みなさんこんにちは!アンジェラックス新米広報のももこです。
私が所属するアンジェラックスは、エステティックサロン『アンジェラックス』・ホテルスパ『NADESHICO SPA』を運営しているエステティックの会社です!
私は今年2020年3月に4年大学を卒業後4月にアンジェラックスに入社しました。エステの技術や接客を学ぶ新人研修を経て広報に配属され、現在は入社一年目の新米広報として広報活動に携わっています。
そんな私は今、エステティシャンとして現場で働く同期4人と一緒に『新卒ミッション』というものにチャレンジしています!
『新卒ミッション』とは、アンジェラックスが毎年新卒に与えるミッションのことで、
今年与えられたのは、「新卒5人が1つのチームになって、7月から11月末までに800万売り上げる」です。
今年の新卒は5人。広報になった私と、軽井沢のスパに2人・東京のサロンに2人。
私は現場で売上を立てることができない分、売上管理やチームの盛り上げなど「リーダーシップを取る」ことでサポートしようと決めて活動をスタートしました。
一度も直接会って話したことがないメンバーもいる中でミッションがスタートし、正直なところ遠隔でコミュニケーションをとることにかなり苦戦しました。
自分の葛藤をフェーズ化してみると、
<「リーダーシップってなに?」状態。誰にも相談せず、ひとりで悶々と悩む>
↓
<メンバーや先輩、上司に「頼る」という術を覚え、アドバイスや自分に対してフィードバックをもらう>
↓
<少しずつだが、自分から4人とコミュニケーションを取ってチームを動かせるように>
今、やっと↑まで来てチームワークも良くなってきたかな?と感じています。
(まあ、こっからが本番なんですけどね!あと1ヶ月半!!勝負!!)
今回リーダーの立場で試行錯誤し先輩や上司からフィードバックしてもらう中で、チームで働いていく上で大切な気づきを得ることができました。
ミッションはまだ終わってませんが、チーム作りでやってきたことを振り返り、私がしてきた失敗と壁にぶち当たる度に先輩や上司から学んできたことを「リーダーに必要な3つのこと」として書き留めていきたいと思います!
特にリーダーシップやチーム作りについて興味がある方に「そういうことあるある〜!」と少しでも共感してもらえたら嬉しいです。
<目次>
新卒ミッションって何のためにあるんだろう
1.何でも1人でやろうとしない
2.ルール化する
3.大事にしていることはみんな違う
4.まとめ
新卒ミッションって何のためにあるんだろう
ミッションが始まってすぐ、「5人全員がミッションに対して他人事になってしまっている」という問題が出てきました。
いろんな原因が考えられますが、やっぱり1番の原因は(冒頭でも書いているように)コロナの影響により例年のように新卒全員で集まれず、「会いたくても会えず、遠隔でのコニュニケーションだった」ことだと思います。
この状況を何とかしなければ。
そう思い、上司に相談したときに質問されたこと。
「ミッションって何のためにやってると思う?」
そういえば、深く考えたことがなかったんです。それにスタートした当初の私は、ミッションは「同期の絆を深めるもの」だとばかり思っていました。
でも絆を深めることももちろん大事ですが、それだけではありませんでした。
上司から学んだ「新卒ミッションをやる理由」を自分の言葉でまとめてみました。
◯信用を貯めるため
チームで“積極的に動ける人”や面倒だと思うことを“率先してやってくれる人”に対しては、「次も頼んでみようかな」「あの子はいつも動いてくれるからな」という上司や仲間からの“信用”を貯めることができるということ。それを継続することで信用が貯まり、職場で過ごしやすくなったり仕事を任せてもらえることが増えたりしてくるのです。逆も然りで、いつも頑張ってるからと助けてもらえることもできるかもしれません。
◯成長にもつながるから
ミッションはチーム戦。チーム内で個人目標に到達しない分の売上を補い合ったり、お客様デビューするために技術を先輩に見てもらったりと同期や先輩と関わる中でコミュニケーション力や目標達成するためにはどうするか?という思考力が身についていくと感じています。
