こんにちは!アルファアーキテクト株式会社 人事・広報担当の佐山です!
今回は、これまで紹介してきた22卒の新卒社員たちの研修担当として、入社から2か月間サポートをしていた、アルファアーキテクトで人事・労務をされている藤坂 嘉乃(ふじさか よしの)さんに、新卒研修の組み立てをどのようにしてきたのか、研修を行う上でどういったことを意識していたのか聞いてきました!
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新卒研修を通して伝えたかったこと
ー研修体制構築の一環で、藤坂さんが新卒研修を2か月実施されていましたが、5月末まで本当にお疲れ様でした!新卒研修を担当されるにあたって、藤坂さんが意識していたことがあれば教えてください。
過去の新卒研修では、私自身が新卒研修の目的を明確に出来ていなかったんです。「社会人基礎を教えること」がゴールになっていて、『目的意識』は業務をするうえで身に付くものだと考えていました。今回、研修内容を考える中で、事前にマインドセットとして『目的意識』を意識させることは出来るという事に気づきました。とにかく『目的意識、ゴールイメージをしっかり持つ』っていうことを新卒社員に伝えつつ、私自身も研修自体のゴールは何か、目的を明確にして新卒社員に伝えるというのは、とても意識していました。
マーケティングファネルに沿った研修設計
ー研修内容の組み立ても、藤坂さんの方で行われていたかと思いますが、どういう設計で組み立てていったんでしょうか?
アルファアーキテクトが、デジタルマーケティング事業を行っているので、『認知』『興味・関心』『比較・検討』『購入』『共有』というマーケティングファネルを、新卒社員たちの研修内容となぞらえながら、実際に体感してもらおうと考えました。
ー自分たちが関わる業界のファネルに沿った研修設計って面白いですね!「認知」の部分では、どういう研修を行ったんですか?
まず、社会人基礎やビジネスマナーを学んでもらい、全社員に向けて新卒社員の『認知』=『自分の事を知ってもらう』という目的・ゴールを設定して、各自様々な工夫を凝らした自己紹介スライドの作成し、発表をしてもらいました。
(4月に全社員へ向けて行った自己紹介の様子。それぞれ個性が光っていました!)
ー「興味・関心」「比較・検討」「購入」という点では、どういった研修を行ったんですか?
新卒社員が2チームに分かれ、「お互いに商品をプレゼンし、購入してもらおう」という目的でプレゼンを行ってもらいました。新卒社員同士で同じような感覚・課題感を持っているだろうと予想した上で、各チームで商品プレゼンをしてもらいました。結果、2チームとも購入に至らなかったんです。プレゼン後の振り返りで、「相手に購入させるには何が必要なのか。」という点を、新卒社員同士で話し合ってもらい「相手を知ることで課題解決に繋がる」という意識付けをするようになりました。前回の反省を活かし、2回目のプレゼンではターゲットとなる先輩社員を決め、課題をしっかりとヒアリングし、プレゼンを実施しました。結果として、ターゲットである先輩社員に対して、2チームがプレゼンした商品をそれぞれ購入してもらう事ができました。
悩んだ時、「藤坂さんの研修でやったじゃん!」と振り返ってもらえるように
ーコミュニケーションのメリハリや、新卒社員へのフォローはどのように行っていましたか?
厳しくしていなかったのですが、言うべきことをしっかり伝えることは意識して、なんでも相談してねっていうのは常に伝えていました。また、疑問や不明点に対しては、毎朝行っていた朝会や日報で質問があれば、その都度解消するようにしていました。
ー本配属後も、藤坂さんの研修内容を業務でもぜひ活かしていただきたいですね!
そうですね!新卒社員に、私の顔を見た時に「目的意識!」って思うようになったと言ってくれていたので、そういった存在になれたのは良かったなと思います。(笑)6月から新卒社員はSales Unitに本配属となりましたが、営業する中で悩んだり、迷ったりしたときに、「藤坂さんの研修でやったじゃん!」って同期同士で言い合える状態になってくれると嬉しいですね。また、今回の新卒研修を通じて、私が新卒社員に伝えていたことは、見てる視野の広さや経験の量が違いますが、普段上司に突っ込まれているポイントと同じだなと気づきましたね。
6月から、Sales Unitへ本配属となった、新卒社員たち。
以前、新卒社員へインタビューした時にも「目的意識を持つ」という事に対して、すごく意識していたので、藤坂さんが研修を通じて伝えたかったことが、新卒社員たちにもしっかり伝わっているんだなと感じました。2か月間の研修で学んだことを糧に、今後の活躍を楽しみにしています!
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