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「マーケティングを極められる最高の環境」知的探究心の塊、古川が大手広告代理店から入社した理由とは。

古川 美加/Mika Furukawa(26)
大阪府大阪市出身 2021年10月入社
グロースマーケティング事業部 クライアントグロース課
迷ったときは、心がワクワクする方へ
趣味は美術館めぐり、絵を描くこと、弾丸海外旅行

好きこそ物の上手なれとはまさに古川のこと。「人の心を動かすことが好き」バカがつくほど広告好きな彼女の知的探究心に行き止まりはあるのだろうか。小学生でパソコンに心を奪われ、中学生で画像や動画、プログラミングなど早くも制作案件を請け負っていたという。

そんな彼女がインタビューで「マーケティングを極める環境としてアンカーが一番いい」と言い切った。大手広告代理店からアンカーにジョインしたその背景に迫る。

知的探究心に行き止まりなし

疑問を持って、自分で調べて、やってみる。好奇心を原動力に自走してきた彼女の学生時代とは。

探究心の強さはむかしからですね。とくに小学4年生のときに父からもらったパソコンで世界が一変しました。ありえない情報量、そして学校生活では知り得ない情報に触れて、世界の広さを目の当たりにして。自主制作の漫画を投稿したことをきっかけに、情報検索から制作物の投稿にシフト。1対Nへ影響を与える快感を覚えました。

「これってどうやって作っているんだろう?」と、やり方を調べて自力で出来たときの感動がたまらなくて。画像や動画、HPなどつくれるものは片っ端から調べて作って投稿するうちに成長を実感して、どんどんのめり込みましたね。そんなことをつづけていると、中学生で制作案件の仕事を受けるようになりました。

制作系をある程度網羅して、大学では海外に興味がシフト。「知らない世界をみたい!」その一心で20ヵ国ほど巡りました。このころから自分で情報を得たい、現地の空気や価値観を体感したいっていう気持ちが強くなって。実際に現地にいくと、ネットでは治安が良いと書かれていたところが悪くて、その逆もあったりして。生身の情報を自ら掴みにいく大事さに気付きましたね。

尖らせたい

大手広告代理店に新卒入社し、2年目で新規事業の立ち上げに抜擢。無我夢中で走る彼女が立ち止まった理由とは。

前職はASPを主軸とする広告代理店で、1年目はアカウントプランナーとして法人の新規開拓営業を担当していました。開拓力を見込んでいただいたのか、2年目で新規事業の立ち上げに参画。WEBプラットフォーム事業で、現場の運営は私含めて2人ということもあって、無我夢中で寝ても覚めてもパソコンに張り付いていましたね。

クリエイターのサポート、SNSの運用、コンテンツ企画、機能開発企画、エラー対応の目まぐるしい日々。仕事がひと段落した深夜2時3時から機能開発の企画資料を作ったり。めちゃくちゃ大変でしたが楽しくて。サービスをイチから育てることが心底好きでした。

ですがあまりに役割が多すぎて専門知識がつかないことに焦りを感じるようになって。「この先何を武器に尖らせるのか」「何者になりたいのか」って、改めて考えたときにやっぱりものづくりが真っ先に浮かんできて。退職後、Webデザインを学ぶために半年間職業訓練に通うことにしました。

ところがここで壁にぶち当たることに。実際に案件を請負ながら習得していたのですが「どういう意図で作ったの?」という問いに答えられなかったんです。大事なのはツールを使えることよりも、意図とその意図がどう成果につながるのか、ということ。つまりユーザー設計が大事で、それを知るためにはマーケティングが不可欠だと気づいたのです。

最高の環境

デジタルマーケティング業界で複数内定をもらった古川。アンカーへの入社の決め手と業界の課題感を聞いてみた。

マーケティングを極める環境として一番いいと思ったことが決め手です。アンカーはフロント営業から広告運用、LPの提案、制作まで社内で一貫してできるんですね。これってユーザーが広告に入る入り口の興味関心に対する行動変容と、そのあとの購入促進に関わる行動変容まで、すべてのプロセスのアプローチを自分で設計できるということなんです。他社も受けましたが、ここまでできるところはなかったですね。

それにアンカーはCVが事業としてどう売り上げにつながったか、事業成長に関わる指標まで追っている。自分で分析して考えて実行したことが、ユーザーの行動変容にも影響して、クライアントの事業成長にもつながるって、もう最高の形ですよね。

業界未経験の方は「売り上げまで追うって当たり前じゃない?」って思うかもしれないけど、広告代理店もクライアントも成果ではなく予算消化が目的になっていることが多くて。前職では「今月予算消化できそうですか?」と、大手のクライアントほど消化を促される会話がほとんどでした。

年間予算を消化しない=仕事をしていないとみられてしまうので、インハウスマーケターも次第に目的を見失うんでしょうね。アカプラ時代は「この仕事になんの意味があるんだろう」って思いながらも流されていて。マーケティング会社にいながらマーケティングを深められないというジレンマを抱えていました。

足掻いて創りあげた自分の役割

目一杯、自ら手足を動かしつづけた2年間。酸いも甘いも経験した彼女がようやく見つけた道とは?

必死にもがいて尖らせることはできてきたと感じてます。アンカーに入社して2年間、びっくりするほどいろんな仕事が経験できて。フロント営業はもちろん、GDN、YDN、FB、Tik以外にも幅広い媒体の広告運用や計測設定、LPの提案や構成、バナー制作、ときにはクライアントへの企画提案もありますね。

それにアンカーは施策の自由度がとても高い。サービス領域の広さだけじゃなく、「失敗してもそれが価値、やってみよう」というスタンスでクライアントへの提案まで上司が併走してくれるので圧倒的に施策が回しやすいんです。その過程で失敗成功を積み重ねてナレッジをどんどん溜めて、向き不向きも見えたことで方向性を定めることができました。

これからはマーケターでありながらクリエイティブの見せ方を考える人として、ディレクターを目指したいと思っています。アンカーのすごいところって制限がないところなんです。たとえばいま記事LPの制作も担当させてもらっているのですが、挑戦してみたくてやり始めたことなんです。これはもっと伸ばせる!と思った案件の改善スピードを上げるために自分で作ってみたところ、うまくいって。「古川すごいやん、いいやん」と、仕事が集まるようになりました。記事LP以外にも動画広告を作るマーケターも出てきて、新しい流れが作れてきたと感じています。

課題は質を100%にしたいあまり、ぜんぶ自分でやってしまうところですね。他人を介すとどうしても意図が途切れて、質も効率も落ちると思ってしまって。ディレクション力を上げて質と効率を両立させたいです。あとはユーザーの最初の接点となるバナーや記事LPといった集客部分のクリエイティブを作れる人を自分以外にも増やしていきたいですね。リソース不足を感じることも増えてきたので、いま以上に知見を深めながら体制を強化して、クライアントへの提供価値を高めていきたいです。


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