宿泊・旅行業のDXを推進するaipass株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田 真由美、以下 アイパス)は、日経クロストレンドが発表する「未来の市場をつくる100社【2024年版】」に、「旅行・インバウンド」カテゴリーで選出されたことをお知らせします。
■選出の背景
宿泊業界においては元来よりアナログオペレーションの多さによる生産性の低さが課題となっておりましたが、コロナ禍の突入により観光・宿泊需要が激減する一方、非対面・非接触オペレーション構築のための設備・機器投資が求められ、経営の圧迫に繋がっていきました。コスト削減のために人員整理を行った宿泊施設も少なくありません。コロナ禍の収束後は、国内客だけでなく、入国制限緩和によるインバウンド客も含め急激な需要回復フェーズへと転じましたが、その反面で働き手不足が目下の大きな課題となっています。
弊社はコロナ禍における宿泊施設の課題解決と、旅行者の利便性向上を目的として、旅行者のスマートフォンで事前チェックインを行うことで、宿泊施設のフロントにおける対面業務を最小限に抑えることができる「スマートチェックイン」の仕組みを開発し、2020年より「aipass(アイパス)」ブランドでサービス提供を開始いたしました。その後スマートチェックインをベースに、宿泊業の運用、接客、集客をオールインワンでDX化できるホテルシステムへと拡張し、煩雑な業務オペレーションの効率化に寄与するサービスとして、全国300以上の宿泊施設にご利用いただくまでに拡大してまいりました。
こうした取り組みをご評価いただき、この度、日経クロストレンドが発表する「未来の市場をつくる100社【2024年版】」に選出いただきました。弊社はDXを通じて宿泊事業者の課題を解決し、安定的に事業継続できる環境をご支援しています。また今後は宿泊業のDXで得たデータをもとに、スマートトラベルの領域まで事業を拡張させることで、旅行の新しいバリューチェーンを構築してまいります。
■日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」について
株式会社 日経BP(本社:東京都港区、社長:吉田 直人)が運営するマーケティング専門メディア「日経クロストレンド」にて、2019年より毎年12月に掲載している恒例企画です。複数のベンチャーキャピタルをはじめとした各界識者への取材や、『日経トレンディ』(2023年11月号)の特集「スタートアップ大賞2023」の登場企業を含めて、約200社をリストアップ。その中から、「新しい市場(新規性)」「売れる(成長期待)」「生活の変化(社会インパクト)」という3つの視点で日経クロストレンド編集部が評価し、新時代を切り開き、2024年に飛躍が期待できる100社として選出しています。
▽日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2024年版】」特集ページ
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00923/
▽株式会社日経BPのプレスリリース https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20231204/
■aipass株式会社について
2019年11月に創業し、「Making experience better for everyone.」をミッションに掲げ、宿泊業を中心により良いオフライン体験を提供する Experience System『aipass』を提供しています。旅行者のスマホを活用したスマートチェックインなどのゲストアプリをベースに接客支援、運用支援、集客支援のカテゴリから30種類ほどのプラグイン機能を組み合わせることで、施設にとって理想の運用を構築し、業務効率化と顧客体験向上を実現しています。