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米国帰りの若手ホープiOSエンジニア。目指すは日本一の教育系アプリ!

株式会社葵に入る前

大学を卒業後、半年間フリーターをして、アメリカに留学しました。コンピューター分野の勉強をするためです。   大学生の時にビジネスコンテストに出たことがあって。「何枚もある診察券を1枚にしよう」という提案をしました。当時は技術的な裏付けは何もなく、単にアイデアベースでもっていきました。その時に、コンテストのアドバイザーさんから「コンピューターやってみたら?IT業界おもしろいから。」と言われ、本をすすめられたんです。それから図書館でけっこうコンピューター関連の本を読むようになりました。 徐々に、「確かに面白そう、可能性ありそう」と思って。コンピューターを専門的に勉強したいと思い、アメリカ留学をしようと思いました。多くの技術やサービスがアメリカ発ですし。   アメリカ留学できたのは、当時なにも考えてなかったからだと思っています。(笑)あと、やっぱりITの分野にすごく可能性を感じたからです。 「コンピューターテクノロジーが僕たちの生活をガンガン変えているなぁ、様々なシステムが、エンターテイメントや仕事や生活を変えているなぁ。」と素直に思ったし、可能性を感じたからです。 例えば大学3年の時(実は当時PCを持っていなかった)に、iPhone3GSを初めて手にしたんです。Twitterを眺めたり、すぐ調べ物をしたり、気が付いたらいつでもスマホを常に持っていて。自分の生活が変わりました。「すごいな」と思いました。ここがiOSエンジニアの原点かもしれないですね。   留学先では、コンピューターと英語と数学の勉強をしました。   コンピューターの授業は、その留学先の学校で開講されているものはほぼ全て履修しました。図書館に朝の8時から夜の10時まで居て、ずーっと勉強してました。図書館を抜けるのは授業のときくらい、という感じで2年間続けました。その甲斐あってかコンピューターの授業の成績はほとんど「GPA 4.0」(日本の大学でいう「優」)でした。でもその代わり英語はちょっとおろそかになったかも。まぁ、授業についていけるくらいの最低限の英語は習得しましたが、でも最初は本当に英語に苦労しました。   なにせ授業が全て英語。最初は「来週、移動教室があります。」を聞き取れなくて、翌週教室に行ったら誰も居ないということもありました。(笑) そんなこともありましたが、渡米後3ヶ月くらい経った頃にはスーパーで戸惑わず買い物できる位にはなったので良かったです。   留学先では数学も勉強したのですが、その理由としては、ある程度コンピューターを勉強していると必要になるし、数学を勉強できる時間ってこの2年間の留学中がベストだと思ったからです。 数学は、実は学校での授業はとらずに「カーンアカデミー」(=アメリカの無料オンライン映像授業システム)で学びました。カーンアカデミーに設置してあった数学の授業はほぼ全て履修し、当時の受講済みステータスは95%でした。もちろん全部英語の授業でしたが、集中的に勉強するなら今しかないと思って勉強しました。 「カーンアカデミー」での勉強は効率的にできたし、モチベーションが続きました。なんとなく、「映像授業の“システム”っていいな」と思いました。単に映像授業を見るのと違って、授業ごとに確認問題があったり、学習状況が分かるスゴロクみたいに進んで行く画面とか、そういうシステムに僕自身助けられたんです。このことがずっと頭の中にあって、帰国後、アオイゼミに出会った時「面白そう」と思ったんです。   iOS、android、サーバー、などエンジニアにもいろいろな種類があるのですが、僕は学問としてコンピューターをやっていたので、当時はどの専門性もなかったんです。で、どれにしようか考えたら、やっぱり僕の原体験はiPhoneだったので、iOSエンジニアでいこうと決めました。   帰国後1ヶ月で自作iOSアプリをApp Storeに登録して、就職活動を始めました。アプリの内容は、To doリスト系SNSでした。例えば「朝ランニングをする」とか同じTo doをもった人どうしがつながるんです。その人達でチームを組んで、「Team doneになったらチームに得点が入る」というものでした。 これが初めてのアプリ開発経験だったんですが、ダウンロード数は、ほとんどなかったですね。(笑)   就職活動を始めたときは「教育」というのは特に考えてなくて。「小さい会社でiOSをどんどん作れる」というのを重視していました。   アオイゼミの求人はWantedlyで見つけました。面接をした時は、前のオフィスだったのでマンションの一室でした。社員数も少なくて、iOSエンジニアが1人しかいなくて。これからどんどんエンジニアを採用していくしオフィスも広くしていく、という方針を聞いて、この会社は成長していきそうだと思いました。ここなら自分が好きにiOSをどんどん作っていけそう、自分も成長できそうと思いました。   入社の決め手は、社員構成の面白さです。社内に講師がいて、教材もつくってて、毎晩ライブ授業していて・・・と、エンジニアだけの構成じゃないこの会社なら、エンジニアだけの会社にはできないものができるんじゃないか、と思ったんです。講師の人となにかを作るのは面白そう、と思いました。 それでいて成長期なので、この会社でやってみようと思ったんです。

