「スクールガール・コンプレックス」や「ソラリーマン」等を手がけている写真家の青山裕企さんにストックフォトについてお聞きしました。
――写真の仕事のひとつとしての選択肢に「ストックフォト」を取り入れる事についてどう思いますか?
ストックフォトは一昔前に比べたら手軽になっています。参加するためのハードルがすごく低くなっていますね。それは写真を誰でも撮れて気軽にアップできる時代になってきたからだと思います。ただ、簡単に参加できるからと言って、簡単に売れるかというと、そうではなく、すごく難易度が上がっている気もするんですね。
でも、大事なのはその参加するハードルの低さです。写真の仕事をしていても、例えば広告にしても雑誌のグラビアにしても結果が分かりづらいんですよ、いい写真が撮れたといってもそれが結果に繋がっているかとか、売上が上がったとしてもタレントさんの力かもしれなし、自分の力なのかどうかわかりにくいです。
ストックフォトっていうのはコツとかもあるんですけど、やっぱり結果がダイレクトに分かるじゃないですか。
ストックフォトは本当に売れるか売れないかで結果が分かるから、良い写真だとしても売れないのは「売れない」ていうことが結果なので、そういった意味では写真の仕事の厳しさを知るためにはいいかなと思っています。
はっきりいうと1枚でも売れたらすごく嬉しいと思います。僕が写真を始めたときは20年前の学生時代で一番最初に写真が売れたのって自分が撮った写真を暗室でポストカードサイズの印画紙に焼いて、それを路上とか学園祭とかで売ってたんですよね。
そのポストカードが100円で売れたときの嬉しさっていうのは今のどんな大きな仕事でも超えられないですね。
自分が撮った写真がダイレクトにお金に変わるってすごいですよね。コンビニでバイトすればお金はすぐに稼げるけど、自分が撮った作品がお金になるのは、いくらだとしても、その嬉しさは計り知れないですね。
たぶん、1回でも売れるともっと頑張ろうと思うけど、最初の0円が1円になるのは結構大変だと思うから、そこは頑張ってほしいなと思います。
青山裕企さんのインタビュー全文を見るには以下サイトを御覧ください
https://portfolio-ai.com/yukiaoyama-interview
追記:青山裕企さんの作品がとしてロイヤリティーフリーのストックフォトとして販売開始!
「みんなでつくるスクールガールコレクション」
https://foryourimages.com/events/schoolgirl_collection
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