですね。社内には気優しい雰囲気があり、誰もが協力的で、安心して働ける環境があります。
記者:私も社内にお邪魔したとき、その雰囲気を感じました。仕事の環境としてはどうですか?
湯元:先端技術に挑戦できる環境や、チャレンジを歓迎する文化が魅力です。ロードマップを描きながら、現場で新しいことに挑戦できる点に誇りを感じています。
記者:開発から営業まで、ご自身でチャレンジできるというのは、会社として懐が深い証拠ですね。
湯元:そうですね。自分の立ち位置から、現実とファンタジーの両方に挑戦できるのは非常に魅力です。
記者:ファンタジー!湯元さんにインタビューしていても、そのファンタジー感を感じますよ。
湯元:(笑)そうですか、ちょっと恥ずかしいですね。でも、ファンタジーは大事だと思っています。現実だけではなく、理想や夢を描くことで、新しい価値を生み出せると信じています。
記者:今後のキャリアについて、どんな展望をお持ちですか?
湯元:研究成果をサービス化し、技術革新を事業に活かすことを目指しています。
記者:会社の理念は『先端技術で未来を創造する』ですものね?
湯元:はい、その理念に共感しています。将来的には、グローバル展開や品質担保にも挑戦したいと考えています。研究をマネジメントし、事業としてプロダクトを展開することが私の夢です。
記者:とても素晴らしい夢ですね。グローバル展開と品質担保は、今後の競争力を高めるうえで重要な要素ですし、研究をマネジメントして事業化するという視点は、まさにイノベーションの核だと思います。
湯元:ありがとうございます。技術を社会に還元し、世界に通用するプロダクトを生み出すことが目標です。そのために、今は基盤を固め、挑戦を続けています。
記者:最後に、これからアプリズムに入社を考えている方へ、メッセージをお願いします。
湯元:AIやシステムにこだわりすぎず、先端技術に挑戦し続けることが大切だと思います。技術は日々進化していますから、柔軟な姿勢で学び続けることが重要です。
記者:なるほど、柔軟性と挑戦する気持ちがポイントなのですね。
湯元:はい。そして、自分の得意領域を活かしながら、産業に貢献できるエンジニアリングを目指してほしいです。コストや売上だけにとらわれず、ビジョンを描きながらチャレンジすることが、結果的に大きな価値を生み出します。
記者:ビジョンを持って挑戦する、まさにアプリズムの文化を象徴する言葉ですね。
湯元:そうですね。失敗を恐れず、未来を創るという気持ちで一緒に挑戦してほしいと思います。
アプリズムは、挑戦を楽しみ、成長を続けるあなたを歓迎します!
一緒に未来を創造する仲間として、ぜひご応募お待ちしております。