◯ 仕事を“楽しみながら頑張る” ができるようにするため
ミッションがあってもなくても、仕事では成果を上げなければなりません。自分の仕事を楽しみながらできたら、きっと素晴らしいやりがいを感じられたり成果にもつながるのではないでしょうか。ミッションは、配属されたとはいえ今まで学生だった新卒が楽しみながら働けるように、やりがいを感じられるようにと用意してくれたものなのだと思います。
1.何でも1人でやろうとしない
リーダーは「みんなを引っ張るもの」という考え方から、「苦手なことも全部自分でやらなきゃ」「周りに頼るのはよくない」と自分自身にプレッシャーをかけて苦しくなっていました。
私だけでなく、リーダーをしたことがある人は一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
私は、日程決めやルール決めなどきっちりしたことが苦手です。そのくせ完璧な状態で発信したいという変なポリシーを持っていたので、何か業務説明の文章を考えるだけでもとても時間がかかっていました。そのため、1日の勤務時間の半分をミッションに当て、自分の広報の仕事が進まない日もありました。
そんな中、上司に教わったのが、
「自分1人で悩んで失敗する前に、上の立場の人へ相談すること」
「自分が苦手なことは、得意そうなメンバーに役割分担してみること」
の2つです。
新卒一年目はまだできることが多くありません。自分1人で解決できることの限度はたかが知れています。
だから1人で悶々と悩むのではなく、自分より上の立場の人へ相談することやチームの他の誰かにお願いしてみることが大事なのです。
チームのメンバーには思い切って苦手なことを代わりお願いしたり自分だけでは決めきれないことを相談したりしてみたところ、以前よりもチームに一体感が生まれ雰囲気が良くなったと感じています。
また、自分より上の立場である上司や先輩に、困ったら原因と原因に対する考えを逐一共有・相談するスタイルに切り替えたところ、自分だけで悩むことがなくなり仕事がスムーズに進むようになったと感じます。
この経験から、「人に頼る、誰かに何かをお願いする」ことは決して悪いことではなく、むしろチームワークが良くなったり上の立場の人に自分の頑張りを見てもらえたりと自分にプラスになる行動なのだと学びました。
これってもしかして、専門的なスキルや知識なんかより社会人にとってめちゃくちゃ必要な力ではないかと感じています。
2.ルール化する
皆さんはチームで活動する上で何かを伝える時、「自分の認識と受け取る相手の認識を合わせる難しさ」を感じたことはありますか?
私はミッションで文面で何かを発信することが多かったのですが、そこでお互いの認識を合わせることの難しさを体感し、「ルール化」して活動することの大切さを学びました。
メンバー4人とのコミュニケーション手段はワークス上でのデジタルの文字とたまのzoomでの話し合いのみ。
直接会ったことがないことが大きく影響したのかみんなのミッション達成へのモチベーションはダウン。ワークスでせっかく作ったグループトークも全く盛り上がらない状態でした。
このままでは目標売上を達成できないと思い、先輩からの提案により『日報リレー』をやってみることになりました。『日報リレー』というのは、その日の売上や達成率をワークスで各自毎日発信していくものです。
日報リレーをやるにあたってマネージャーにアドバイスいただいたのが、
「『5人の売上合計を出す人は最後の人にする』みたいにルールを決めちゃった方がいい」
ということでした。
そしてそれを後で見ても確認できるように「文字として残しておくこと」、全員が理解できているか把握するために「理解したと発信してもらうこと」もセットで回していくのが大切なのだと学びました。
実践してみると、今まで誰かの発信に対して反応がなかった人から返信が来たり、それぞれ達成が難しかった個人目標を達成できるようになり目標を引き上げる人も出てきました!!
