amifaはワンプライス業界のAKBを目指します!?
「普通の女の子が”会いに行けるアイドル”になってトップに躍り出る」シンデレラストーリー、AKB48。彼女たちは高根の花や「神格化」された偶像、ではなくモーニング娘などから続いている「隣の女の子」的親近感が人気の秘密だと言われていますね。一般人の一歩も二歩も先行く美人モデルさんのような女性ではない、かと言って普通に街を歩くと光る。そんな絶妙な位置をわたしたちは「0.5歩先」と呼んでいます。amifaが目指すデザインはそこです。
例えばラッピング。一部のファンが通う最先端トレンドのお店に置かれる商品のような、エンドユーザーの「一歩先」行くデザインもわたしたちは大好きです。また昔ながらのいわゆる「包装」「梱包」に近いラッピング(「0歩先」)にも飾らない良さがあると思います。その中でわたしたちが目指すべきなのは、主力の100円ショップ売場(わたしたちのショールームだと思っています)で親近感とワクワクを同時に持っていただけるデザインの立ち位置。それが0.5歩先じゃないかな~と考えています。
例えばギフトラッピング。テクニックやデザインセンスを駆使したラッピングを皆さんも見たことがあるかもしれません。わたしたちもそれを目指せば出来ると思います。でもあえてそこは目指しません。1歩先のデザインを100円ショップで見たお客様は「私のための商品じゃない」、「私には使いこなせない」と引いてしまわれるでしょう。100円ショップにはローティーン、ハイティーン、大学生、小さいお子様を持つお母様、40代、50代、60代のお客様、そして海外のお客様、と本当に広い層のお客様が来店されます。そのほとんどのお客様が望むのは、そうした1歩先のいわゆる「突き抜けた」デザイン性ではなく、親近感の中にも心惹かれ、自分の暮らしに取り入れたいと思う商品ではないかと考えています。
この2017 サマーステーショナリー「フルーツアイスバー」。アイスバー2種のメモふせんがSNSで「かわいい」と大評判をいただき発売後わずか数週間で初回生産分欠品となってしまいご迷惑をおかけしています。これほどお客様からご指示いただけるとは嬉しい誤算でした。「0.5歩先」を狙った商品。このアイスバー付箋はとても分かりやすい見本かと思います。わたしたちが描く「0.5歩先」のイメージ。ご理解いただけたでしょうか?これからもamifaは、そこをブレずに目指したいなと思っています。