今日は各店舗で行われている、店内ミーティングについてご紹介します。
薬局で話し合うことなんてあるの?と思う方もいると思いますが、会喜調剤薬局グループでは月に1度、各店舗のスタッフが全員集まって話し合う場(ミーティング)を必ず設けています。
議題内容や実施の時間帯は店舗によって異なりますが、おおよそ30分~1時間くらいの時間を取り、しっかりとミーティングを行っています。
業務終了後に行う店舗は、そのままみんなで夕ご飯を食べに行くことも。
ラーメン率が多い店舗やお寿司率(回転すしですが)が多い店舗・・・。それぞれの薬局の個性が出ます!(現在はコロナ状況下なので外食はしていません)
では、店内ミーティングでは何を話しているかというと、
・今月取り組んだことの反省
・店内目標の進捗確認
・今後のスケジュールや連絡事項の共有
・問題点の抽出
・問題点の改善策を考える
・店内での勉強会
などについて、真面目に話し合っています。
何のためにやるのか
ミーティングを行う理由はいくつかあります。
・情報の共有
・問題点を挙げる
・問題の解決策を考える
・店舗目標の進捗の確認と振り返り
・全員が参加意識を持つための取り組み etc...
シフト制の勤務体系なので、常に店舗の全員が同じ時間帯に働いているわけではありません。
店内で起きた情報を共有し、問題があれば解決策を話し合う。全員が参加意識を持つことで活発な意見が挙がり、最終的にはサービスの質の向上に繋がると考えています。
意味のある話し合いにするために
わざわざ全員の時間を確保して話し合いを行うわけですから、有意義な時間になるよう心がけています。
話し合いたい議題を事前に募集したり、時には議題を案を挙げた人と話し合ったりと、事前の準備をしっかりと行っています。
・議事録を取り共有する
これは決定事項の記録をするためです。話し合いを進めていくうちに、記録をしないと何が決まったのか分からなくなってしまいます。それだけでなく、可視化して残すことで参加できなかったスタッフがいたとしても共有できるようになっています。
また、振り返りの時に議事録を確認することで、決定したことがしっかりと実行できているのかをチェックできることも大切なポイントです。
・決定事項の初動を迅速に起こす
せっかく良いアイディアが出ても、行動に移さないのでは意味がありません。
ミーティングで決定したことは1週間以内に着手することを心がけています。
・問題があっても責任追及の場にしない
起きてしまったミスや問題を振り返り、次に活かすことはもちろん大事ですが、ミーティングが責任追及の場になってしまってはいけません。
大切なことは「同じ失敗を繰り返さない」こと。同じミスが起こらないように、どういった経緯でミスが起きたのかを全員で共有し、改善策を考ます。
・意見交換のしやすい雰囲気作り
役職などの肩書を気にしない意見交換がしやすい環境、雰囲気を作ることは大切です。当グループでは、普段から薬剤師に対して、先生呼びではなく「〇〇さん」と呼んでいるという記事を過去に紹介しましたが、「薬剤師と事務はフラットな関係」という認識が浸透しています。
ミーティングの場においても、フラットな関係で変な気を遣うことなく、新入社員の人でも発言のしやすい雰囲気を作ることを心がけています。「十人寄れば文殊の知恵」で、全員で話し合ったほうが良い意見が出やすいですし、議論した内容の完成度も高まります。
全ては「よい医療のため」に
店内ミーティングは各店舗で行われていることはご紹介したとおりですが、最大の目的は何かというと、社長がモットーとする「良い医療を行うため」です。ここで言う「良い医療」のことを嚙み砕いて言うと、「親切であたたかい、質の高いサービス」のことを指します。
ミーティングが共有の場であったり、問題解決の場であったりすることは間違いありませんが、何よりも患者様に対するサービスの質を高めるために行っています。
薬局は1人だけでは営業できません。薬剤師、栄養士、医療事務など様々な職種の人が集まって患者様に医療を提供しています。それぞれの部署が自分の責務をしっかりと果し、さらに職種の垣根を超えて協力することで、「良い医療」が可能になると考えています。
職種は違えど、スタッフ全員が目指していることはひとつです。薬局のシステムを統一することと、皆の意識を統一すること、それが行のが店内ミーティングです!
会喜調剤薬局グループのモットーは「親切であたたかい、質の高いサービス」です。
薬局を利用していただく皆様に、薬物治療を通して生活の質の向上(QOL)や患者満足度を高めていただくことが私たちの仕事ですが、それだけではなく ”あなたに相談してよかった”と思っていただけるような薬局を目指しています。
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