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アイザックはバリューを刷新しました!「かなり良いVALUEができたので共有させて欲しい」

こんにちは、アイザック代表してます田中です!
アイザックは創業以来はじめてのバリュー刷新を行いました。かなり良いバリューができたのでちょっと語らせてください!

策定プロセスやバリューとは何か?論については、たくさんの先輩経営者がナレッジを残してくださっているので、このnoteではシンプルにリニューアルの経緯と新しいバリューについて書いていきます。
僕らがなぜバリューを作るのかの理由・要件は以下です!

  • 数字だけでは判断ができない事象に対して、判断を下せるようなもの
  • 採用の場面で求職者に会社の雰囲気や情報をたくさん伝えられるように
  • オーナーシップ、スピード、感謝の気持ち、現時点で100%共感を得られるようなものを、あえてValueにしない。Valueを制定することによって組織が前に進むことを期待する

リニューアルの経緯

アイザックにはこれまで「Less is more(より少ない方が、より良い)」「Play work(遊び心ファースト)」という2つのバリューが存在していました。

Less is moreを体現して、2つのみのシンプルなバリュー
2、3年前にカジュアルに決めたこのバリューもアイザックらしくて割と気に入っていたんですが、メンバー数が増えるに連れ「行動指針」としての役割を果たしきれていないと感じるシーンが出てきました。

というのも、バリューを前回決めた時からアイザックは社員数もプロダクト数も4倍以上と大きな組織になっていました。今年の1月にはパーパスを策定、6月にはオフィス移転も実施しています。

「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」共同創業者2人が語る、パーパス策定に込めた想い | aisaac inc.
アイザック株式会社は2023年11月に創業9年を迎えました。この大きな節目に「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」というパーパス(=存在意義)を新たに策定しました。エンジニア主導で...
https://www.wantedly.com/companies/aisaac/post_articles/885275
"非上場志向スタートアップ"のアイザック、本社を移転
アイザック株式会社のプレスリリース(2024年6月19日 10時45分)"非上場志向スタートアップ"のアイザック、本社を移転
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000017594.html

拡大を続けるアイザックでは、以前のように経営陣がすべてを把握し判断することが難しくなってきました。メンバーが増えたことで価値観も多様になり、異なる価値観ゆえに発生する合意形成なども増えてきました。タケノコ派かキノコ派かの議論で消耗する必要ってないですよね。

結局事業や会社の意思決定って数字だけじゃ判断できないことの方が多いし、どれだけたくさんの意思決定をデリバリーするかが価値構築に繋がると思っています。メンバーが日々プロダクトに向き合う中で、無駄な議論を生むことなく最速でゴールに辿り着くための判断基準が必要になってきたタイミングを感じたので、今回リニューアルを行いました。

刷新にあたり大事にしたこと

旧バリューはトップダウンで決めてしまったので、新しいバリューはメンバーの価値観や今のアイザック文化を反映させるため、社員アンケートやワークショップを実施しました。

▲旧オフィスで実施したワークショップ

▲メンバーみんなで議論しました

パーパス「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」と、ミッション「世の中を、実験しよう」と一貫性のあるバリューを策定するため、valueにするものとしないものを決めました。

  • Valueにするもの
    • パーパス・ミッション達成のために「必要不可欠」なマインド
    • 事業が苦しくなった時に、踏ん張れる
    • 事業の成長を後押ししてくれる
    • 判断に迷った時の、拠り所となる
  • Valueにしないもの
    • 異論や反論の余地がないもの
    • どの会社にも当てはまる一般的なビジネスマンとしての心構え

3つの新バリュー

社員のみんなに今のアイザックの良さやこれから見直したいカルチャーなどを回答してもらい、これから大切にしたい価値観・指針として設けたのがこの3つです。

VALUE 01 ワクワクを勝たせろ

ビジネスとして挑戦をする以上、勝ちにいくことは当たり前。

だけど、ただ勝つだけではつまらない。

自分たちが「本当にワクワクしていること」で勝負に挑み、

直面するであろう困難さえも、まるでゲームのように楽しみながら、

ワクワクする純粋な気持ちを勝たせる。

その方が、普通に勝つよりずっと難しいけれど、

その方が、ずっと楽しい。ビジネスとして挑戦をする以上、勝ちにいくことは当たり前。

だけど、ただ勝つだけではつまらない。

自分たちが「本当にワクワクしていること」で勝負に挑み、

直面するであろう困難さえも、まるでゲームのように楽しみながら、

ワクワクする純粋な気持ちを勝たせる。

その方が、普通に勝つよりずっと難しいけれど、

その方が、ずっと楽しい。

旧バリュー「Child Heart / Play work(遊び心ファースト)」は、遊ぶように熱中してトライ&エラーを繰り返すことが大切だ、という価値観に重きを置いたものでした。ですがこれからのアイザックにはこれに加え「勝ちへのこだわり」いわば「強豪校感」が必要なのではないか?という意見が出ました。

