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【代表インタビュー】起業家を志した新人が8年後にグループ会社の社長に。大事な人に誇れる仕事や会社を作り、DX市場の開拓に挑む。

アンドデジタル株式会社は、デジタル・データを活用し、中小・ベンチャー企業向けにマーケティングと営業領域のDX支援をしています。

新卒で入社し、8年後にグループ会社の代表取締役に就任した津田翔平さんにインタビュー。仕事をする意味は、自分の存在を証明するため。自分がここにいても良いと認識するためだと話す津田さんの背景にあるものとは。入社3年で辞める宣言をしながら、代表取締役になるまでのストーリーとアンドデジタルが市場創造をしているDX領域の将来性を伺いました。


■プロフィール
代表取締役 津田 翔平(Shohei Tsuda)
2016年ソウルドアウト株式会社に新卒入社。広告の運用コンサルタントを経て、2019年に営業部長に就任。新しいSMB企業支援部門の立ち上げと並行してアンドデジタルのカシカ事業の立ち上げを担う。2021年にアンドデジタル株式会社の初期メンバーとして参画、デジタルプランニング本部長に就任。データインテグレーション事業に尽力し2023年1月よりソウルドアウト株式会社 グループ執行役員 DXカンパニープレジデント アンドデジタル株式会社 取締役兼CCO。4月よりアンドデジタル株式会社代表取締役社長に就任。



3年で辞める宣言をして入社

ーーー本日はよろしくお願いします!津田さんはもともと独立志向だったと伺いました。なぜ新卒でソウルドアウトグループ(以下、SOG)に入社されたのでしょうか?

昔から起業したいと考えていて、SOGも3年で辞めると公言して入社しました。起業した後に直面する壁はだいたい「どう売るか」であり、独立前にそのスキルを身に付けたかったのが就職する理由でした。

もともと大手企業で働くイメージは持っていなかったので、当時伸び盛りだったデジタルマーケティングを扱っている中小・ベンチャー企業を探しました。その時、知人を介して知り合ったのがSOGの執行役員でした。当初は役員とは知らず、ただ先見性に優れた部分に魅力を感じ、ここで働いたら面白いだろうなと直観的に思いました。独立への思いを汲んでもらえたことも大きな決め手でした。

ーーーなぜ起業したいと考えるようになったのでしょうか。

私は母子家庭で育ったこともあり、親がお金の面で苦労している場面をよく見ていました。その影響で子どもながら早く自立したいという気持ちが強くありましたね。
経済的にも厳しい状況の中で小中高学生時代に部活でやっていたサッカーの費用や大学を出るまで費用を工面してくれた母には非常に感謝していますし、大人になってからは更にその有難さを感じました。
そういった背景もあって学生時代から、育った環境に左右されるのではなく、自身の能力を上げて成功したいと考えていたため、必然的に将来は漠然と起業を目指してました。

仲間と高めあいながら成果を上げる楽しさ

ーーー入社後はどのような仕事をしていたのでしょうか。

入社後は、がむしゃらに働きました。同期にも恵まれ、大変なこともありましたが、自分の手で成功をつかみ取り、評価されるという経験は嬉しかったです。

退職を考えていた入社三年目のころ、執行役員と食事に行き、「やり残したことはないのか?」と声をかけられたんです。そこで思ったのは、Webマーケティングを始めたての伸びしろがある企業やポテンシャルはあっても現状はご予算が低い企業を支援したいなと。当時担当していたお客様はソウルドアウトの中では比較的ご予算が多いお客様が多かったので、 反対に少額予算のお客様を支援して成長させていくことにチャレンジしたいと考えました。困っている中小企業は絶対にあるはずだと思ったんです。

そこで、SOGの中でもより低予算のお客様を支援する一体型ビジネスモデル(営業と運用を1人で担当)を当時の執行役員と経営会議で提案しました。一体型で支援することでより営業利益を出す仕組みを作ったんです。提案書を一ヶ月で作り、役員会議に提出。その提案が通って新たな顧客層を開拓するために営業部長に就任しました。元気の良さが買われた部分もあると思いますが(笑)
社員の意見を受け入れてくれる姿勢があることはSOGならではだと思います。

ーーー部長就任に対するプレッシャーはありましたか?

当時、部長陣の中では私が最年少。ここで私が数字を上げられなかったら、次に若手が手を挙げたときに私のせいでチャンスが回らなくなるというというプレッシャーはありました。だからこそ奮起できましたね。新設した部は、マネージャー以外は全員新卒。仕組みもまだまだ確立していない状況。属人化ではなく、ポテンシャルのある企業を素晴らしい能力を持つ若手社員が成果を上げれるプロセスを作りたかったんです。大型顧客の基盤はあるので必要ないものを省いていく。徹底的に平準化することを目指しました。

必要な部分の平準化は行うものの、お客様によって想いやニーズが違うため、バランスを取りながら仕組み化を行い支援をしていきました。その甲斐あってだんだんと数字が伸びるようになり、お客様からも感謝される。苦しい時期でしたけど、純粋に仕事を楽しんでいましたね。

ーーーもともとSOGで扱っていたサービスが雛形となり、アンドデジタル立ち上げにつながったと伺っています。立ち上げメンバーとして印象に残っているエピソードはありますか?

