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苦手を克服して広げた交流が、やりたいことに返ってくる【コロナ禍に新たな環境での挑戦】

2020年4月に入社し、リアル空間での体験型コンテンツと、バーチャルライブ体験を提供する「deepLIVE™」のテクニカルチームの制作進行を兼任。自身のデジタルコンテンツ制作を強みにアマナで広告制作の経験を積みたいと言うSさんに、その実現に向けた社内コミュニケーション方法や今後の目標について聞きました。

これまでのキャリアと今の仕事・働き方を教えてください

インタラクティブコンテンツやwebサイトが主体の広告制作会社に新卒で3年間勤め、体験型イベントコンテンツの制作進行をしてきました。

アマナに入社して、現在はSales&Produce部門で体験のプロデュースを専門領域とするチームに軸足を置きながら、「deepLIVE™(ディープライブ)」のテクニカルチームを兼務しています。

「deepLIVE™」は、2020年7月にローンチされたバーチャル・ライブ・ビジュアルソリューションで、社内にグリーンバックのバーチャル・ライブ撮影&配信スタジオを完備しています。CGを駆使した世界観の構築や最先端技術を活用したリアルタイム合成など、アマナが得意とするビジュアル表現力を生かしたオンラインコミュニケーション空間の制作進行をしています。今は「deepLIVE™」の撮影準備やリハーサル、本番などフル稼働している状態なので、現場の感染対策を徹底してほぼ毎日出社しています。

アマナに入社した理由は?

広告業界にいるなら映像やグラフィック、タレント撮影のような、一般的に「広告」と言われるクリエイティブ制作の経験もしたいと思ったことが転職のきっかけです。

前職の業務領域は、アマナ内のチームで言うとテクノロジーを軸としたビジュアル制作の専門集団FIG LAB(フィグ ラボ)に近いです。前職時に銀座のイベントスペースの展示を私たちとFIG LABが交互に受け持っていたことがあり、当時はアマナに写真のイメージしかなかったので、デジタルにも強い会社という印象に変わりましたね。アマナのことを調べていくと、数多くのソリューションを持ち、一つの会社の中で色々な経験ができることがわかってきました。

応募した求人は映像を中心とした制作進行でしたが、私の経歴とやりたいことを面接で話すと「こっちの方が合っているのでは」と、新しくできる予定の体験重視のチームのマネジャーやリーダーを紹介されました。その時の面接官が銀座の展示を担当していたプロデューサーだったので共通イメージを持って会話ができ、私の経験やスキルも伝わりやすかったと思います。

アマナならこれまでの経験を活かしつつ、やってみたかった広告制作領域にも挑戦できると感じたことが入社の決め手になりました。

リモート環境下での入社はどうでしたか?

2020年4月1日に入社して同期とオフィスで研修を受けていましたが、緊急事態宣言を受けて出社3日で在宅のオンライン研修に切り替わりました。支給されたばかりのパソコンを一生懸命繋いで研修に参加したのを覚えています。アマナは勤怠管理アプリなどの社内システムが驚くほど充実しているので、その使い方も覚えなければなりません。HRの方にサポートしていただき、同期とお互いに教え合いながらスタートを切ることができました。

研修後、クリエイティブプロデュースチームに配属されましたが、コロナの影響で案件が延期や中止になるなどすぐに稼働できる状況ではありませんでした。チームメンバーとはリモートで打ち合わせや資料作成のお手伝いなどをしていましたが、みなさん私にどんな仕事を頼んだらいいのか手探り状態だったと思います。緊急事態宣言が明けてから、私が映像やグラフィック撮影をしたいと言っていたこともあり、他チームのCM撮影の現場に入れてもらうなどして、徐々に動き始めました。

コミュニケーションの取り方などで工夫したことはありますか?

新しくできたばかりのチームにジョインし、更にフルリモートだったので、みんながコミュニケーションの取り方を模索していました。web会議やビジネスチャット、タスク管理ツールを色々と試して、密に連絡を取れるようにするところから始まり、チーム内のコミュニケーション環境を作っていくところにも積極的に提案して関われたと思います。

入社3か月経ったあたりで、直属のマネジャーが先にテクニカルメンバーとして入っていた「deepLIVE™」に私も兼務で参加することとなり状況が変わりました。テクニカルメンバーは固定で、お客様や担当プロデューサーは案件に応じて変わります。時流にあった新たなソリューションなので社内外で興味を持つ方が多く、コロナ前だったら接点がなかったようなお客様、プロデューサー、スタッフと交流する機会を持てるのは、本当に恵まれていると思います。スタジオなどでリアルに会う時にはコミュニケーションの量を意識的に増やし、自分の好きなことや得意なこと、やりたいことなどをいろんな人に話しています。例えば、私がアイドル好きという会話から「今度こういうアイドルを使うけど何かいいアイデアない?」など、声をかけられることも増えました。もともとは人見知りですが、自分から積極的にコミュニケーションを取るようになったのは、コロナ禍で得られたスキルかもしれません。

これから実現したいことは?

リアルイベントが少しずつ復活してきていますが、バーチャルイベントが一切なくなって元通りのリアルイベントだけの世界には戻らないと思っています。今後は、オンラインもあり、リアル空間もあるハイブリッド型のイベントが主流になると思うので、そのどちらでも活躍できる人材になりたいですね。

今は「deepLIVE™」の撮影以外に関われていることはまだ少ないので、CMやグラフィックの撮影、その他のソリューション、メディアなどを絡めた仕事を経験して、アマナの中で幅を広げて動けるようになりたいと思います。

キャリアはまだまだ発展途上ですが、制作チーム、プロデューサー、クライアントの間に立ち、それぞれの意見を汲み取ってディレクションできる制作側の責任者になることが目標です。


TOP画像:前田直子 amana / アートディレクター・イラストレーター

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