遊ぶように熱中するという「プロセス」も大事ですが、それと同じくらい、ワクワクした未来をつくるために「勝つ」ことはマスト要件です。「勝って当たり前」というプレッシャーの中で、自分の実力を発揮して競技(事業)を楽しめる組織感・空気感が大事であることをメンバーと再認識し、Child Heart / Play Workに「勝ちへのこだわり」の要素を追加してバリューを再定義しました。

VALUE 02 Less is more

本質的なことは、そう多くない。

ソースコード、ドキュメンテーション、社内の制度や仕組みも。

「何を残すべきか?、何に集中するべきか?」を問い続ければ、

本当に必要なことが見えてくる。

限られた時間と思考を、価値あるものに集中させるからこそ、

出せるスピードと成果がある。本質的なことは、そう多くない。

ソースコード、ドキュメンテーション、社内の制度や仕組みも。

「何を残すべきか?、何に集中するべきか?」を問い続ければ、

本当に必要なことが見えてくる。

限られた時間と思考を、価値あるものに集中させるからこそ、

出せるスピードと成果がある。

今回も引き続きバリューとして設定した「Less is more」は、「それLess is moreじゃないよね」「Less is moreでいこう!」と日常のコミュニケーションで交わされている実感はありました。それでも、全社アンケートで81%が「とても共感している」と回答したのには、正直「ホントかよ!」と思いました笑。

メンバーへの浸透度・共感度が高い一方で、体現度はまだ100じゃないなと。定義や解釈違いを改めて、指針として再度掲げました。
このバリューは、削ることそれ自体が目的ではなく削った先にあるコアにより向き合えることが大事なんです。例えば不要なミーティングはガンガン削りつつそのミーティングで得られていた価値をどうやって掬い上げるかが大事で、ミーティングの例で言えば「メンバー調整する」や「数値共有はテキストのみですます」など。

このバリューは「単に短ければ良い、シンプルが良い」のではなく、本質を見極め、必要なものを際立たせて思考しようという大切な価値観です。

VALUE03 Get things done

中途半端に終わらせることが、一番かっこ悪い。

やってみたいと思ったことなら、最後まで考え抜いて

成果を出すまでやり切る。

うまくいかないことも、必ずある。それでもまた失敗を恐れずに

試行錯誤を繰り返せるか?

これが、実験から発明につながるかの分かれ道になる。中途半端に終わらせることが、一番かっこ悪い。

やってみたいと思ったことなら、最後まで考え抜いて

成果を出すまでやり切る。

うまくいかないことも、必ずある。それでもまた失敗を恐れずに

試行錯誤を繰り返せるか?

これが、実験から発明につながるかの分かれ道になる。

アイザックが大切にしたい価値観としてまだ言語化されておらず、かつアンケートでも課題感を感じているメンバーが多かったのが「オーナーシップ」でした。

▲コミュニケーションスタイルはすでに浸透しており、異論や反論の余地がないためあえてバリューにはせず

目の前にある仕事を120%のクオリティでやり抜き積み重ねることが、大きな勝利、ワクワクを勝たせることにつながります。事業を成功させるのは簡単なことでなく、試行錯誤し、施策を実行しては改善するの繰り返しの先に大きな事業成長が待っています。

実験すること・試行錯誤を重視し、多くの新規事業が立ち上がるアイザックですが、今後はさらに生み出したものを成長させ切る事を大切にしていきたいと改めて言語化しました。

まとめ

新バリュー策定後は、早速Slack絵文字にして、大きなパネルを作り、ポストカードなんかも作りました!浸透施策はカルチャーチームが考えてくれますが、時期が来たら表彰や評価制度に組み込んだり、バリュー体現スピーチをしてもらったりするかも知れません。

当たり前ですがバリューは掲げて終わりではありません。このバリューを100%体現して全ての意思決定を高速に実行して改善して、実験のサイクルをたくさん回して普通の会社が10年かかるところを1年に縮めるようなワクワクする勝利をおさめます。

https://aisaac.jp/ では一緒に実験してくれるメンバーを大募集中です!!ポジションは全方位採用中ですが、特にプロダクトのマネジメントとマーケでお力添え頂けるメンバーを探しています!

アイザックでLess is moreGet things doneしてワクワクを勝たせましょう!お待ちしています!!

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