現在

メインはiOSアプリを作ってます。たまにAndroidもやってます。アプリ開発の仕事がほぼ全てですね。   対象が中高生なので、いやがおうにでも、ユーザー目線をかなり意識しないといけないのが面白いです。そうしないと、使い方を理解してくれない。大人向けだったら、「僕たちエンジニアの常識」で作ってもある程度は理解してくれる。でも、中高生はそうはいかない。それが面白いです。   あと、やはりそもそも開発をしている事が楽しいです。大学を卒業して留学して戻ってきてまだ1年なので、エンジニアとしてまだまだだと思っています。会社に来れば来るほど、コードを書けば書くほど技術が上がっている、成長していると感じるのが楽しいです。   そして、ユーザーからの反応を頻繁に感じることができるのも嬉しいです。アプリレビューの評価は毎日来るので。コメントでも5段階評価の数字でも反応が来るのはいいです。   この夏、自分がつくった4択クイズシステムを使った「アオイゼミグランプリ」というクイズイベントをしたのですが、イベント当日にユーザーが熱狂してくれたのはすごく嬉しかったですね。当日のユーザーのコメントから、興奮したり、喜んだり、悔しがったりしているユーザーの様子がすごく伝わってきて、「こんなに盛り上がってくれるんだ…!」と感動しました。

株式会社葵について

みんな変わってます。(笑)だれと喋っても刺激になるし発見になります。いわゆる普通の人が少ないのかなと思います。面白いです。   会社全体の雰囲気は、ちゃんとしている所はしているし、ゆるい部分はゆるいです。僕は体育会系のノリが苦手なんですけど、ゆるい部分があってありがたいです。肩の力を抜きながら開発ができるので、力を出しやすいです。   システム開発チームの特徴として、1つの機能をつくるにしても、事前にチームでしっかり話し合う時間をとる、というのがあります。(朝10時から夕方頃まで議論することも!) みんなでしっかり議論して納得して、目的や仕様を決めて、開発に入ります。だから、開発していることに対してあまり疑問が無いです。みんな納得してやっているので、それぞれ積極的に意見を言いながらつくっていけるのがいいです。これはやはり、青木さんのおかげだと思います。   (青木さんとは、株式会社葵 システム開発チームのリーダー青木さんのこと。青木さんのインタビュー記事はこちら→ https://www.wantedly.com/companies/aoizemi/employee_interviews/8828)   僕は思いついたら全部パッパッパとつくっちゃいたいタイプなので、そこを、青木さんが統制とってくれていてありがたいなと思っています。

今後どういうことをしていきたいか

やっぱり僕はアプリエンジニアなので、そのアプリ1つで完結する「システム」をつくりたいと思っています。アメリカで数学を勉強していた時に使っていたカーンアカデミーのように、「コンテンツの質も高いしシステムも良い」ものをつくりたいです。   今、アオイゼミには、SNSも、授業動画も、ライブ授業もあります。アオイゼミには、1人でもガンガン勉強できる要素はあると考えています。   どっかで大々的にシステムを変えて、「他の教育系アプリはアオイゼミを見ながらつくる」という世界にできたら面白いと思います。 社外から「アオイゼミのエンジニアチームすごいよね」と言ってもらえるようなチームになりたいです。   そのためには、僕がもう少し技術力をあげなきゃいけないと思うので、コードを書き続けます。

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