当時は商材も決まってない中で、ゼロから顧客開拓をする必要がありました。はじめは全然営業活動が上手くいかなくて。正直、営業には自信がある方だったので、出鼻をくじかれました(笑)。

改めて現状分析し、DX推進に取り組んでいる大手企業と比較して中小・ベンチャー企業が遅れを取っていることに着目。中小・ベンチャー企業がデジタルを用いて、データの利活用で売上拡大や生産性の向上につながる支援を行えるように改革していきました。コスト面でも、必要以上の機能を削ぎ落しつつ仕組み化することで、比較的安価で使いやすいサービスを実現させました。ハードではありましたが、私ができなかったら他の誰も成し遂げられない。私が無理だと言ったら、全てが無理になってしまうと思い、必死に取り組みました。せっかくもらったチャンスを潰したくない、そして、頑張っているチームメンバーに失敗体験をさせたくないと強く思い、乗り切ることができました。

大切にしている価値観は誠実さ

ーーー仕事をするうえで大切にしている価値観はなんでしょうか。

仕事に対して誠実であることです。そして、お客様のために、仕組みとして永続的に支援できるビジネスを提供することです。メンバーにもよく言っているのですが、「今やっている仕事は胸を張って話せる内容か」を常に意識するべきだと考えます。嘘をつかない、小さな約束を守ることもそうです。誠実さという価値を背中で語っていきたいですね。

私のモットーは「視野は広く、視座は高く、腰は低く」。これから先も経営者として生きていくはずです。その中で、周りの方々に支えられることがたくさんあるでしょう。人に感謝すること、許すこと、そしてそれを言葉にして伝えることを大切にしています。


データコンサルは将来性の高いジャンル

ーーー次はアンドデジタルについて詳しくお伺いしたいと思います。まずは、業界の今後の展望について聞かせてください。

データビジネスは、日本国内で言えば伸びています。ただ、世界市場のデータ環境構築に対して、日本が持っているマーケットシェア率は0.8%と低い状況。経済大国と言われている日本がシェア率1%を切ってしまっている。本来の市場規模はもっとあるはずです。ただ、うまくデータを活用できていない、そもそもデータがないという状態で伸び率が鈍化している。だからこそ、日本の99%を占めている中小・ベンチャー企業にDX支援を行い、売上と生産性を上げていく必要があるんです。

今までは中小・ベンチャー企業のITリテラシーは低いと言われてきましたが、私自身はそう思っていません。大手企業は、組織が大きいので介入者も多い。一方、中小・ベンチャー企業は小回りが利く企業が多く、組織内の連携もスムーズにいくと考えています。本領域において中小・ベンチャー企業が成功する余地は大いにあると思います。

ーーーHubSpotやGoogle Data Cloudなどのプロダクトについて教えてください。

HubSpotはマーケティング、営業、カスタマーサービス等のツールが統合されたCRMプラットフォームです。現在120か国以上・20万社で導入されています。グローバルで見ても中小企業でも多く利用されており、利便性の高さが特徴です。Google Data Cloudはデータの処理が早く、広告との親和性も強いです。どちらも価格帯的に中小・ベンチャー企業で活用しやすいものです。そういったプロダクトを掛け合わせてデジタル×データ環境を一気通貫支援する。お客様に合った環境構築できるのがアンドデジタルの強みです。

弊社がご支援して、売上拡大や業務時間の削減に成功した事例が多くあります。ただツールを提案するのではなく、お客様の課題を解決できる仕組みを提供する。そのためには、コミュニケーションを丁寧に取り、業界や各企業の特徴を加味して、最適なデジタル×データ環境を構築していきます。また、導入後も伴走して支援することで、高い評価をいただいています。

事業成長に必要なデータの基盤作りを支援

ーーー最後に、今後の目標について教えて下さい。

目先の目標は「中小・ベンチャー企業のDX支援といえばアンドデジタル」と認識してもらうことです。中小・ベンチャー企業向けのデジタル×データ活用支援をしている会社は他になく、将来性は間違いなく高いと思っています。更にこれからAIはますます普及していきます。ただ、AIを上手く活用するにもデータが非常に重要です。売上拡大や生産性向上に関してデータ化することが、今後非常に重要といえます。これから先の市場ニーズに合致し、どの企業でも必要とされる部分だと考えています。5年後、10年後にアンドデジタルが伸びていく将来が目に浮かびますね。





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