社員インタビューの記念すべき第1回!今回話を聞いたのは入社6年目の中島さん。
薬剤師なのにデザイン担当?「何事も楽しくないとイヤ!」そう話す中島さんにこの仕事の魅力や今後の野望について話を聞いてきました。
ー 周りには大学進学と同時に地元を離れる人も多かったと思いますが、中島さんが地元就職にこだわった理由は?
漠然と地元に戻りたいなと考えていました。もともと人混みが嫌いというか・・・(笑) 大学のあった新潟でさえ、遊びに行くくらいがちょうどいいかなと。そのまま残ろうとは思わなかったですね。会喜調剤薬局グループを知ったのは大学で行われた企業説明会です。何十社もの企業が参加している説明会の中でも、地元企業ということや、転勤がないこと。この会社特有の「やさしさ給」という評価制度も印象的で決め手のひとつになりました。
ー 実際に入社してから会社のイメージに変化はありましたか?
根本的なところは変わっていません。新卒だったこともあり先入観として、会社って「評価=能力」と思っていましたが、この会社は評価対象に人格だったり人の温かさや優しさが含まれている。他の会社にはない魅力だと思いました。
働いている人たちも意外と優しい人ばかりです。社員同士の繋がりもありますね。気の合う仲間どうし、仕事終わりに食事や飲み会をしてみたり、冬は若手メンバー5~6人でスノーボードに行ったりもしています。
ー 中島さんを見ていると薬剤師の仕事を楽しんでいるように感じます。そう思えるきっかけなどはあったのでしょうか?
入社して3年目に担当した職業人講話で発表した経験が大きいと思います。高校生の前で薬剤師という仕事について話すというものだったのですが、改めて仕事に対しての責任感を見つめ直すきっかけになりました。人に伝えることでより一層、仕事に対する誇りや責任感も持てましたね。意外と人前で話したりするのが嫌いじゃないんだという発見もありました。数日後に講話を聴いた高校生から手紙が来たのですが、前向きな感想がたくさん書かれていて、とても嬉しかったことを覚えています。
ー この仕事の魅力や、難しい点も含めやりがいを教えてください。
改めて医療はひとりではできないなと。医療現場には医師や看護師、様々な職種の方がいますが、ひとりひとりがそれぞれの立場で意見を持っている。だからこそ、それぞれの専門性を活かしたアプローチは勉強になることも多くあります。違うことは違うと言うことも大事ですし、どうすれば相手に伝わるか、といったことを考えながら日々業務にあたっています。相手も人なので、必ずしも薬を飲んでくれるとは限らない。自分の想いが相手に伝わらないときは難しいと感じますが、こういう時こそ薬剤師の腕の見せ所だと感じるんです。逆に症状に改善がみられた時や、次に薬局にいらっしゃった時に「飲みやすかったよ」「良くなったよ」とリアクションがあった時はとても嬉しいですね。
↑中島さん作の名刺。
ー 日々勉強の仕事ですね。薬剤師の仕事以外に、力を入れていることはありますか?
社内のデザイン担当をしています。薬局で皆さんに配布している健康情報の冊子や、名刺や電柱の看板、お薬手帳に貼るシールのレイアウトなどをデザインしました。幼少期から絵を描くことが好きでデザインやレイアウト関係の仕事に憧れていました。最終的には薬剤師になりましたが、デザインで人の役に立つことがしたいという想いは消えていなくて・・・。この会社は医療の分野に限らず、個人の「やりたい!」があればやらせてもらえる会社なのでチャンスを活かそうと。発表用のスライドなどを作るときはついこだわってしまいますね(笑)ユニバーサルデザインコーディネーター(人を差別しないデザインづくり)の資格も取得したので、今後も得意分野を仕事に活かしていきたいです。
ー 仕事をする上で大切にしていること、また今後どのような仕事をしていきたいかお聞かせください。
「正直である事」が大切だと思います。やはり医療という分野ですので、相手に対しても自分に対しても嘘はつけません。万が一見過ごしてしまうようなことがあれば、被害は患者さんにいってしまいます。常に責任感を強く持って仕事をするようにしています。あとは、楽しさも大事だと思いますね。プライベートはもちろんですが、私は仕事をする上でも楽しくないと続かないと考えています。苦手な仕事もありますが、その中でも楽しさを見つけてやることが大事だと思っています。
これは仕事に限らずですが、今後も情報発信はしていきたいと考えています。例えばインフルエンザが流行する前に、対策方法を発信するなど、自分の得た知識を患者さんにアウトプットしていきたいです。もちろんその為には勉強を継続していくことも必要ですし、そういう意味では常に勉強が必要な仕事だと思います。デザインについても、より人に分かりやすく伝わる工夫を今後も心がけていきたいと思っています。
ー 何事も継続していくことが大事ですね。貴重なお時間ありがとうございました。
今回、薬剤師の仕事は一生勉強だと話してくれた中島さん。誠意を持って相手に真摯に向き合うというのはとても大事なことだと気づかされました。