こんにちは!アルファアーキテクト株式会社 人事・広報担当の佐山です!
私たちの生活において、どんどん身近になってきている「AI技術」
動画広告市場の中でどのように活用されていくのか、当社でのAI関連における取り組みについてVol.1~Vol.3までのシリーズとして紹介していきたいと思います。
今回は、「AIツールが動画広告のクリエイティブに対して、どのようにアプローチできるのか」について、お話しさせていただきます。
動画広告におけるAIのトレンド
昨今、動画広告制作・アイトラッキング・効果予測などの分野で、AIを活用したツールが急速に普及してきています。その中でも特に、制作・クリエイティブ領域のAIツールが急進しています。
背景には、これまでの動画広告制作過程がアナログかつ属人化し、技術介入要素が非常に多かったことがあります。とはいえ、AI関連のツールにおいては、まだまだ発展途上の段階であるため、導入されていない広告主も多いです。
今後、AI ツールが動画広告の施策支援として、さらに活用ニーズが高まっていくのではと考えています。
動画広告のクリエイティブ制作における課題
動画広告のクリエイティブには、広告主のRFP・クリエイティブディレクターの企画力・制作予算・納期が、主だったクリエイティブ制作における決定要因です。
制作完了後、広告キャンペーンのPDCAを実行する際に、クリエイティブ検証のための評価指標である、広告配信結果(アクチュアルデータ)が必要となります。
しかし、クリエイティブ自体を分析したデータが無いため、制作工程はクリエイターの経験値に依存しているのが現状です。また、動画は静止画と異なりタイムライン(時間軸=動画尺)を持っているため、分析要素が多く、クリエイティブ内容の評価をデータ化、可視化することが困難でした。
アルファアーキテクトの取り組み
当社は、動画広告の制作と自社サービス「VeleT(ベレット)」での動画広告配信・運用を提供しています。
上述の課題背景から、当社は動画広告のクリエイティブをデータで評価するためのAIを活用した新サービスを鋭意準備中です。
新サービスは、独自のAIモデルにより、クリエイティブを複数の切り口で評価をすることで、広告主やクリエイターの動画広告制作を支援することが可能となっていきます。
様々な分野で活用されているAI技術も、動画広告市場において非常に注目すべきツールになると考えています。