ルール化せず認識が違ってしまうと、「私はこんなにやってるのに」「あの子全然動いてなくない?」といった不満の「感情」が出てギスギスしてしまいます。
チーム内でのギスギスを防ぐためにも、仕事をうまく回すためにも「ルール化」することが本当に大切だと感じています。
3.大事にしていることはみんな違う
人が大事にしていることはみんな違います。
よく「価値観が合わない」という言葉を耳にしますが、価値観は人それぞれなのですから当然合わないこともあります。
自分の中の「当たり前」は必ずしも誰かの「当たり前」とは限りません。
でも、人は自分の中の「当たり前」が「正義」に変わりやすく、時に人とぶつかってしまうことがあります。
私の中の「当たり前」は、「チームたるもの仲良くなければ!」という考え方でした。
ミッションが初めの頃この考え方しかなかった私は、仲良くなるためにオンライン飲み会を企画してみたりグループでコミュニケーションを取るための発信をしてみたりしました。
それに対しての返信や4人からの発信がないと、「自分しかやる気ない」「仲良くなれないならミッションをやる意味ない」と自分ばかりがかわいそう、みたいな態度で落ち込んでいました。
でも、冷静になって考えてみるとその時の私は、私の中の正義を4人に押し付けてばかりで、4人の大事にしていることには気がつこうともしていなかったのです。
上司がそんな私に言ったのが、
「人を動かしたければ、まずはその人にとって『何が大事なのか』価値観を知るところから。」
という言葉でした。
その言葉を聞いて、入社時に受けたストレングスファインダーの結果を全員分見返してみたり、4人の直属の上司に4人が「どんな人なのか」印象を聞いてみたりしました。
(ストレングスファインダーとは、自分の中の強い価値観は何かを診断するテストのことで、アンジェラックスでは入社時に診断しその結果をもとに社員教育を行っています)
その結果、それぞれが大事にしていることがだんだんと掴めてきて、一人一人に何が刺さるのか考えてコミュニケーションを取れるようになってきました。
以前よりも、業務ミスや売上に対してなど「声をかけづらいこと」もお互いを気にしすぎず指摘しあえるようになり、少しずつではありますが本音が見えるようになってきたと感じています。
4.まとめ
以上の3つが、新卒ミッションを通して「リーダーに必要な3つのこと」だと感じています。
社会人になると、仕事であれば、会社の上司や同僚、お客様、取引先の人と出会い、プライベートであれば、新たに友人や恋人ができたり家族が増えることもあります。新しく出会った人と人間関係を築く、チームになる機会は次々と訪れます。
そんな時、ミッションを通して学んだことが生きていくのだろうと感じています。
「リーダーに必要な」とご紹介していますが、実際は何かのリーダーをする人だけではなく社会人であれば誰にでも必要な力でもあるのかなと。
今までの学生生活では、自分の感情で「関わりたい・関わりたくない」を決めることができました。
だから好きな人に囲まれて過ごしていた学生の時間は心地よかったし、楽しいことが多かったです。
でも、社会人になったらそうはいきません。
苦手だと感じる人もいるし、やりたくないけどやらなければいけないことも出てくるのだと知りました。
それでも働いていくには、苦手な人とも上手に付き合っていく力、どんな仕事にも楽しさややりがいを見出す力が必要になります。
上司が新卒ミッションを与えてくれた背景には、そんな力をつけて「やりがいを感じながら働いてほしい」という上司の思いがあるのではないかと思うのです。
それから、ミッションを通して会社全体に対して気づいたことが一つあります。
上司や先輩は、自分たちが思っている以上に「自分たちを見てくれている」ということです。
先輩方は助言を求めると聞いた以上にアドバイスをくれました。上司は、自分たちの力で解決できるよう敢えて口を出さず影で見ていてくれたり、厳しくしてくれていたのだと思います。
(あくまでも自分の中での解釈ですが。)
アンジェラックスは決められたレールはなく、上司に自分の意思を伝えられる、自分たちで試行錯誤させてもらえる環境があります。
ミッション達成まで残り1ヶ月とわずか!「絶対に達成する」という強い気持ちでリーダーシップをとっていきます。
ミッション終了後も、今回の経験を糧に「働くことにやりがいを感じながら楽しんでいきたい」です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!今後も読みやすくためになる記事を目指し、記事を作成していきます。
note、Twitterもやっておりますのでご覧いただけるととても嬉しいです♪